母校の慶応大学が未来創造塾を開塾するにあたり、「失敗伝説」というとてもユニークな募金プロジェクトが立ち上がった。
寄付金は一口1万円。
でも、お金を寄付するだけではなくて、後輩たちに失敗する勇気をもってもらえるように
「自分の失敗談」を投稿し、それが生協の食堂のトレイ(友だちに指摘されるまでトイレだと思っていた)に掲載されるという仕組みだ。

有志としてこの企画を先導されていた面白法人カヤック代表の柳澤さんからお声がかかり、
わたしも締切ぎりぎりに失敗談の投稿と寄付を完了させた。
サイトに掲載されていた色々な方々の失敗談を見ていたところ、大学1、2年生のころ同じサークルで接点のあった
同級生2人(男性)のコメントを発見した。
2人とも、その当時からファッションに関わる活動を行っていたが、大学卒業後に自分たちの会社を
興し、ファッションとインターネットを掛け合わせたビジネスで成功しているようだった。
わたしは中学・高校の6年間を岡山にある寄宿舎でオシャレとは無縁のガリ勉生活を送っていて、
大学入学当時の服装については、写真が残ってないのがこれ幸いという塩梅で、
彼らのようなオシャレさんには、ひそかにコンプレックスを抱いていた。
(SFCにはどういうわけか、わたしのコンプレックスを刺激する人が多い)
ところが、都会育ちのオシャレさんたちは、意外と田舎者を馬鹿にしなかったのだ。
こちらは、馬鹿にされるのではないかという心配を抱いていたが、たいへん対等な関係であり、
少し拍子抜けした、という記憶がある。
地方から出てきて自分はダサいと思っている者同士の方が、お互い自意識過剰になっていて、
関係が難しかった、ということもあったような気もする。
彼らのことを思い出して、いい人たちだったなぁと回想したのだった。
寄付金は一口1万円。
でも、お金を寄付するだけではなくて、後輩たちに失敗する勇気をもってもらえるように
「自分の失敗談」を投稿し、それが生協の食堂のトレイ(友だちに指摘されるまでトイレだと思っていた)に掲載されるという仕組みだ。
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有志としてこの企画を先導されていた面白法人カヤック代表の柳澤さんからお声がかかり、
わたしも締切ぎりぎりに失敗談の投稿と寄付を完了させた。
サイトに掲載されていた色々な方々の失敗談を見ていたところ、大学1、2年生のころ同じサークルで接点のあった
同級生2人(男性)のコメントを発見した。
2人とも、その当時からファッションに関わる活動を行っていたが、大学卒業後に自分たちの会社を
興し、ファッションとインターネットを掛け合わせたビジネスで成功しているようだった。
わたしは中学・高校の6年間を岡山にある寄宿舎でオシャレとは無縁のガリ勉生活を送っていて、
大学入学当時の服装については、写真が残ってないのがこれ幸いという塩梅で、
彼らのようなオシャレさんには、ひそかにコンプレックスを抱いていた。
(SFCにはどういうわけか、わたしのコンプレックスを刺激する人が多い)
ところが、都会育ちのオシャレさんたちは、意外と田舎者を馬鹿にしなかったのだ。
こちらは、馬鹿にされるのではないかという心配を抱いていたが、たいへん対等な関係であり、
少し拍子抜けした、という記憶がある。
地方から出てきて自分はダサいと思っている者同士の方が、お互い自意識過剰になっていて、
関係が難しかった、ということもあったような気もする。
彼らのことを思い出して、いい人たちだったなぁと回想したのだった。