Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

ふわふわボールを包むおしごと

2017-12-20 | モンテッソーリ教育
慌ただしい日々の中で、
毎月忘れてはならぬ
「モンテッソーリ教育講座課題レポート」

今年度最後の山場 日常生活の練習 実践レポート
を無事に送り出し、
肩の荷がひとつ軽くなりました・・・



「日常生活の練習」
「運動教育」と位置付けられています。

子どもは日常生活の中で
身の回りの人やモノ、環境と関わることで
身体の動かし方ひとつひとつを習得し、
精神も含めて発達していきます。



モニターとしてご協力いただくのは
3歳になった姪っ子りーさん‼︎


最近、練習用ではないお箸でご飯を食べる
ということに強い興味を示していますが
まだ手先の動きが追いついていません。

セロファン紙をネジってリボンを作るおしごと
を楽しむようになってきたので
もう少し複雑な動きにチャレンジしたい
という意欲も出てきました。


「パーピー(パーティー)しよー♪」
が口ぐせのパリピな彼女は
プレゼントをするのも、もらうのも楽しみです。



そこで…
プレゼントを包む練習として
「ふわふわボールを包むおしごと」
を考案しました☆



パステルカラーのふわふわボールを見て
「アイスの実だぁー」
と嬉しそう。

私がお手本を見せてやってみる?と問いかけると
「うん。やってみる‼︎」
と元気に答えてくれました。




私が思った以上に、包むのは難しそうですが
一生懸命包んでくれました。




集中時間は少しずつ伸びて、
出来上がりも
キレイに仕上がるようになりました。

できたプレゼントは、
家族やぬいぐるみのお友達に配っています。

自分の行動で誰かが喜んでくれること
その感覚を楽しんでいる様子を見ていると
私も幸せな気持ちになりました。



この課題を通して
彼女の成長はもちろんなのですが、
私自身のあり方についても考えさせられました。

彼女は、
彼女の意志でおしごとを選定したとき
しか集中しません。
課題だからと、
半ば強引におしごとに誘ってしまうと
簡単に大人の思惑を見破って拒絶します。

ここで、大人の都合で
「これをやりなさい」と言ってしまったとしたら
彼女の主体性・自己肯定感を否定してしまうことになるでしょう。





つい…で子どもの芽を摘んでしまう危険は
意外と身近に潜んでいるのかもしれません。