375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

マラソン大会予定

◆2015年1月18日 HOUSTON MARATHON(TX州=2年連続2回目) ◆2015年4月20日 119TH BOSTON MARATHON(MA州=3年連続3回目) ◆2015年10月4日 TWIN CITIES MARATHON(MN州=初出場/米国26州目)

【旅の写真館】デトロイト ~巨大なるゴーストタウン~

2011年10月30日 | 旅の写真館(米国編)



デトロイトといえば、小学校時代に習ったところによれば、自動車工業の中心都市。当時は1960年代だったから、まだそれは当たっていたということになるだろう。しかしベトナム戦争終了後の1970年代になると自動車業界の不況、失業者の増加などによって街は荒廃の一途をたどり・・・ 華やかりし面影は完全に過去のものとなってしまった。

現在では定期的に行なわれるモーター・ショウのイベントや、MLBデトロイト・タイガースやNFLデトロイト・ライオンズなどの試合がある日、そしてデトロイトマラソンの週末以外は、ほとんど街を歩く人もなく、閑散としている。観光案内所なども、もちろん存在しない。治安の悪さは全米でも折り紙つきで、「用がなかったら行くな」といわれているほどだ。

そんな中で、ピープル・ムーバーと呼ばれるダウンタウンを環状に走る無人高架鉄道(写真上)が走る区域だけは、比較的安全かもしれない。デトロイト最後の砦GM(ジェネラル・モーターズ)本社が入居しているルネッサンス・センター、ギリシャ系移民が多く住んでいるグリークタウン、各種イベントが行なわれるコボ・センターあたりは、かろうじて街らしい賑わいを感じることができる。


★1873年創業以来140年近くの歴史を誇る地元紙、デトロイト・フリープレスの本社入口。


★デトロイト市内で唯一の飲食街として賑わうグリークタウン。


★24時間カジノを楽しめる、グリークタウン・カジノホテル。30階建ての新館も完成した。


★赤レンガの外観が印象的な、ギリシャ料理店PEGASUS。


★焼きたての肉料理が、炎を上げたまま運ばれてくる。


★MLBデトロイト・タイガースの本拠地コメリカパーク。


★あちこちで白いライオンが睨みを効かせている光景は、なかなかの迫力。


★巨大なバットのオブジェも目を惹く。


★アナハイムのエンゼル・スタジアムで見たのと同じミッキーのキャラクターがここにも!


★2011年のア・リーグ中地区を制覇。デヴィジョン・シリーズでヤンキースを破り、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズまで進む。


★モーターシティ・カジノホテルの夜景。デトロイトではカジノは主要産業の一つになっている。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】LA/サンタモニカ&ヴェニス・ビーチ

2011年09月26日 | 旅の写真館(米国編)

ディスニーランド・ハーフマラソン翌日の午後、アナハイムのホテルをチェックアウトし、バスを乗り継いで、夏休み最後の目的地、サンタモニカに向かう。
そして翌9月6日(火曜日)、サンタモニカからヴェニス・ビーチにかけての観光LSDを行なった。

午前7時50分、宿泊ホテルをスタートしてサンタモニカ・ブルバードを南下。
若者に人気のカジュアルブランド店の並ぶサードストリート・プロムナードを往復して、世界的に有名なサンタモニカ・ピアの桟橋に出る。ここからは海沿いのバイクロードを南へ。さわやかなそよ風を全身に浴び、至福に満たされた爽快な気分を味わいながらゆっくりと走った。

この気分は海でしか味わえない。
山もいいけど、やっぱり海がいいなぁ・・・と元湘南BOYのつぶやき。

こういう環境なら、何時間でも飽きずに走っていられるような気がする。


★カジュアルブランド店の並ぶサードストリート・プロムナードにて。夜遅くまで若者たちが闊歩する目貫通りもさすがに早朝は人通りが少ない。


★海水浴客でにぎわうサンタモニカ・ビーチ。


★「世界一有名な桟橋」といわれるサンタモニカ・ピアの案内掲示板。


★サンタモニカ・ピアの桟橋にあるローカル風味満点の遊園地、パシフィック・パーク。


★サンタモニカはアメリカのマザーロード、ルート66の終点にも当たり、記念グッズのお店もある。


★パシフィック・パーク名物の大観覧車とローラーコースターを背景に記念の1枚。


★海沿いのバイクロードをジョギングするカップル。


★海辺を南下するとヴェニス・ビーチに突入。健全な雰囲気のサンタモニカに比べると、やや怪しげな露天商も増えてくる。


★シャガールをまねた壁画のあるバイクショップ。もちろんレンタルもできる。


★ヴェニスビーチの砂浜を彩るサイケな壁画。


★マリナ・デル・レイ近くの桟橋まで行くと、あちこちでサーフィンを楽しむ若者たちを見かける。


★夜のサンタモニカ・ピア。すでに8時を過ぎているが、この時間でも人通りが絶えない。


★ネオンに輝くパシフィック・パーク。昼間とはまた違った雰囲気。


★桟橋ではパフォーマーによる演奏も多くみられる。


★誰でもライセンスなしで釣りを楽しめるので、釣り人の天国ともいわれる。


★日没のサンタモニカ・ビーチ。夕陽を眺めるには絶好のポイント。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】LA/オニヅカ宇宙飛行士記念碑とリトル・トーキョー

2011年09月26日 | 旅の写真館(米国編)

ロサンゼルスのリトル・トーキョー地区で見逃すことのできない名所といえば、1986年1月28日、スペースシャトル、チャレンジャー号の爆発事故で犠牲となったエリソン・オニヅカ空軍大佐の記念碑であろう。

オニヅカ大佐はアメリカの宇宙開発計画に参加すべく選ばれた最初の日系アメリカ人宇宙飛行士だった。ハワイ州コナで生まれ育ち、青年時代はボーイスカウトで活躍。1964年にコロラド大学に入学し、航空宇宙工学を専攻した。1985年にスペースシャトル、ディスカヴァリー号に初搭乗。1986年のチャレンジャー号は2度目の飛行になるはずだった。オニヅカ大佐は彼自身に流れる日本人の血を誇りに思っており、常に謙虚な姿勢を忘れず、行く先々で子供たちに宇宙への夢を語り伝えたという。

黄金時代のアメリカは宇宙開発競争の先陣を切っていた。1960年代に始まったアポロ計画。1980年代以降のスペースシャトル計画。21世紀を迎え、現代社会は急速にデジタル化が進んでいるが、ロケット技術はむしろ20世紀を代表する究極のアナログ・テクノロジーとも言うべきもので、その技術者の大半はこの世を去りつつある。予算の限度もあるので、人類を月に送り込むというような神業は、もう不可能かもしれない。「あの頃のアメリカは凄かった・・・」と感慨をこめて追憶する日々が、遠からず来るのではないだろうか。


★リトル・トーキョー地区にある「宇宙飛行士エリソン・オニヅカ通り」。


★エリソン・オニヅカ通りのショッピング・モールWeller Court沿いにあるスペースシャトル像。


★オニヅカ宇宙飛行士の業績を讃える記念碑と一緒に記念撮影。


★リトル・トーキョーにある観光案内所を兼ねた交番。


★頑張れ日本Tシャツなどのジャパン・グッズを取りそろえたお土産屋も多い。


★リトル・トーキョーの心臓部「日本村プラザ」の入口。


★日本村プラザをそぞろ歩くと、日本に帰ったような気分に少しだけなれる。


★カラオケ・レストラン、ラーメン、しゃぶしゃぶ等、日本食のハシゴがひととおりできる。


★アメリカでもお馴染みのキティちゃんグッズが並ぶ、サンリオのリトル・トーキョー店。


★数々の日系テナントの並ぶホンダ・プラザ。


★某旅行会社の支店もここにある。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】LA/エクスポジション公園と南カリフォルニア大学(USC)

2011年09月14日 | 旅の写真館(米国編)

今回のディズニーランド・ハーフマラソンは夏休みの休暇を兼ねていたので、合計6泊7日(+帰りの機内での1泊を含む)という、国内旅行としては異例の長期滞在の旅となった。9月1日(木曜日)にロサンゼルスに到着して、まずはダウンタウンに宿泊。2日(金曜日)の午前中は市内を走る50セントの周回バス、DASH・ルートFに乗って10分ほどのところにあるエクスポジション公園で、おはようジョグを行なった。

エクスポジション公園は、過去に2度開催されたロサンゼルス五輪のメイン会場となったロサンゼルス・メモリアル・コロシアムの周辺に広がる巨大な公園。のんびりジョギングするにはうってつけの場所で、敷地内には4つの博物館と、家族の憩いの場として有名なローズ・ガーデンがある。さらに公園沿いの道路を挟んだ隣りのブロックには、南カリフォルニア大学(USC)の広大なキャンパスがあり、ここでも走ることは可能だ。キャンパス内では自転車やスケートボードで遊ぶ人たちも多く、学生たちが行き交う中をジョギングしても、まったく違和感がない。

季節の上ではまだ夏の延長なので、気温そのものは高かったが、カリフォルニア特有のカラッとした風が吹き抜ける中、快適な汗を流すことができた。こういうさわやかな夏であれば、いくら長く続いても大歓迎である。



★ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムで記念撮影。右上の2つの彫像がいかにも古代ローマ風。


★競技場の内部を垣間見る。五輪当時の歓声が聞こえてきそうだ。


★自然史博物館の入口で訪問客を迎えるティラノザウルスとトリセラトプス。


★2011年夏にオープンしたばかりの恐竜展示コーナー。


★エクスポジション公園の心臓部ともいえる市民のオアシス、ローズ・ガーデン。


★色とりどりのバラの花が咲き乱れる。


★1927年に創設されたローズ・ガーデンには145種類、15000本のバラが植えられているという。


★1880年創立。名門として知られる南カリフォルニア大学(USC)の入口。


★キャンパスを歩く学生たち。カリフォルニアらしい、明るく開放的な雰囲気。


★大学のシンボル、トロイの勇士像。


★石畳の敷地に吹きあがる噴水が、涼しいそよ風を呼び寄せる。


★歴史の重みを感じさせる、赤レンガの時計台とチャペル。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】桜祭り前日のワシントンDC

2011年04月11日 | 旅の写真館(米国編)



ナショナルマラソンでワシントンDCに訪れたのは、恒例の桜祭りが始まる前日。今回は行き帰りが夜行バスという強行スケジュールだったため、桜祭りそのものは見なかったが、マラソンコースを走りながら、あるいは市内を散歩しながら、それらしい季節の雰囲気は十分に味わうことができた。


★ユニオン駅のお土産ショップでは、オバマ大統領夫妻がお出迎え。


★桜祭りのポスター。日本語の「桜」という漢字も、この時期になるとあちこちに姿を現わす。


★桜が咲き誇るホワイトハウス。


★春の大空にそびえたつワシントン記念塔。


★桜の並木道を歩けば、星条旗に囲まれたモニュメントに到着する。


★アーリントン墓地の入口。


★桜の咲き乱れる墓地内。


★ジョン・F・ケネディ(左 1917-1963)とジャクリーン・ケネディ・オナシス(右 1929-1994)の墓。


★ケネディ大統領の実弟ロバート・フランシス・ケネディ(1925-1968)の墓。
兄と同様、暗殺による最期を遂げた。


★ワシントン記念塔の見える展望台で、記念の一枚。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】ニューオリンズ(3) バーボン通りの昼と夜

2011年02月28日 | 旅の写真館(米国編)



フレンチ・クウォーターで最もにぎやか、というか、最も騒々しい地域が、ここバーボン通り。夜になると、ジャズはもちろん、ブルース、R&B、ロック、ディスコサウンド、テクノポップス、カントリーに至るまで、あらゆる種類の音楽が通り沿いのライブハウスから流れてくる。もちろん大人の歓楽街なので、アダルト向けのアトラクションも豊富。女の子が身をくねらせて踊るセクシーダンスが窓越しに見れたりする。

夜は猥雑な集団が闊歩する歩行者天国となるが、昼も事実上、歩行者天国。なにしろ飲み歩きが法律で許された街なので、明るいうちから飲んだくれがたむろしている。酒飲みにとって、これだけ羽根を伸ばせる場所はない。地方都市の酒好きがここに定住することになれば、1ヶ月もしないうちにアルコール中毒になること請け合いだ。

そんな中で、なんといっても聴き逃せないのが、プリザベーション・ホールで演奏されるクラシック・ジャズ。アメリカの国宝とも言うべき芸術が、この小さな古い空間に詰まっている。演奏を聴けるのは、1時間足らずという束の間のひとときだが、その音色は間違いなく、一生の宝物として耳に残るだろう。


★昼間からビールを片手に飲み歩く人たち。この街のアルコール消費量は、尋常なものではなさそうだ。


★通りに面した客室から、通行人にビーズを投げ込む人たち。バーボン通り独特の風習らしい。


★アリゲーターを連れて散歩する紳士。道路の中央で完全に凍りついている。


★バーボン通りに面したロイヤル・ソネスタ・ホテル。夜は騒がしくて眠れない、という覚悟が必要?


★ライブミュージックの聴ける屋外レストラン、MUSIC LEGENDS PARK。


★MUSIC LEGENDS PARKに立つ、3人のアーティストの銅像。左からファッツ・ドミノ、アル・ハート、ピート・ファウンテン。


★バーボン通りのクラブで活躍する女性ヴォーカリスト、クリス・オーウェンスの銅像。


★トラディショナル・ジャズの老舗、フリッツェル・ヨーロピアン・ジャズ・パブ。


★1772年以前に建てられたと言われる「ラフィットの鍛冶屋」。内部はローソクの明かりが照明のすべて、という前世紀風なバーになっている。


★ニューオリンズで最も芸術性の高いクラシック・ジャズが聴けるプリザベーション・ホール。ドアが閉まっている日中は、見捨てられた掘っ建て小屋にしか見えないのだが・・・


★夜になると、長い行列ができる。たった12ドルで国宝級の演奏が聴けるのだ。


★プリザベーション・ホールの看板。この古びた佇まいに、アメリカ文化の真髄が隠されている。


★プリザベーション・ホールの内部。ドリンクなし(持ちこみは自由)。純粋に音楽のみに浸れる空間だ。


★こちらも質の高いトラディショナル・ジャズを聴ける名店、メゾン・バーボン。


★1934年から営業しているバーボン通りで最も古いライブハウス、フェイマス・ドア。


★名物巨漢ブルース・シンガー、ビッグ・アル・カーソンが本拠にしているファンキー・パイレーツ。


★夜遅くまで営業しているお土産屋。バーボン通りの熱い夜は、いつ果てるともなく続く・・・

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】ニューオリンズ(2) ディケーター通りとジャクソン広場周辺

2011年02月27日 | 旅の写真館(米国編)



ロックンロール・マルディグラマラソンのコースとなったディケーター通りは、フレンチ・クウォーターの表玄関。アメリカというよりは、ヨーロッパのどこかの街に迷い込んだかのようなエキゾチックな通りに、のんびりと観光馬車が行き交う。ハリケーン・カトリーナの被害に遭ってから5年半。ことフレンチ・クウォーターに関しては、以前の活気を取り戻したように見える。

ディケーター通りの中央部に位置するのが、ジャクソン広場。文字通り、フレンチ・クウォーターの心臓部とも言える観光の拠点だ。広場の周囲には、アマチュア画家の手による野外ギャラリーがところ狭しと飾られ、マジシャン、大道芸人、占い師、ミュージシャンたちが、それぞれの至芸を競っている。その水準は決して捨てたものではなく、目の肥えた観光客を楽しませるに十分なものだ。まさしく、アメリカ国内でも1,2を争うアートの街と呼ぶにふさわしい。

そして雄大なミシシッピ川の流れ。アメリカの中央部を流れる大動脈の到着点に位置するニューオリンズこそ、アメリカ南部の文化を最高度に結実させる役割りがあるのかもしれない。そして、この街を復興・発展させることは、直接アメリカの復興・発展にもつながっているのではないか、と思うのである。


★英国とのニューオリンズ戦争(1815年)の立役者アンドリュー・ジャクソン将軍(後の第7代大統領)の騎馬像。1856年に建てられた。後ろに見えるのが、セントルイス大聖堂。ハリケーン、火災によって2度倒壊し、現在残っているのが1849年に建設された3度目の建物。アメリカ最古の大聖堂として知られる。


★いかにもジャズの街を彷彿とさせる野外ギャラリーの作品の数々。


★子供を相手に「種も仕掛けもある」手品を披露するマジシャン。


★微動だに動かない大道芸人のパフォーマンス。


★親子連れらしき手相占い師。今日の運勢はいかに?


★手作り感覚にあふれたストリート・バンド。オリジナルCDも売っている。


★ジャクソン広場の両側に向かい合って建つポンタルバ・アパート。赤いレンガの壁に特徴がある。1849年に建てられたアメリカ最古のアパートで、1階はお土産屋やレストランが軒を並べ、2階は今でもアパートとして使われている。


★長い行列ができているのは、1862年創業のカフェ・デュ・モンド。ニューオリンズの名物ともいうべきコーヒースタンドで、ここで揚げたてのベニエとカフェオレを注文しなければ、ニューオリンズに来た意味はない、とまで言われる。


★カフェ・デュ・モンドの店内。支払いは、なんと現金のみ。


★チコリ入りカフェオレと揚げたてのベニエ。ベニエとは穴の空いていない四角いドーナツのこと。白い粉砂糖をふりかけて食べる。


★フレンチ・マーケットの入口に建つ「MAID OF ORLEANS」ジャンヌ・ダルク像。ニューオリンズ(NEW ORLEANS)は「新しいオルレアン」という意味なので、両者の関係は深い。


★フレンチ・マーケットの入口。食品から日用品まで、膨大な品ぞろえが見もの。


★フレンチ・マーケット内のお土産屋。幸運を呼ぶ(?)アリゲーターの頭も売っている。


★色とりどりのマスク。よく見ると、店ごとに値段が違ったりする。このタイプなら10ドル程度が相場。


★鳥の羽根を用いたフェザーマスク。こちらはもっと安く、2~3ドル程度。


★ミシシッピ川沿いの遊歩道「ムーンウォーク」を散歩する人たち。ジョギングする人も見かける。


★アメリカの大動脈、ミシシッピ川の雄大な流れ。観光クルーズも各種出ている。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 


【旅の写真館】ニューオリンズ(1) マルディグラ・ワールド

2011年02月22日 | 旅の写真館(米国編)


世界屈指のカーニバル、ニューオリンズ・マルディグラ。今年(2011年)は3月8日がマルディグラ・デー(フランス語で「太った火曜日」の意味するカトリック教会の祭日で、四旬節に先立つ前日)であり、その2週間ほど前からニューオリンズ市内で行なわれるパレードは最高潮に達する。マルディグラ期間そのものはクリスマス10日後の顕現祭(1月6日)から始まっているのだが、イベントは期間後半になるにつれて盛り上がり、マルディグラ・デー直前の数日間になると、ホテルを確保することが難しい。そのため、本番のマルディグラ・パレードを見られる機会は、普通の人にとってはなかなかない、ということになる。

しかし、滅多にお目にかかれないマルディグラのパレードも、ここマルディグラ・ワールドに行けば、パレードの雰囲気を想像することはできる。マルディグラ・ワールドは、実は本番で使われる山車(フロート)の製作をしている作業現場なのだが、内部を一般開放していて、ツアーガイドの同行で見学することができるようになっているのだ。

場所はコンヴェンションセンターの南側。マルディグラマラソンのEXPOに参加したついでに立ち寄れるので、ランナーにとっては便利。パレードに参加した気分にもなれるので、一石二鳥のアトラクションである。


★入口にはいると、オズの魔法使いのキャラクターがお出迎え。


★マルディグラのパレードの様子を収めた写真の数々。


★おしゃれなプリクラも撮れるフォトコーナー。


★豊富なマルディグラ・グッズを揃えたギフトショップ。


★フランスの貴族たち(?)による仮面舞踏会の壁画。


★作業場内部。製作中のオブジェがたくさん並んでいる。


★作業現場・その1。巨大なマスクも、もちろん手作業。


★作業現場・その2。細部まで丹念に仕上げる。


★上半身が完成した女神像。後ろに立つのはジャンヌ・ダルクだろうか。


★銀色の素肌がまぶしいヴィーナス像。


★紫、緑、黄色のマルディグラ・カラーで装飾された巨大な山車(フロート)。


★山車(フロート)の高さは3階の建物に匹敵するという。


★浴槽型の山車(フロート)。どんな美女が乗るのだろうか。


★にらみを効かせる3人のミュージシャンたち。


★海賊、スフィンクス、得体の知れない怪物、・・・と脈絡のない組み合わせがいい。


★マルディグラ・ワールドのツアーバス。人気のアトラクションだけに、団体客も多い。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 

【旅の写真館】ラスヴェガス(3) 夜景ツアー in DOWNTOWN

2010年12月14日 | 旅の写真館(米国編)


ラスヴェガス・ブールバード沿いには24時間運行の2階建てバス「Deuce」が走っている。乗り降り自由の1日券(7ドル)を買っておくと、ラスヴェガスの見どころがほとんどカバーできるので便利だ。その「Deuce」のいちばん北のターミナルがダウンタウン。その中心となるフリーモント通りこそ、昔ながらのオールド・ラスヴェガスを満喫できる名所である。

1975年の映画『ブルージーンズ・ジャーニー』で、アラン・アーキン演じる主人公がひょんなことから行きずりの不良少女2人とロサンゼルスからニューオーリンズまでの旅をする羽目になり、その途中で旅の資金を稼ぐために立ち寄ったのが、このオールド・ラスヴェガスである。観光地化された巨大リゾート群は、遠い未来の話。まだユニオン・パシフィック鉄道が走っていた頃の、「西部の街」としてのラスヴェガスがここにある。バックパッカーたちの足、グレイハウンドバスが発着するのもこの近くだ。

道行く人たちの多くも、カウボーイ・ハットと皮のベストにジーンズという、典型的な西部のいで立ち。全長450メートルのアーケードに建ち並ぶカジノはどれも庶民的で親しみやすく、肩肘張らない普段着の気安さでゲームに興じることができる。


★赤いネオンが眩しい、フリーモント・カジノ。


★フリーモント通りの中心に位置する老舗ホテル、4 QUEENS。


★こちらも古くからの面影が残る老舗カジノ、ビニオンズ。


★一流アーティストのライヴも行なわれるホテル、ゴールデン・ナゲット。


★午後11時、突如ネオンが消え、アーケードの一面にまばゆい光の洪水が巻き起こる!


★轟音をたてて鳴り響くロック・ミュージック! 若者たちの熱狂的な声援をあびて登場するのは・・・


★伝説のロックバンド、KISS!


★KISSの音楽と光の洪水はいつ果てることもなく続き、やがてピエロが登場して幕となる。
これこそ、ダウンタウン名物の無料アトラクション、フリーモント・ストリート・エクスペリエンス!


★興奮も醒めやらないまま、風格あふれるゴールデン・ゲイトの前を歩く。創業はなんと1906年。
100年以上の歴史を誇る、ラスヴェガス最古のホテルだ。


★カウボーイの巨大なネオンが道行く人たちを見下ろす。まさに、オールド・ラスヴェガスのシンボル。


★セクシーなカウガールのネオンも健在。


★ゴールデン・ナゲットの劇場に出演予定のアーティストたち。クレイ・ウォーカー、ロニー・ミルサップ、ジョン・マイケル・モントゴメリー、クリント・ブラック・・・カントリー音楽界の大御所がズラリ。


★一段とうらぶれた雰囲気のフリーモント・イースト。ここまで来れば、ラスヴェガスも奥の院。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。
 

【旅の写真館】ラスヴェガス(2) 夜景ツアー in STRIP

2010年12月13日 | 旅の写真館(米国編)


ラスヴェガスを初めて訪問したのは1988年、ということは昭和時代の末期になる。当時はまだ独身で、夏休みを利用し、友人と2人でグランド・キャニオンをメインにした6泊7日の旅を計画したのだった。しかも6泊の中には「野宿」も含まれるという、完全なバックパッカーである。

そして最後の1泊がラスヴェガス。グレイハウンドバスで陸路を利用し、すでに日が落ちていたので、地平の彼方に見えてきた光のイルミネーションがひときわ鮮やかだった。さすがにここではまともなホテルに泊まった。とはいっても「サーカス・サーカス」なので、ストリップの巨大リゾートの中では一番安い。それでも当時の自分たちには、十分豪華ホテルのように思えた。

あれから22年、すでに家庭を持ち、マラソンランナーとして再びラスヴェガスの街を訪れる。あの時のようなバックパーカーではなかったが、初めて訪れた時の感慨がよみがえった。巨大なユダヤ系財閥を背景として、あるいはマフィアの潤沢な裏金をベースに作られた街とはいえ、この世ならぬ夢を与えてくれる街であることには変わりがない。普通の人間にはとうていできない一獲千金の夢が形になりうる街。それはまさに地上に現出したニルヴァーナ(涅槃)であり、だからこそ、現実世界のあらゆる呪縛から解放させる力を持つのである。


★古代エジプトの世界を再現したリゾート、ルクソール。頂上からカクテルビームを放つ黒いピラミッド、おぼろげに姿を見せるスフィンクス像が神秘的な雰囲気を醸し出す。


★中世ヨーロッパのお城を再現したリゾート、エクスカリバー。お隣りのルクソールと通路でつながっている。どちらもお手頃な料金で宿泊できるのが魅力。


★自由の女神、エンパイアステートビル、ワシントン広場など、マンハッタンのあらゆる名所を再現したリゾート、ニューヨーク・ニューヨーク。


★ブルックリン橋、ダウンタウンの街並みも忠実に再現されている。


★エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通りなど、パリの街並みを再現したリゾート、パリス。


★イタリア北部の別荘地コモ湖畔に建つ豪華リゾート、ベラッチオ。建物よりも遙かに高く噴き出す噴水ショーは見逃せない。


★フラミンゴの羽根をかたどったネオンが印象的なフラミンゴ・ラスヴェガス。ストリップ界隈の中では比較的古くからあるリゾートで、ノスタルジックな趣きがある。


★巨大なカエサル像が目を惹くシーザーズ・パレス。古代ローマ帝国の威信を現代に再現。


★火山噴火のアトラクションで知られるミラージュ。大音響とともに、手前の岩山から赤い炎が噴き出す。


★ご家族向けから大人のリゾートに生まれ変わったTI(トレジャー・アイランド)。


★水の都ベネチアを忠実に再現した豪華リゾート、ベネチアンの運河をゴンドラが通り過ぎる。


★ベネチアンの姉妹リゾート、パラッツォ。超一流シェフの揃ったレストランが見もの・・・だとか。


★誰を探しているのか、ベネチアンの前でうろうろしていたゴールドのキティちゃん。

ブログ・ランキングに参加しています。
クリックすると順位が上がっていきます。