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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

(ベネズエラ連帯) ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.14

2021-08-20 | ラテンアメリカ
ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.14
( 2021年8月19日 )


(ペルー要点)
・ 7月28日にカスティージョ大統領が就任してすぐに新政権に対する攻撃が始まった。右派が多数を占めている議会が左翼閣僚の解任を要求。カスティージョは対話を主張。 / 軍が反カスティージョで動き出す「兵舎の乱気流」がうわさされたが、新たな軍首脳を任命する大統領令は、「カスティージョが制服を着た人々の階層的な等級に従って任命した」ことで、とりあえず収束。 / だが、エクトル・ベハール外相のここ数年の発言(特に軍の弾圧に対する批判)が激しい中傷キャンペーンに晒され、彼はこの17日に辞任を発表。緊迫した状況に。
・ 8月5日、「リマ・グループ」からの撤退を発表。そのすぐ後に、セントルシアも撤退。事実上「リマ・グループ」は機能マヒに。 / 「リマ・グループ」は、ベネズエラの反体制派を支援しマドゥーロ政権の打倒を目指して、2017年8月にペルーの首都リマで11のラ米諸国とカナダで結成。その後5ヵ国が加わり、17ヵ国に。だが、2019年から有力国のメキシコ、ボリビア、アルゼンチンが離脱し、今回さらに2ヵ国が離脱した。
・ カスティージョが信奉するマリアテギについて、Workers World(July 21)が少し詳しく報じている。「ペルー解放党(Perú Libre)は、マルクスとレーニンそしてペルーのホセ・カルロス・マリアテギを、その政治的ビジョンの知的基盤」としている。ペルーの具体的な現実にマルクス主義を適用し、農民(貧農)と先住民の革命的な可能性を認めた。マリアテギの影響は広範囲にわたり、チェ・ゲバラ、サンディニスタ、解放の神学者のような人々にも見られる。等々。
【カスティージョの党「Perú Libre」は、メディアでは「ペルー自由党」と訳されているが、ここでは「ペルー解放党」と訳す。Libreには「自由」だけでなく「解放」の意味もあり、内容上そう訳す方がいいと思われるので。】

(キューバ要点)
・ 7月11日の不安定化策動に対する国際的なキューバ連帯・米国糾弾の運動が、世界中で次から次へと拡大し発展している。「Let Cuba Live!」「キューバから手を引け!」「封鎖・制裁を解除せよ!」 / 新たなコロナ感染の拡大の中で不足する医薬品も含め、キューバへの支援物資の搬送も活発化している。 / そのような状況の中で、8月13日、フィデル・カストロの生誕95周年がキューバ国内でも国際的にも盛大に祝われた。
・ 今回の不安定化策動の目的のひとつはキューバへの封鎖・制裁を強化する理由をつくるためだとする記事がペルーの「Libre」紙に出た。それをPrensa Latina(7/23)が報じた。 / バイデン政権がトランプ政権の下で強化された封鎖・制裁を維持し続けていることへの非難が、国際的にも国内的にも高まっていく中で、封鎖・制裁の継続に正当な理由があるという状況をつくり出そうとした。だが、それは完全に逆効果となり、新たに追加された制裁だけでなく60年以上にわたるすべての制裁を解除せよという運動として、キューバ連帯・米国糾弾の運動が全世界で拡大・発展している。
・ 琉球新報に、「米、デモ参加者に報酬」/駐日キューバ大使が会見(2021.8.18)という記事が掲載された。

        ――  ――  ――  ――  ――  ―― 

(ペルー)

Prensa Latina 2021.8.18
Opposition aims to impeach Peru's President after FM's resignation
(ペルー: 外相辞任後、反政府野党は大統領弾劾を目指す)

teleSUR Published 17 August 2021
Peru's Foreign Minister Resigns (ペルー外相が辞任)
エクトル・ベハール外相は、火曜日(8/17)、彼がここ数年に地元メディアに対しておこなった発言が操作された激しい中傷キャンペーンの後、彼の辞任を発表した。 / 大統領府の戦略コミュニケーション・プレス事務局のプレス・リリースによると、閣僚として18日間しか続かなかったベハールが辞表を提示した後、ペドロ・カスティージョ国家元首はそれを受け入れた。新外相は数日中に知られると推定されている。【「アルベルト・フジモリ独裁政権(1990-2000)のときの反乱組織と市民に対する抑圧の主な責任は陸軍であったと述べ、その際、ペルー陸軍を“テロリスト”と表現した」というような報道がなされていた。】

teleSUR Published 13 August 2021
Peruvian Right Seeks Impeachment of Minister Hector Bejar
(ペルー: 右派、エクトル・ベハール外相の弾劾を求める)

teleSUR Published 12 August 2021
President Castillo Discusses Key Issues with Peruvian Congress
(ペルー: カスティージョ、主要問題を議会と議論)
大統領と議会は、経済の再活性化、COVID-19パンデミックに対する戦略、腐敗との闘い、および人民の利益のための他の諸問題について議論した。

teleSUR Published 10 August 2021
Peruvian Congress Begins Offensive Against President Castillo
(ペルー: 議会がカスティージョ大統領への攻撃を開始)
カスティージョがGuido Bellido やHector Bejarなどの左翼閣僚を解任しなければ、野党は内閣に対して信任投票を与えないだろう。 / ペルーの右派は、議会のマリア・デル・カルメン・アルバ議長を通じてペドロ・カスティージョ大統領に圧力をかけ、左翼的立場で野党を不快にさせている複数の閣僚を解任しなければ、ほとんどの政党は最初のカスティージョ政府の就任を承認しないだろうとほのめかした。

Peoples Dispatch August 10, 2021 by Peoples Dispatch
Lima Group left without home base following Peru and Saint Lucia’s withdrawals
(「リマ・グループ」はペルーとセントルシアの撤退でホーム・ベースなしになった)
「リマ・グループ」は、ベネズエラに対する米国の政権交代キャンペーンを支援するために設立された。結成からわずか4年で、すでに5カ国がグループから撤退した。 / ・・・ / 「リマグループ」は、ラテンアメリカの右翼政府のブロックであり、米国、米州機構(OAS)、欧州連合(EU)の支援を受けている。2017年8月にペルーの首都リマで設立され、ベネズエラの反体制派を支援し、ボリバル革命の信用を落とし、ベネズエラ政府に対する外交措置を強化し、ニコラス・マドゥーロ大統領の辞任を余儀なくさせることを目的とした。 / もともとは11のラテンアメリカ諸国とカナダで構成されていた。その後、地域の他の5カ国がグループに加わった。しかし、結成からわずか4年で、すでに5カ国がグループから撤退した。メキシコは2019年1月、ボリビアは2020年12月、アルゼンチンは2021年3月、現在はペルーとセントルシアが離れた。とりわけ、ペルーの離脱は、グループの創設国であり、グループは首都にちなんで命名されているため、同盟にとって最も鋭い打撃である。

Granma(Spanish) 5 de agosto de 2021 Autor: Redacción Internacional
Anuncia Perú salida del injerencista Grupo de Lima (+ Video)
(ペルー: 干渉のための「リマ・グループ」から撤退することを発表)
ペルーのHéctor Béjar新外相は、ペドロ・カスティージョ大統領が実施する非干渉的な外交政策により、自国の「リマ・グループ」からの撤退を発表した。

teleSUR Published 5 August 2021
Peru: Castillo Invites Military To Accompany Process of Change
(ペルー: カスティージョ、軍に変革過程を共にしようと呼びかける)
カスティージョ大統領は、本日(8/5)、軍と警察の最高首長として認められた。そして、より威厳があり、協力的で、人道的な未来のために、軍と警察が開始された変化に参加するよう呼びかけた。

Prensa Latina 2021.8.5
Peru government insists on dialogue despite opposition hostility
(ペルー: 政府、野党の敵意にもかかわらず対話を主張)

Prensa Latina 2021.8.4
Appointment of military chiefs clears up speculations in Peru
(ペルー: 軍首脳の任命は憶測をクリア)
ペルー軍の新しい首長の任命は、新大統領ペドロ・カスティージョの選挙後の「兵舎の乱気流」についての憶測をクリアしているようである。 / 国営新聞エル・ペルアーノが発表した大統領令は、マヌエル・ゴメス・デ・ラ・トーレ将軍を軍統合司令部長に任命し、陸軍、海軍、空軍の首脳を任命した。 ・・・ それは、カスティージョが制服を着た人々の階層的な等級に従って任命したことを示している。

Workers World posted on July 21, 2021 By Christian Noakes
Victory for Perú Libre and Mariáteguismo (Perú Libre党とマリアテギ主義の勝利)
https://www.workers.org/2021/07/57872/

 ・・・
 「ペルー解放党(Perú Libre)」は、マルクスとレーニンそしてペルーのホセ・カルロス・マリアテギを、その政治的ビジョンの知的基盤として引用している。独立戦争と社会主義のための闘争へのマリアテギの貢献は、マルクスやレーニンとは違って英語圏の多くの世界ではあまり知られていない。「ペルー解放党」は、マリアテギに重要な敬意を払っているので、マリアテギの役割の研究はペルーの出来事を理解するのに役立つ。
 多くの人によってラテンアメリカ共産主義の創設者であると考えられているマリアテギは、ペルーの具体的な現実をよりよく理解するためにマルクス主義の分析方法を利用した最初の人物であり、これらの特有の歴史的諸条件に基づいた革命への道を切り開こうとしたことで賞賛されている。
先住民、農民への注目
 そういうものとして、マリアテギは、農民(貧農)と先住民の革命的な可能性を認めた最初のラテンアメリカ社会主義者の一人だった。彼は、家父長主義的または人道主義的立場を取るのではなく、これらのオーバーラップするグループが彼ら自身の解放の建築家である必要があり、彼ら自身の文化的知識と経験および言語を使用してそうする必要があると信じた。
 マリアテギがこれらの周縁に追いやられた人々(marginalized populations)に払った注意は、彼の思考と組織化の努力の両方において、彼を同時代の多くの人々から際立たせた。彼は、この地域全体を通じた先住民の社会的・政治的・文化的包摂のための闘争と革命的社会主義との融合のための、イデオロギー的基礎を提供した。
 彼の理論の実際的または物的な基礎(grounding)は、それ自体、抑圧され搾取されたペルー人民の闘争への記念碑的な貢献だった。しかし、彼の革命的な活動は書かれたものをはるかに超えていた。1928年に、彼は、マルクス=レーニン主義前衛党、ペルー社会主義党を設立した。それは、共産主義者のコア・グループの指導の下で都市と農村の労働者階級を団結させることを目指し、また国内闘争を第3インターナショナルによる国際共産主義運動に結びつけることを目指した。
 党の最初の書記長として、マリアテギは、労働者階級と先住民族から党指導者・幹部を訓練し育成した。その指導者たちが、その後、自分たちのコミュニティを組織した。党の活動の中には、「ペルー労働者総連合(CGTP)」の創設があった。それは、都市と農村の大衆を組織し統合するために党と協力して活動したマルクス主義労働組合連合である。
 農民と先住民の大衆の革命的役割、階級意識の主観的要因、ナショナリズムとインタナショナリズムの間の弁証法的関係、これらに対するマリアテギの強調は、ペルーのマルクス主義とラ米のマルクス主義の両方に全体として永続的な影響を及ぼした。
 この地域でのマリアテギの影響は広範囲にわたり、それは、チェ・ゲバラ、サンディニスタ、解放の神学者のような人々に見られる。彼の考えは、間違いなく「Perú Libre」の政治的志向と抱負の根底にある。
 ペドロ・カスティージョと「Perú Libre」の勝利は、国の抑圧され搾取された大衆に属するものである。しかし、闘争はまだ終わっていない(むしろこれからである)。党が書いているところによれば、今、「さまざまな形で現代の奴隷制から子どもたちを救う、より公平で公正な新しい社会の探求」が始まる。「そのような社会を構築することは、たやすい作業ではない。それは、制度だけでなく私たちの心の中にも埋め込まれているところの、権力の奥深くにあるものと闘うことを意味する。」
 「党の抱負を達成するために、われわれは、党のリーダーシップに必要なことを心に留めておかなければならない。その政府を構成するのは、高度に技術的な政治家、高度に政治的な技術者であり、それら2つのものは切り離されてはならない。革命的な装置が機能できるように連結されなければならない。」
「Perú Libre」万歳! マリアテギ主義万歳!


(キューバ)

琉球新報 2021.8.18
「米、デモ参加者に報酬」 / 駐日キューバ大使が会見
 ・・・ ミゲル・ラミレス駐日キューバ大使は17日までに共同通信と会見し、経済的な困難や新型コロナウイルス流行拡大への庶民の不満があったことを認める一方、体制転覆を狙い米政府がデモ参加者に報酬を支払っていたと批判した。 ・・・ ラミレス氏は「根本的には60年以上にわたる米国の対キューバ経済制裁に起因する」と強調した。 ・・・ バイデン米大統領については「トランプ前大統領よりもキューバに攻撃的な立場を取っている。変化を期待した人々を裏切った」と批判した。

Prensa Latina 2021.8.13
Fidel Castro will always be among us, Latin American analysts affirm
(フィデル・カストロはいつも私たちの間にいる、とラ米のアナリストたちは断言)

Prensa Latina 2021.8.13
Russian activists recall Fidel Castro on his 95th birth anniversary
(ロシアの活動家たちは生誕95周年でフィデル・カストロを想い起こす)

Prensa Latina 2021.8.13
Venezuelan President praises Cuban leader Fidel Castro's legacy
(ベネズエラ大統領、フィデル・カストロの遺産を賞賛)

Prensa Latina 2021.8.13
Bolivian president recalls Fidel as a sower of ideas
(ボリビア大統領、フィデルをさまざまな考えの種まき人として想起)

Prensa Latina 2021.8.13
Validity of Fidel Castro's thought recalled in Chile
(フィデル・カストロの思想の妥当性がチリで思い出される)

teleSUR Published 13 August 2021
Cuba Celebrates Anniversary of Fidel’s 95th Birthday
(キューバ: フィデルの生誕95周年を祝う)

teleSUR Published 12 August 2021
Book on Fidel Castro Analyzes Construction of Socialism in Cuba
(フィデル・カストロの本はキューバにおける社会主義の建設を分析している)
著書『フィデル・カストロ・ルスの戦略的思想:価値と有効性』( "The Strategic Thought of Fidel Castro Ruz: Value and Effectiveness")は、今日、キューバでの社会主義の建設における彼の経験の詳しい分析をおこなうことによる、革命の歴史的指導者への賛辞である。

teleSUR Published 12 August 2021
The US Seeks to Manipulate Cubans through the Internet
(米国はインターネットを通してキューバ人を操作しようとしている)

ブエノス・アミーゴス 2021.08.09 Monday
米経済封鎖と闘うキューバに連帯、世界中に高まる http://buenos-amigos.jugem.jp/?eid=176
キューバでは、7月11日に米国によって挑発された反政府デモが行われましたが、ディアスカネル大統領による参加市民と国民への対話と政府支持行動の呼びかけ、そして挑発者たちへの厳正な対処によって国内的にはほぼ解決されました。この機敏な政府の諸行動に対して、米バイデン政権と挑発者たちが非難を続けていますが、ラテン・アメリカ各国からは米の経済制裁批判、介入批判、EUに対しても介入批判の声があがっています。また世界のキューバ連帯勢力からも批判が出てきています。キューバに連帯する声が高まり、キューバへの支援物資も届いています。teleSURなどの記事をいくつか紹介します。【以下 略】

teleSUR Published 4 August 2021
China Urges the US To Lift Sanctions against Cuba
(中国、米国に対キューバ制裁解除を強く迫る)
しかし、今週、バイデン大統領は「キューバに思い切った変化がない限り、より多くの制裁があるだろう」と述べた。 / 水曜日(8/4)、中国は米国に対し、封鎖を直ちに完全に解除し、キューバで不安定化に従事する言い訳づくりをやめるよう強く求めた。

teleSUR Published 3 August 2021
African, Caribbean & Pacific States Call To Lift Cuba Blockade
(アフリカ、カリブ、太平洋諸国、キューバ封鎖解除を求める)
昨年7月にバーチャル会合を開いた「アフリカ・カリブ・太平洋諸国機構(OASACP)」の閣僚理事会は、米国がほぼ60年キューバに課してきた経済・商業・金融封鎖の解除を求める決議を全会一致で承認し採択した。

Prensa Latina 2021.8.2
Nicaragua's solidarity-aid ship sails for Cuba (ニカラグアの連帯・援助船、キューバへ)

Granma(Spanish) 1 de agosto de 2021
Cuba recibe, con honda gratitud, nuevos envíos solidarios desde México y China (+ Video)
(キューバ、深い感謝の気持ちでメキシコと中国からの新たな連帯の発送品を受け取る)

Prensa Latina 2021.7.31
Solidarity with Cuba defies interference and hostile policy
(キューバとの連帯は干渉と敵対の政策を拒否する)
メキシコ、ボリビア、ロシア、ベトナム、中国、および他の国々から、キューバへの連帯が示され、米国によるキューバへの内政干渉の発表に挑戦している。
【医薬品と食料が次々に届けられている。】

Prensa Latina 2021.7.31
ALBA-TCP secretary condemns US sanctions against Cuba
(ALBA-TCP長官、キューバへの米制裁を糾弾)
ALBA-TCPの長官Sacha Llorentiは、土曜日(7/31)、キューバの当局者と機関に対する新しい米国の制裁を非難した。

Prensa Latina 2021.7.31
Thousands of Argentinians condemn US blockade against Cuba
(キューバ: アルゼンチンの何千もの人々がキューバへの米封鎖を非難)
著名な人物を含む3,000人以上のアルゼンチン人が、米国によってキューバに課された経済的、商業的、財政的封鎖を非難する文書を支持している。

teleSUR Published 30 July 2021
US Treasury Announces More Sanctions on Cuban Security Forces
(米財務省、キューバ治安部隊に対する追加制裁を発表)

Workers World July 30, 2021 By Devin Cole
Hands Off Haiti! Hands Off Cuba! U.S. Out of the Caribbean!
(米国は、ハイチから手を引け! キューバから手を引け! カリブから出て行け!)

Prensa Latina 2021.7.30
Solidarity aid from Bolivia on way to Cuba (ボリビアからキューバへ連帯援助物資)
ボリビア空軍機は、金曜日(7/30)、20トンの医療物資と食料からなる連帯援助の出荷でキューバに向けて出発した。

Prensa Latina 2021.7.29 (写真:支援物資搬送4枚組)
Latin America embraces solidarity with Cuba at difficult times
(ラ米諸国、困難なときにキューバとの連帯をembraceする)
ボリビア、メキシコ、ニカラグア、ベネズエラは、キューバに寄付や支援物資を送り、米国が推進する憎悪キャンペーンを含む複雑な状況を経験しているキューバとラ米の連帯行動を主導した。

Workers World July 29, 2021 By a guest author
Black Lives Matter defends Cuba’s right to sovereignty
(ブラック・ライブス・マター(BLM)、キューバの主権を擁護)
この声明は、BLMのツイッターに7月14日に最初に投稿され、かなり多くのカバレッジを生み出した。企業メディアの多くは、この投稿に対してBLMを攻撃した。Workers Worldは、この勇敢な声明に完全な連帯を表明し拡大していきたい。
【声明】 「ブラック・ライブス・マター」は、米国政府によるキューバ人に対する非人道的な扱いを糾弾し、経済禁輸措置を直ちに解除するよう強く求める。この残酷で非人道的な政策は、国を不安定化させ、キューバ人が自国政府を選ぶ権利を損なうという明確な意図で開始され、キューバの現在の危機の中心にある。1962年以来、米国は食料、医薬品、その他の物資を遮断して、キューバの人々に痛みと苦しみを強い、小さな島国に推定1300億ドルの費用をかけている。 ・・・

Prensa Latina 2021.7.28
European parliament member condemns attack Cuban Embassy in France
(欧州議会議員、フランスのキューバ大使館への攻撃を非難)
【世界的に多くの非難がなされている。】

Prensa Latina 2021.7.28
Cuba reports more than 9,000 Covid-19 cases in a day
(キューバ: 1日に9,000件以上のCovid-19症例を報告)
キューバ保健当局は、水曜日(7/28)、1日で最も多い9,323人の新しいCovid-19症例を報告したので、2020年3月以降の伝染の総数は358,378人に増加した。

teleSUR Published 27 July 2021
Mexico Sends the Second Ship With Humanitarian Aid for Cuba
(メキシコ、キューバへの人道支援で2隻目を送る)

ブエノス・アミーゴス 2021.07.27 Tuesday
反政府デモへのキューバ政府の対応は、憲法と国際条約を順守したもの:
駐日キューバ大使館プレス声明 http://buenos-amigos.jugem.jp/?eid=175
米国によって挑発された7月11日の反政府デモは、ディアスカネル大統領による参加市民と国民への対話と政府支持行動の呼びかけ、そして挑発者たちへの厳正な対処によって国内的にはほぼ解決されました。この機敏な政府の諸行動に対して、米バイデン政権と挑発者たちが非難を続けていますが、駐日キューバ大使館がプレス声明を出し、キューバ政府の対応は憲法と国際条約を順守し、人道的原則に則ったものであることを明確にしています。キューバ大使館から送っていただきましたので、掲載します。
プレス声明 駐日キューバ大使館 2021年 7 月 23 日 【以下、略】

teleSUR Published 25 July 2021
‘End the Blockade’, Bridges of Love Yells in Washington DC
(「封鎖を終わらせろ」:ワシントンDCで「愛の橋」が叫ぶ)
日曜日(7/25)、「愛の橋」プロジェクトと支援連帯団体のメンバーは、キューバに対する米国の封鎖の終結を要求するためにワシントンD.Cに到着した。 / 彼らはホワイトハウスの前で座り込みをおこない、ジョー・バイデン大統領にキューバに向けた方針の変更を要求する27,000人以上の人々が署名した請願書を提出することを計画した。 / ワシントンDCでの行進に加えて、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、メキシコ、ヨーロッパでも動員が行われた。 / 「愛の橋」のメンバーは6月27日にマイアミを出発し、キューバの旗とスローガンを掲げて徒歩で移動した。

Prensa Latina 2021.7.25
Cuba exceeds 8,000 Covid-19 cases in one day
(キューバ: Covid-19感染が1日で8,000例を越える)
キューバでCovid-19大流行の発生以来初めて、過去24時間で8,000例を超えたと保健当局が報告した。

teleSUR Published 23 July 2021
President Diaz-Canel Thanks US Peoples' Solidarity with Cuba
(キューバ: ディアスカネル大統領、米国人民のキューバ連帯に感謝)
キューバ共産党中央委員会第一書記・キューバ共和国大統領ディアスカネルは、今日(7/23)、ニューヨーク市のユニオン・スクエアの建物にキューバ経済封鎖に反対するビデオ・プロジェクターを設置した米国人民の連帯に感謝した。

Prensa Latina 2021.7.23
Latin American volunteer work brigades support Cuba
(ラ米のボランティア活動brigadesがキューバを支援)
ラ米のさまざまなボランティア活動旅団の代表者たちは、キューバに対する封鎖を終了するように米国に要求したオンライン会議で、キューバとその革命への連帯を表明した。 / 会議では、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコを含む複数の国のメンバーが、ジョー・バイデン政府に対し、ワシントンが60年間ハバナに課した一方的な封鎖を解除するよう求め、キューバに対する攻撃的な政治メディア活動を非難するための、共同戦線をつくる緊急性について議論した。

Prensa Latina 2021.7.23
Unrest in Cuba aimed at tightening blockade, Peruvian newspaper says
(キューバ: 封鎖の強化を目的とした不安定化、とペルーの新聞が報道)
キューバでの暴動の目的の一つは、Covid-19パンデミックの中で、米国の封鎖をさらに強化することだった、とペルーのリブレ紙が金曜日(7/23)に報じた。
【トランプ政権の下で強化された封鎖・制裁を維持し続けていることへの非難が国際的にも国内的にも高まっているのに対して、バイデン政権が、封鎖・制裁を続けていく正当な理由があるのだという状況をつくり出そうとしている、そんな感じがしてきたときにこの記事が出た。やはり!】

ラテン・アメリカの革命的大衆闘争 2021.07.24 Saturday
キューバ:「キューバから手を引け」と世界中が非難

キューバ政府は米国の新たな不安定化工作とメディア・キャンペーンを非難している。
キューバを生かせ!世界中の進歩的指導者たちが要求
2021年7月23日 teleSUR発
金曜日(7/23)に、400人以上の芸術家、政治家、知識人と国際的な活動家たちが、ジョー・バイデン大統領にキューバに対する封鎖を解除し、2国間関係を改善することを要求する手紙を送る。 ・・・

teleSUR Published 22 July 2021
Cuba Denounces New US Destabilization Attempts, Media Campaign
(キューバ、米国の新たな不安定化の試みであるメディア・キャンペーンを糾弾)

teleSUR Published 22 July 2021
US Sanctions Cuban Defense Minister and Special Brigades
(キューバ: 米国はキューバ国防相と特別旅団を制裁に加えた)


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