カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

運慶展に〜 横須賀美術館

2024-12-12 | お気に入り


横須賀美術館で運慶仏が見られるというので行って来ました
「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」
〜12/22まで






横須賀美術館は三浦半島の観音崎に位置し、前面に海が望める素敵なロケーションの美術館です。


鎌倉経由だったので、はんなりいなりを買って来ました。
海を眺めながらいただこうと思い広げて食べ始めるとカラスが!
近くでカーカーと
仲間を呼んでる⁉️
隣のベンチまで降りて来て…
仕方なくその場を離れました。。
気持ちいいロケーションでお昼と思ったんですが、この辺りはカラスやトンビが多いですからね…
以前鎌倉で娘がお饅頭をトンビに取られました!


さあ「運慶」展に〜観覧料¥1.000
今回運慶展の会場は、地下展示室5.6.7
スタッフの方がこちらですと、幕を少々開けて中へ案内してくれます。
阿弥陀三尊像がどーんと鎮座されてます
大きいです!丈六仏?
その両脇に毘沙門天と不動明王
全て重要文化財。
これら5体の仏像は横須賀市芦名の浄楽寺所蔵。
12世紀ごろ三浦半島で力を持っていた武士・三浦一族の一人、和田義盛の発願により運慶が作った仏像。
胎内からそれを示す銘札(めいさつ)なるものが出てきたそうです。
運慶は奈良で活躍した仏師ですが、東国武士との関係も深かったようです。
北条時政が建立して伊豆の願成就院にも運慶が作った仏像があるそうです。
(いつか観たいですね
運慶仏は、当時の理想的肉体である健康的で力強さを表現し、その体躯は重量感があり、衣の襞は複雑で写実的に表現されています。
こんな素晴らしい仏像が横須賀にあるとは、改めて驚かされました。
当時は鎌倉にも運慶作の仏像があったようですが、戦禍で失われてしまったとか。
今日運慶作とはっきり分かっている像は18体と。
5体が横須賀の浄楽寺に現存していることは大変貴重!
現在重文ですが、いつ国宝になってもおかしくない仏像かと


絵葉書を〜

2024.12.11  鑑賞