カモのいろ色日記~今日は何色?

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上野に~「禅 ー心をかたちにー」展

2016-11-12 | お気に入り
小春日和のお出かけ日和〜
午後、上野に用事があったので、午前中を有意義に過ごそうと
先日、BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」で観た、上野の国立博物館で開催中の「禅」展
仏教美術は好きですが、禅美術と言われ…
わざわざ上野まで足を運ぶほどの魅力を感じなかったのですが、
「ぶらぶら〜」観て、山田五郎さんの解説を聞いているうちにだんだん興味が湧いてきました〜

といえば、達磨さん
上のポスターの迫力満点の達磨像は、江戸時代の隠元禅師のもの。
展覧会後期には雪舟の国宝「慧可断臂図」も展示~
達磨大師に入門するため腕を断ち切り差し出してる図!(すごいお話です

禅僧の肖像画もたくさんありましたが、さらっと眺め
狩野派長谷川等伯の障壁画は素晴らしい〜
国宝の水墨画「瓢鮎図(ひょうねんず)」
これはひょうたんでなまずは捕らえられるか?の問いに31名の禅僧が漢詩で答えを記している、賛と図の軸です。
一休さんのとんちよろしく、禅問答は分かったようで雲に巻かれたような。。
深い教えを分かり易く説いているんでしょうが・・

禅の教えを分かり易くといえば、「十牛図」も展示されてました。
逃げた牛を探す一人の男が牛を見つけ、暴れる牛を捕らえ、牛に跨り家に帰る。
そして、牛と一体となったことを円相で表しているとか。。
十の場面で描かれています。
また、「仏は皆の内にいる!」ことを表している仏像も!お腹を開いて仏の顔を見せています

それから、禅文化といえは茶の湯
国宝の「油滴天目」「玳玻天目(たいひてんもく)」茶碗も。
テレビで見た感じより小ぶりな茶碗
天下の三大肩衝(かたつき)の1つと言われる唐物茶入の「新田肩衝(にったかたつき)」が展示されています。
これも「ぶらぶら〜」で聞いて、ならば見てみたいと思った作品!
所持した人物が、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などとスゴイ
言われなければ、スルーしそうな茶入でした

さて、外に出ると気持ちの良い天気〜
東博では春秋、本館裏の庭園が公開されます。


只今公開中~
まだ紅葉には早いようですが。

駅で購入したお弁当を、お庭を眺めながらいただくことに~
今日は、まい泉の玉手箱 ¥685

カツサンドとおいなりさんとかんぴょう巻きと煮物が入ってます。
外でお弁当食べるのも、今年最後かな?

             
             お庭には、茶室のような建物が点在しています。

こちら京都九条邸からの移築の建造物と。

秋の一日〜
暗くなるのも早いですね。
上野公園の桜並木イルミネーションが入っていましたよ〜

ピンク色〜