主に高校1年生、写真部の新入生を対象とした講習会です。
写真部って、極めてレアな強豪校を除けば、「え、うちの学校にそんな部あったの?」みたいな存在だったりしますからね。こうして、他の学校の写真部の人を見るだけでも、刺激になったんじゃないかな。
でも、講習会のほとんどは講義で、絞りとか、シャッタースピードとか、そういうことのお勉強です。初心者にとっては難しいですよね。それに、今のカメラはそういうことを知らなくても写真が撮れちゃうし・・・。
テーマとしては、「声をかけて写真を撮らせてもらうこと」とか、「白い紙をレフ板にしての撮影」とか、あったわけですけど、カエサルに言わせると、130人もの人がいて、みんなカメラを持っていて、お互いに写真を撮り合う・・・と、それだけで楽しいと思います。
これは、キャノンのX3ですね。誰からだったかは忘れましたけど、「もらった」と言っていました。その話を聞いたときは吃驚したんですけど、考えてみると、そういうこと、あると思いました。
入門用としてデジイチを買って、ステップアップして中級器を買う・・・ということはあると思うのです。そうなると、最初のデジイチ、浮いちゃうわけです。知り合いの高校生が写真部に入った・・・なんてことがあったら、あげちゃってもいいですよね。
おとうさんのカメラだそうです。おとうさんが野鳥撮影に興味をもっていて、娘が写真部に入ったのをきっかけとして買った・・・ということみたいです。
さすがに、高校生のものではありません。講師の先生が「使ってごらん」という感じで用意してくれたものですね。
カエサルも、ちょっとだけ覗かせてもらいました。でも、ちょっと覗いただけでは、このレンズの凄さはわかりません。カエサルにわかるのは、値段の凄さ(60~70万円)だけです。
写真っていうのは、撮るのも、撮られるのも、恥ずかしいわけです。撮りたい人も、撮られたい人もたくさんいるのに、実際に写真になるのは、その1%にも満たないんじゃないかな。でも、こういう機会があると、あまり遠慮をしないで、撮ったり撮られたりすることができますからね。そうした意味だけでも、有意義な講習会だったと思います。
それに、「早撃ち勝負」みたいなところもあったりして、面白かったです。
「お。この表情、いい。」なんて思ってレンズを向けたりするわけですけど、相手もすかさずレンズを向けてきたりするわけです。カメラを構えられちゃうと表情が撮れなくなっちゃうわけで、撮るか、撮られるかの勝負になったりします。
こういうことをメインとした撮影会があってもいいんじゃないかなと思ったりしました。
それと、この記事を書いていて思ったのだけど、写真を撮られる側にとってのカメラ(の外観)って、けっこう重要かもしれないですね。
上のカメラ(オリンパスのミラーレスデジイチ)と下のカメラ(ニコンの高倍率コンデジ)、どっちに撮られたいですか?
また「お勉強」の時間になるわけですけど、この「授業」には「テスト」がありません。「テストなしでの本番」があるだけですね。
みんな、がんばれよ~・・・なんて言うつもりはありません。写真なんて、がんばって撮るようなものではないと思うんですよ。でも、がんばると、いい写真が撮れるようになりますね。
カエサルだって、もっとがんばれば、もっと良い写真が撮れるようになる・・・かもしれません(笑)
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