カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

●セロファンとビニール

2016年07月09日 | ☆生活とか    

 7月5日にスーパーへ買物に行ったのだけど、そのときタバコを買ってきました。
 夜中に、そのタバコを持ってベランダに出て、タバコを開封しようと思ったのだけど、開きません。セロファンで包装されているのです。
 カエサルの愛飲しているのは「echo」なんだけど、安いタバコで、セロファン包装などしていなかったのですよ。
 それが、突然です。びっくりしましたね。


 ネットで調べてみたら、6月中旬から順次切り替えとのようです。エコーだけではなく、わかばもしんせいもゴールデンバットもセロファン包装になるようです。しんせいとゴールデンバットにはフィルターもつくようになるという話です。
 カエサルと同じようにびっくりした人も少なくないようですが、そこでさらにカエサルをびっくりさせてくれたのが「ビニールがついた」などという表現をしている人がいるということです。しかも、少なくありません。
 透明だし、膜状だし、たしかに似ていますけどね。
 でも、セロファンとビニールは違うんじゃないかな。


 「ビニール」のことを調べてみました。ビニールっていうのは、基本的に「ポリ塩化ビニル」のことだと思っていいわけだけど、日本では、ポリ塩化ビニル以外の軟質プラスチック(ポリエチレンとかポリプロピレンとか)のことも「ビニール」と呼ばれることが多いそうです。
 ビニール袋やビニール傘は、ビニールじゃありません。英語では、ビニール袋は「plastic bag」、ビニール傘は「plastic umbrella」です。
 ポリ塩化ビニルもポリエチレンもポリプロピレンも「プラスチック」であることに変わりはありません。これらのうち、透明(または半透明)で膜状のものを「ビニール」と呼ぶようになってしまったのかもしれません。
 セロファンは「プラスチック」ではなく「紙」ですけど、透明で膜状ということでは同じなので、ある種の日本人たちにとっては「ビニール」ということになってしまうんでしょうかね。
 セロファンと言えば、高校生物を学んだ人には、半透性の膜として知られています。つまり、水分を通してしまうわけです。
 そんなもので包装して意味があるのかな?というのは、カエサルの長年の疑問でした。でも、ウイルスを通さないんだそうで、当然、菌類や細菌類も通さないということになります。食品衛生上はかなりの効果があると考えてよさそうです。
 それに・・・という話はキリがないので、このへんにしておきます。


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