375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

マラソン大会予定

◆2015年1月18日 HOUSTON MARATHON(TX州=2年連続2回目) ◆2015年4月20日 119TH BOSTON MARATHON(MA州=3年連続3回目) ◆2015年10月4日 TWIN CITIES MARATHON(MN州=初出場/米国26州目)

【旅の写真館】ラスヴェガス(1) バリー・マニロウ LIVE @PARIS THEATER

2010年12月12日 | 旅の写真館(米国編)


ロックンロール・ラスヴェガスマラソンが終わったその夜、バリー・マニロウのコンサートに足を運んだ。
場所は黄金色のエッフェル塔がまばゆく輝くリゾート、パリス内にあるParis Theater。
チケット料金は・・・マラソンのエントリー費用とほぼ同額だった。
今回のラスヴェガス訪問は、どちらがメインなのかわからない、ダブルイベントの旅だったのである。

マニロウの歌声に初めて出会ったのが高校3年の冬、ラジオのFM放送で「歌の贈りもの(I Write The Songs)」を聴いたのが最初なので、もう36年前になる。それ以後の36年間、数限りないアーティストの音楽を聴いてきたが、最高のアメリカンポップシンガーを1人あげるとすれば、やはりマニロウにとどめをさすことになるだろう。念願のライヴを初めて聴いたのが1995年5月、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホール。90年代のマニロウはシンガーソングライターから企画もののカバー・アーティストに転向して間もない頃で、80年代の人気に比較するとやや陰りが見えていた感があった。それでも、いざステージでの姿を見ると、あまりにも神々しい存在感に圧倒されたものである。

その後、2002年に発売されたベストアルバム『Ultimate Manilow』がビルボードで初登場3位に輝く大ヒットとなり、往年のマニロウ人気が再熱。2006年発売の『The Greatest Songs of the Fifties』に至っては、なんと初登場1位を記録し、全盛期と変わらない勢いを取り戻すことになった。過去の人ではなく、押しも押されぬ現役のスーパースターとしての地位に復帰したのである。

マニロウのラスヴェガス長期公演は2005年からラスヴェガス・ヒルトンで行なわれていたが、2009年でいったん終止符を打ち、2010年3月からパリス・ラスヴェガスに場所を移して、再び継続されることになった。ということで、「ラスヴェガスに行く」という念願はここ数年間抱いていたものであり、ラスヴェガスマラソンの日程と重なった今回、ついに実現することになったのである。


★パリス・リゾートの正面に飾られた、マニロウ公演を知らせるフラッグ。


★パンフレットに掲載されたマニロウのステージ写真。



★Paris Theaterのステージで歌うマニロウ。哀しみのマンディ(Mandy)、想い出の中で(Looks Like We Made It)、ニューイングランドの週末(Weekend in New England)、涙色の微笑(Can`t Smile Without You)、そして、歌の贈りもの(I Write The Songs)、コパカバーナ(Copacabana)・・・といったお馴染みの大ヒット曲に加え、季節柄クリスマスソング特集も交えたプログラム。とても67歳とは思えない艶のある歌声に驚かされるばかりだった。


★フレンチムード満点の、Paris Theaterのステージカーテン。


★ウィン・ラスベガスでは、なんと同じ夜に伝説のカントリーシンガー、ガース・ブルックスのライヴも行なわれていた。これだけのスーパースターが集まるのは、やはりエンターテイメントの街ラスヴェガスならでは。

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【旅の写真館】シカゴ(4) リグレーフィールドとレイクビュー地区

2010年10月22日 | 旅の写真館(米国編)
昨年に続き、またまたやってきた魔天楼の街シカゴ。2007年8月のハーフマラソン(Chicago Distance Classic)を含めると3回目の訪問ということで、すっかりおなじみの街になった。

今回は到着日(金曜日)の空き時間を利用して、シカゴ・カブスの本拠地リグレーフィールドと、その南側に広がるレークビュー地区を散策。マラソンコースでいえば最も北側の7~8マイルにあたる地域で、ニューヨークでいえばイーストヴィレッジのような雰囲気。同じように「Blue Man」の劇場まである。

Addison→Broadway→Belmont→Clarkの各通りにはヴィンテージもののお店や仮装ブティックなどが立ち並び、おしゃれに敏感な若者たちで賑わっていた。

★前回のシカゴ訪問時に、旅の写真館(1)から(3)まで紹介しているので、今回は(4)になります。
  以下のバックナンバーも、クリックしてご覧下さい。

【旅の写真館】シカゴ(1) ミレニアム・パーク 
【旅の写真館】シカゴ(2) 野外オブジェめぐり
【旅の写真館】シカゴ(3) ネイビー・ピアの休日


★シカゴ・カブスの本拠地リグレーフィールド。現存する球場ではボストンのフェンウェイパークに次いで2番目に古い。


★最寄りのAddison駅(地下鉄レッドライン)から見たリグレーフィールド。シカゴ中心部から約20分で、アクセスは便利。


★古き良き野球場の雰囲気を今に伝えるレトロなスコアボード。


★「ミスター・カブ」と呼ばれた往年の名選手アーニー・バンクスの銅像。


★球場と道路を挟んだ建物の屋上にも、よく見るとスタンドらしきものが・・・


★これらはルーフトップシートと呼ばれる「特等席」で、ネット販売されている。


★リグレーフィールドの南に広がるレイクビュー地区の街並み。


★ちょうどハロウィ~ンの季節なので、蜘蛛の巣などのデコレーションを飾ったお店も多い。


★ベルモント通りにある仮装ファッションのお店「Hollywood Mirror」。


★面白いもの、わけのわからないものなど、豊富な品揃えを楽しめる。


★同じくベルモント通りにある古着専門店「Land of the Lost」。60~70年代のヴィンテージ物が多い。


★ブロードウェイ沿いにある古レコード専門店「Reckless Records」。ロックからクラシックまで、あらゆるジャンルの掘り出し物が見つかる。


★季節柄、お化け物のLPがショウウィンドウに飾られている。


★同じくブロードウェイに存在する謎のオブジェ。マラソンコース沿いなので、見た人も多いかも。


★アングラ地域にはBLUE MANの看板がよく似合う。


★北クラーク通りにある女性向けファッションのお店「Pink Frog」。個性的なお洒落を楽しめそうな品揃え。


★若者に人気のパンクファッション専門店「The Alley」。店員たちの過激な衣装も見もの。


★ベルモント駅の近くにあるもうひとつの仮装用品店「Taboo Tabou」。


★どちらかというと、プチアダルト向けのコスチュームが主流。


★ここにもハロウィ~ンのお店が。おそらくアメリカの都会でよく見かける季節限定ショップ。

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【旅の写真館】シアトル(3) セーフコ球場とその周辺

2010年07月06日 | 旅の写真館(米国編)
今から16年前(1994年)、新聞記事のスポーツ欄で初めて「イチロー」という名前を見た時、てっきり新外国選手かと思った。当時日本人でカタカナ登録をする選手はいなかったので、そう思ったのは無理もなかろう。しかし、これは当時のオリックス・仰木彬監督の画期的なセンスだった。ネーミングというのは大事だ。姓名判断を鵜呑みにするわけではないが、名前によって本人の運命が微妙に左右されるのも事実。もし「鈴木」のままだったら、これほどのスーパースターにはなれなかったかもしれない。

オリックスでのデビュー以来、16年連続で3割を打ち、日米通算3000本安打を達成したイチローは、今やマリナーズの顔のみならず、メジャーを代表する選手として揺るぎない評価を確立した。この偉大な選手が現役のうちにシアトルを訪れることができたのは、あとで振り返れば貴重な思い出となることだろう。


★シアトル・マリナーズの本拠地セーフコフィールドのレフト側入口。イチローと若きエース、フェリックス・ヘルナンデス投手のパネルが目に留まる。


★入口の前にあるグローブの彫刻。グローブを突き抜けたボールはいずこへ?


★2004年、シーズン最多安打のメジャー記録を更新した時の場面がスタジアムの壁画として残されている。


★こちらも写真を拡大した壁画。イチロー以外にも主力選手の壁画がズラリと並んでいる。


★球場に隣接したマリナーズのチームショップ。


★イチローのサイン入りポートレイト。1枚500ドル也。


★スタジアムの北側のエリアは「パイオニアスクエア」と呼ばれる閑静な地域。パレットをあしらったフラッグから連想されるように、ギャラリーやアートショップなどが点在している。


★壁に描かれたシュールな感覚にあふれるアート。


★消防士のメモリアルブロンズ像。この公園一帯も野外ギャラリーと化している。


★「シアトルで最も古いレストラン」と銘打ったマーチャント・カフェ。1890年創業当時のレンガ造りの建物がそのまま残されている。


★長い行列ができている人気のアトラクション、アンダーグラウンドツアー。19世紀の下水事故とその後の復興によって地下に埋もれてしまった街の廃墟を見学することができるという。


★パイオニアスクエア・パークに立つ高さ18mのトーテムポール。アラスカ・トリンギット族から寄贈されたとのこと。


★竪琴を演奏する女性の後ろに見えるのが、シアトルの名前の由来ともなった偉大な酋長チーフ・シアトルの彫像。同じ広場に立つトーテムポールとともに、アメリカ先住民族との深い結びつきをうかがわせる。


★スタジアムから東に隣接した地域がインターナショナル・ディストリクト。その中心には豊富な日本食品を揃えたマーケット、宇和島屋がある。現地在住の日本人としては、この上なく強い味方だ。

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【旅の写真館】シアトル(2) スターバックス1号店とダウンタウン

2010年07月05日 | 旅の写真館(米国編)

夏季(6~9月)を除くと、一年を通して曇りか雨の日が多いシアトルでは、インドアで読書などを楽しむ機会が多い。よく似た気候で紅茶文化の根づいている英国と同じように、ここシアトルでは独特のカフェ文化が花開いている。街のあちこちに気の効いたカフェがあり、ゆったりとくつろげる場が用意されているのだ。

シアトル発祥のカフェといえば、今や世界的に有名なチェーン店となっているスターバックス。1971年の開業当時は、ごく普通のコーヒー焙煎の会社に過ぎなかったのだが、現最高経営責任者であるハワード・シュルツが、1986年にエスプレッソをメイン商品とするテイクアウトメニューの店頭販売(飲み歩きが可能なシアトルスタイル)を開始したのが地元の学生やキャリアウーマンの間で大人気となり、またたくまに北米全土に広がるようになった。


★パイク・プレイス・マーケットの近くにある記念すべき第1号店。グリーンのロゴマークではなく、オリジナルの茶色のマークが飾られている。


★スターバックス1号店の前で演奏する路上ミュージシャン。


★シックで落ち着いた店内。朝早い時間は比較的すいているが、日中は長い列が並ぶ。


★ロゴ入りスターバックス・ベア、マグカップ、コーヒー豆などのお土産も豊富。


★お膝元だけあって、店舗の数も多い。エリアによっては、ほとんど1ブロックごとにあったりする。


★こちらは自家焙煎のカフェ「シアトル・コーヒーワークス」。サイフォン式コーヒーもある。お客の好みに合わせながら豆を使い分ける、通好みの店。


★煉瓦造りのおしゃれな店内。飾られたアートも気が効いている。


★煎れたてのモカ。気品のある、まろやかな味わい。


★ダウンタウン最大の観光名所はパイク・プレイス・マーケット。新鮮な野菜や果物、活きのいい魚などの屋台が所狭しと並ぶ。


★マーケットの地下には、お土産屋やブティックやB級ショップがある。こちらは映画スター関連のグッズを揃えた「ゴールデン・エイジ・コレクタブルズ」。


★怪しげなオカルト用品を扱っている「マジック・ショップ」。こういうゲテ物じみたものが意外に面白かったりする。


★パイク・プレイス・マーケットから急坂を下れば、そこはウォーターフロント。水族館などの施設もある。


★ボードウォークに出現した謎の彫刻。名前を募集中だとか。


★ダウンタウンの中心に位置する巨大ショッピングモール「ウエストレイク・センター」。3階からはスペースニードル行きのモノレールも出ている。


★ハンマーを振り下ろす巨大な彫刻「ハマリング・マン」が目印のシアトル美術館(通称「SAM」)。


★ダウンタウンの北側に位置するエリア「ベルタウン」で見かけたサイケデリックなアート。昔は治安の悪い地区だったが、今は賑やかなナイトスポットに改善されたらしい。

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【旅の写真館】シアトル(1) スペースニードルと2つの博物館

2010年07月04日 | 旅の写真館(米国編)
ダウンタウンのウエストレイクセンター発着のモノレールに乗って5分もたたないうちに、1962年に開催された世界博覧会の跡地に作られた総合公園、シアトルセンターに到着する。

ここにはシアトルのランドマークとして有名な高さ184mのスペースニードルを始めとして、大小さまざまな20以上の施設が集まっている。遊園地もあるので、休日は家族連れで賑やかだ。マニアに見逃せないのはエクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト(EMP)とサイエンス・フィクション・ミュージアム(SFM)の2大博物館。どちらもなかなかディープな展示で、ゆっくり見ていると時間が経つのも忘れてしまいそうだ。


★ベルタウン方面から見たスペースニードル。よく晴れた空を背景にスマートで美しいシルエットが際立つ。


★下から見たスペースニードル。円盤を白い指で支えているようなイメージ。


★地上150mの展望台から見たシアトルのダウンタウンと標高4392mのレイニア山の眺め。これだけの晴天に恵まれるのは、雨の多いシアトルとしては珍しいかもしれない。


★シアトルセンターから北東方面に広がるユニオン湖の眺め。


★エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト(EMP)の外観。


★「スカイチャーチ」と呼ばれる大スクリーンに映し出されるライヴ映像。歌っているのは・・・?


★シアトル在住のアーティストが600本のギターを集めて製作した「ギターの木」?


★郷土の英雄ジミ・ヘンドリックスの業績を讃えるギャラリー。


★アメリカ北西部の音楽シーンの歴史を紹介するコーナー。
地元シアトル出身のロックバンド、ニルヴァーナのLPも展示されている。


★2010年9月6日までの期間限定で公開されているシュープリームスのコレクション。


★華麗なステージ衣装の数々。昔はロングドレスがほとんどだったが・・・


★近年のデスティニーズ・チャイルドでは露出度の高い衣装が主流になった。


★EMPに隣接するサイエンス・フィクション・ミュージアム(SFM)の外観。


★サイエンス・フィクション(SF)の歴史を概観するパネル展示。1977年、映画『スターウォーズ』の大ヒットをきっかけとして、SFの認知度が一部のマニアからグローバルな次元に拡大したとされている。


★SF映画『禁断の惑星』に登場したロビー(左)など、ロボットを展示しているコーナー。


★1996年に創設された「SFの殿堂」。2010年6月現在、61名のSF作家が殿堂入りを果たしている。


★学生時代から愛読している『ゲド戦記』(全6巻)の作者アーシュラ・K・ル・グウィン。1970年代に傑作長編『闇の左手』と『所有せざる人々』でヒューゴー/ネビュラ賞両賞を受賞し、SF界の女王と呼ばれている。


★なんと、ミニチュアのゴジラも展示されていた。

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【旅の写真館】魔女の街セーラム

2010年06月06日 | 旅の写真館(米国編)
17世紀に欧州を震撼させた「魔女狩り」。それは欧州ばかりではなく、大西洋を渡ってアメリカにも飛び火していた。少女たちの間で密かに流行していた魔法遊びが高じて、実際に摩訶不思議なオカルト現象が起きてしまい、閑静なニューイングランドの地方都市がパニックに巻き込まれてしまったのである。陰惨な魔女裁判も行なわれ、幾多の尊い命が失われた。魔女狩りに似たような不条理な出来事は、いつの世にも起きているのであるが…。

ボストン市内から電車で約40分。かつて魔女狩りの舞台となった街セーラムは、今は街おこしに魔女を利用し、異色の観光都市として人気を集めている。魔女博物館を始めとするアトラクションも意外に充実していて、オカルトファンであれば必見。特に全米から観光客が押し寄せるハロウィ~ンの季節は、まさに「魔女の聖地」と呼ぶにふさわしい賑わいを見せるという。


★魔女の街セーラムのアトラクションの数々。ブローシャーなどの案内書も豊富に揃っている。


★セーラム観光の中心的アトラクションとして有名な、セーラム魔女博物館(Salem Witch Museum)。1692年にセーラムで実際に起きた魔女狩りの経緯が、ナレーション付きの13の場面に分けられた蝋人形の芝居で再現される。上演時間は約30分。日本語のナレーションも用意されているので、入場料を払う際にリクエストするとよい。


★魔女博物館の看板。300年以上前の歴史的出来事が、今や街の貴重な収入源になっている。


★魔女の地下牢博物館(Witch Dungeon Museum)。最初に魔女裁判を再現した10分ほどの芝居があり、そのあとで出演者が不気味な魔女の地下牢へ案内してくれる。魔女容疑で投獄された女性たちの阿鼻叫喚の悲鳴が聴こえるような、リアリティあふれる蝋人形が怖い。


★「魔女の家(Witch House)」の看板。その正体は…?


★その正体は、実際は魔女の家ではなく、魔女裁判の裁判官ジョナサン・コーエンが住んでいた邸宅。1642年の建造で、当時のニューイングランドの生活様式を知ることができる。


★『奥さまは魔女(原題:Bewitched)』で知られる魔女サマンサ・スティーヴンスの銅像。今は亡きエリザベス・モンゴメリーの当り役だった。


★セーラムの見どころを約50分で回るセーラムトロリー。


★魔女の仮装で写真を撮ってもらえるお店、セーラムズ・ヴィンテージ・フォトグラフィ。


★店内には魔女のマネキンや、さまざまな小道具があふれている。


★コスチューム専門店、サマンサズ。魔女以外にもファンタジー系の衣装が豊富に揃っている。


★怪しげな魔法用品を揃えたオカルトショップ、ニューイングランド・マジック。


★魔女の箒やタロットカード、クリスタルなどを揃えたお土産店、ビウィッチド・イン・セーラム。


★魔女の衣装をまとった犬が目印の、ペネロープス・ペット・ブティック。


★自転車に乗った魔女の看板が目を惹く、セーラムサイクル。


★ナサニエル・ホーソンの代表作『七破風の家(The House of the Seven Gables)』の舞台に通じる入口。


★その名の通り7つの切妻屋根を持ち、見るからに不気味な雰囲気が漂う『七破風の家』。建造は1668年で、ここでも当時のニューイングランドの生活様式を体験できるようになっている。

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【旅の写真館】ロサンゼルス(2) ドジャースタジアム~ダウンタウン編

2010年04月23日 | 旅の写真館(米国編)
今年からリニューアルしたロサンゼルスマラソンは、「Stadium To The Sea」と銘打つとおり、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャースタジアムを基点とし、ダウンタウン→ハリウッド→ビバリーヒルズ→ウエストウッド→サンタモニカビーチに至る観光名所満載のワンウエイ・コースとなった。そのうち最初の10kmにあたるのが、ドジャースタジアムからダウンタウンにかけての区域。このあたりはビジネスの中心街なので、ここを目当てに観光に訪れる人は従来あまりいなかったのだが、近年になって急速に再開発が進んでおり、スポーツとエンターテイメントの新しいメッカとなりつつある。


★ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャースタジアム。写真に見るような“ドジャーブルー”の晴天にほぼ1年中恵まれ、雨で試合が中止になることはほとんどないといわれる。


★球場の周囲はヤシの木に囲まれ、南国のリゾート・パークの雰囲気を醸し出す。


★ロサンゼルスマラソンのEXPO会場も球場の敷地で行なわれた。当然のごとく、ドジャース関連のグッズは定番中の定番。


★ロサンゼルス・フィルハーモニックの本拠地ウォルト・ディズニー・ホール。2003年10月にオープンした2265席のコンサートホールで、未来都市のような斬新な外観が見もの。


★ロサンゼルス・フィルの音楽監督グスタボ・ドゥダメル。クラシック音楽界の明日を担う若き天才指揮者といわれる。


★1986年に開館したロサンゼルス近代美術館。通称「MOCA」。ニューヨークの近代美術館(MOMA)と並び称されるモダンアートの殿堂。


★飛行機の部品で組み立てられた、巨大な鳥のオブジェが入口にある。


★1999年に完成した屋内競技場ステイプルズ・センター。ロサンゼルス・レイカーズとクリッパーズ(NBA)、ロサンゼルス・キングス(NHL)などの本拠地になっている。


★ステイプルズ・センターに向かうカップル。この日はちょうどレイカーズのゲームがあった。


★2008年12月にオープンしたグラミー博物館。グラミー賞の歴史を辿ったり、ライヴ映像を楽しむことができる。


★グラミー博物館のチケット売り場。期間限定で、エルヴィス・プレスリー21歳当時の秘蔵写真展も行なわれていた。

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【旅の写真館】ロサンゼルス(1) 映画の都ハリウッド編

2010年04月05日 | 旅の写真館(米国編)
ハリウッド映画の全盛期は1930年代から1950年代といわれている。実際その時代の映画がいちばんよかった、と自分も思う。なんといっても「夢」があった。何度でも観たくなるような魅力があった。最近の映画はリアルによくできていて、観ている間はそれなりに面白いのだが、終わったらすぐに忘れてしまう。この違いは何なのだろう。ビジュアル的には進歩した半面、何かが失われてしまったような感覚がある…。

ハリウッドは、あくまで昔の映画を懐かしむところ。賑やかな通りを一歩離れれば、どこかさびれた風情があるのも、いかにもローカルな名所という感じで好ましい。1990年代後半以降はメトロレールも開通して、ダウンタウンからのアクセスは便利になった。観光地としてのハリウッドが発展するのはこれから…であることを期待したい。


★高さ14メートル、幅9メートルの白いアルファベット9文字が並ぶハリウッドサイン。天気が良ければ50km離れたところから見えるらしい。もともとは「HOLLYWOODLAND」という13文字のサインだったが、Hの文字の上から女優が飛び降り自殺を図って以来、不吉ということで9文字に減らされたという。


★1927年に建てられた「世界で一番有名な映画館」グローマンズ・チャイニーズ・シアター。新作映画が上映されるメインシアターのほかに、6つのシアターがある。200人以上のスターたちの手形、足形が前庭の敷石に残されていることで知られる。


★手形、足形のほかに髪形も残したウーピー・ゴールドバーグ。


★実はチビだったジョン・ウェイン(左)。隣りのジョン・トラボルタ(右)と比べると、足の大きさが段違いに小さいのがわかる。


★Hollywood Blvd.の舗道に埋め込まれた星型の敷石、ウォーク・オヴ・フェイム。ひとつひとつの敷石にスターの名が刻まれており、現在その数は2000人を超えるといわれている。


★オリヴィア・ニュートン=ジョンの敷石。中央のレコードマークは音楽の分野で活躍した人であることを表わす。


★2009年8月にオープンしたマダムタッソー・ハリウッド。1体30万ドルもする最新の蝋人形が飾られている。


★1927年創業のルーズベルトホテル。映画産業とのつながりが深く、有名人たちが毎日のように出入りしているらしい。


★2001年秋のオープン以来、アカデミー賞授賞式の会場となっているコダックシアター。客席数3650を有し、アカデミー賞以外にもさまざまなイベントやコンサートが行なわれている。


★人気ショップやレストランなどが揃った巨大ショッピングモール、ハリウッド&ハイランド。


★ハリウッド&ハイランド前で見かけるパフォーマーたち。写真撮影に応じてくれるかわりにチップをあげなければならない。相場は5ドルくらい?


★「Alice in Wonderland」を上映する1926年オープンの歴史的映画館、エル・キャピタン・シアター。1階にディズニーストアとカフェがある。


★ディズニーストアの前でミッキーマウスと一緒に写真を撮る女の子たち。


★中心街を少し離れると、ローカルなB級アトラクションも増えてくる。こちらはハリウッド蝋人形館。


★「オズの魔法使い」のキャラクターたちの蝋人形が入口に飾られている。


★おみやげ店(その1)。中心街にある最もきらびやかな店。オスカー像やウォーク・オヴ・フェイムの星型パネルも売っている。


★おみやげ店(その2)。中心街から少し離れると、レトロな雰囲気の店が目につくようになる。


★おみやげ店(その3)。中心街からさらに離れると、何を売っているのかわからない怪しげな店も増えてくる。


★有名なハリウッド壁画、「You Are The Star」。マリリン・モンローやチャップリンが客席に座り、私たちを観ている。人生という映画の中では、まさしく誰もが主人公なのだ。

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【旅の写真館】シカゴ(3) ネイビー・ピアの休日

2009年11月05日 | 旅の写真館(米国編)
公私ともに多忙な日々が続いたため、なかなかブログが更新できずに時間が経ってしまったが、せっかくなのでシカゴの代表的な名所のひとつ、ネイビー・ピア(Navy Pier)の写真もご紹介しておこう。

ネイビー・ピアは、ミシガン湖畔に突き出た桟橋に作られたテーマパークで、その敷地には遊園地をはじめとして各種レストランやショップ、劇場、子供博物館、観光クルーズなど、楽しく休日を過ごせる施設がそろっている。今回訪れたのは10月上旬で、すでに肌寒くなっていたが、さすがにシカゴマラソンを翌日に控えた土曜日だけあって、全米各地からのランナーや家族連れで賑わっていた。


★ネービー・ピアの入口。ここからが、ミシガン湖に向けて突き出た桟橋になる。


★ネイビー・ピア内のカラフルなマクドナルド。その後ろには大観覧車が見える。


★3週間後はハロウィン。遊園地の敷地内にはお墓がいっぱい。


★人気ライドのひとつ、ウェーブ・スウィンガー(Wave Swinger)。滞空時間がおそろしいほど長く、目が回るのは確実。


★1893年建造のオリジナルモデルに倣って造られた大観覧車フェリス・ウィール(Ferris Wheel)。乗り場に並ぶ人たちは子供よりも大人のほうが多い?


★レトロな雰囲気を醸し出すイラストと看板の数々。


★子供たちに人気のファンハウス・メイズ(Funhouse Maze)。迷路を回りながらシカゴの歴史も学べるユニークなアトラクション。


★シカゴ・カブスにまつわる「ヤギの呪い」で有名なビリー・ゴート・タバーン(Billy Goat Tavern)。カブスがワールドシリーズ出場から遠ざかって、すでに100年。呪いの解ける日は来るのだろうか?


★シカゴマラソンを翌日に控え、散歩するランナーの姿も多く見られた。


★帆船の前で乗客を迎える、海賊の蝋人形。


★子供たちのお相手をする仮装芸人たち。


★家族連れで賑わうファミリー・パビリオン。


★ステージでは、4人の海賊たちによるパフォーマンスも行なわれていた。


★息の合ったアクションの連続で、観客席も大喝采。

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【旅の写真館】シカゴ(2) 野外オブジェめぐり

2009年10月26日 | 旅の写真館(米国編)

シカゴは必ずしも観光都市というわけではない。オフィスビルが多く建ち並ぶダウンタウンを見てもわかるように、典型的なビジネス都市である。にもかかわらず、実際に街を歩いてみると決して無味乾燥ではなく、随所にハッと目をひくような見事なアクセントがちりばめられている。

そのアクセントとは、ビル前の広場に安置されている彫像の数々。そう、シカゴは全米有数の芸術の街なのである。それも美術館の中ばかりではなく、日常の生活空間に芸術作品が共存しているのだ。そういう意味では、シカゴほど魅力的な街も少ないだろう。


カルダーの「フラミンゴ(Flamingo)」。Dearborn St.沿いの連邦政府ビル前の広場にある。


ピカソの「無題(Untitled)」。何を意味するのかはわかっていないが、子供たちにとっては格好の滑り台になっている。


ミロのシカゴ(Miro's Chicago)」というタイトルを付けられた彫像。その名の通りミロの作品。


デュビュッフェの「起立した野獣へのモニュメント(Monument with Standing Beast)」。不可思議さに満ちた傑作。


シャガールの「四季(The Four Seasons)」。チェイスタワー前の広場にある大壁画。


★シカゴ美術館の入口に立つライオン。スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後(Sunday Afternoon on the Island of La Grande Jatte)」をはじめとして、印象派と20世紀アメリカ美術の傑作を数多く所蔵している。


カルダーの「飛龍(Flying Dragon)」。シカゴ美術館に隣接する彫刻庭園で見ることができる。


デイヴィッド・スミスの「Cubi VII」。ステンレス・スティール製。


ムーアの「Large Interior Form」。モアイ象の現代版?


★シカゴ美術館所蔵の絵画、ウッドの「アメリカン・ゴシック(American Gothic)」に基づいた巨大なオブジェ。記念写真の撮影スポットとしては一番人気。


★シカゴ・カブスなどの実況放送を長年担当し、野球殿堂入りしている名アナウンサー、ジャック・ブリックハウスシカゴ市民のアイコンとも言える人物。


★しかしながら、現代シカゴ市民最大のアイコンは、なんと言ってもこの人。さすがにノーベル平和賞受賞のニュースには、地元紙シカゴ・サン・タイムスも驚きを隠せない論調だった。

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