Lovely London

1996年から2000年まで過ごしたロンドンでの出来事を記録したものです。
2014年のパリとロンドン旅行も記載中

秋晴れのHEVER城(1997/9/21)

1997-09-21 | レジャー

9月21日、今日は朝からとてもいい天気だったので、皓介の宿題騒ぎや加奈子のウンチ騒ぎなどいろいろあった午前中を後に、11時頃家を出た。
A40からM25に入り、ひたすら東へ目指すはHEVER城。NO6のジャンクションを出て、細く曲がりくねった道を30分走って、やっと着いたのは12時半頃。
大人2人と子供1人分で£16.3(約3300円結構高い)の入場料を払って園内へ。
すぐに昼食。ここでテーブルが急に下がってコーヒーをこぼすというヘマをやってしまった。
HEVER城は2重にアン・ブーリンが子供時代を過ごした所で、米国の億万長者のアスター氏によって修復され、2重の堀でかこまれた13世紀の城とチューダー調の村が残っている。
城の中は展示室になっていて、寝室や舞踏会場などがあり、着飾った人間が所々にいて、雰囲気を盛り上げてくれる。残念ながら、撮影禁止なので中での写真はない。

城から外に出ると、遠く澄んだ秋の青空が眩しい。ススキはないが、少し赤くなり始めた落葉樹やうろこ雲が秋を感じさせてくれる。一点日本の秋と趣を異にするのは、英国は芝生があくまでも緑色で若々しいことだ。これは、冬になっても同じ。英国の芝生は枯れることはないのだろうか?

なぜかこのHERVER城にも樹木でできた迷路があった。そういえばリーズ城にももっと大掛かりな迷路があった。城と迷路との関係とは何かあるのだろうか?さらにここにはWater Mazeなるものがあった。コンクリート道路を噴水で遮断して迷路を作っているのだ。水だから物理的に通れない壁ではない。濡れることを覚悟すれば、迷路ではなくなる。実際、びしょ濡れの子供がいた。電車の中で皆がクロスワードに夢中になると同じで英国はきっと迷路が好きな人種なのかもしれない。

迷路の次は、巨大なイタリア庭園。計算されたように壺やローマ調の柱が並んで、とてもきれいだ。バラ園やダリア園も見逃せない。これをみると、英国人のガーデニングに賭けている情熱のようなものを感じられるにはいられない。それもそのはず、この庭園は1995年に賞を貰ったそうな。
その先にあるカモや白鳥がいる大きな湖もすばらしいし、横に隣接された牧場も芝生の緑が素晴らしい。2年前に訪れた初秋の奥日光の池と牧場を思い出してしまった。

入場料は高かったが、是非もう一度ゆっくりと訪れたい所であると思った。

4時に城を後にして、先日日本で倒産が話題になったヤオハンに直行した。

 

園内でとった加奈子ショット!