つい先日のこと。ここへ。
地下鉄出口にあった虎のオブジェ。
虎の門の交差点の向こうに見える緑の木々の場所が
虎ノ門金刀比羅宮(ことひらぐう)。
東京都港区虎ノ門一丁目という、
都心のど真ん中にある神社。
社殿の上にあるのは、
複合施設の高層オフィスビルの虎ノ門琴平タワー。
神社をそのまま残して、一等地を活用しているのです。
本殿の右側にある末社の稲荷神社。
その隣に「結(むすび)神社」があり、
縁結びの神様としても知られ、
良縁祈願に訪れる人が後を断ちません。
反対側の鳥居。
10月10日は、年に一度の大祭の日。
1660年の創建当時から行われているという同祭は、
五穀豊穣と商売繁盛、人々の安泰を願うもの。
もともとは四国の丸亀藩主の屋敷であったため
一般の立ち入りは禁じられていましたが、
江戸市民の要望で毎月10日に公開されるようになり、
以降毎月の10日に行われるようになったのが例祭の始まりだといいます。
毎年1月10日には「初こんぴら祭」、
10月10日には「大祭」が行われます。
神楽殿では舞を披露。
この踊りかどうか
神社の人に訊いても分かりませんでしたが、
「浦安の舞」というのを舞うそうです。
浦安の舞(うらやすのまい)は、
神楽(巫女神楽)の一つ。
「うら」は心を指す古語であり、
「うらやす」で心中の平穏を表す語。
また、『日本書紀』に「昔伊弉諾尊目此国曰。日本者浦安国。」とあり、
他の文献にも日本国の別称として「浦安国」とあることから、
神祇の安寧慰撫と国の平穏無事が、
「浦安」の語に込められています。
これは、大祭の名物「おかめ・ひょっとこ行列」。
里神楽相模流「萩原正義社中」の
「よつば会」「やよい会」の有志約30人が
「にんば」と呼ばれる曲で踊りながら境内を練り歩きます。
この風変りな服装の方は、見物人です。
おかめとひょっとこの群舞。
おかめの方が懐から「うまい棒」を出して下さいました。
反対側の鳥居で反転し、
一緒に参拝。
最後は記念撮影でした。
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