7月5日にスーパーへ買物に行ったのだけど、そのときタバコを買ってきました。 | |
夜中に、そのタバコを持ってベランダに出て、タバコを開封しようと思ったのだけど、開きません。セロファンで包装されているのです。 | |
カエサルの愛飲しているのは「echo」なんだけど、安いタバコで、セロファン包装などしていなかったのですよ。 それが、突然です。びっくりしましたね。 | |
ネットで調べてみたら、6月中旬から順次切り替えとのようです。エコーだけではなく、わかばもしんせいもゴールデンバットもセロファン包装になるようです。しんせいとゴールデンバットにはフィルターもつくようになるという話です。 | |
カエサルと同じようにびっくりした人も少なくないようですが、そこでさらにカエサルをびっくりさせてくれたのが「ビニールがついた」などという表現をしている人がいるということです。しかも、少なくありません。 | |
透明だし、膜状だし、たしかに似ていますけどね。 でも、セロファンとビニールは違うんじゃないかな。 | |
「ビニール」のことを調べてみました。ビニールっていうのは、基本的に「ポリ塩化ビニル」のことだと思っていいわけだけど、日本では、ポリ塩化ビニル以外の軟質プラスチック(ポリエチレンとかポリプロピレンとか)のことも「ビニール」と呼ばれることが多いそうです。 ビニール袋やビニール傘は、ビニールじゃありません。英語では、ビニール袋は「plastic bag」、ビニール傘は「plastic umbrella」です。 | |
ポリ塩化ビニルもポリエチレンもポリプロピレンも「プラスチック」であることに変わりはありません。これらのうち、透明(または半透明)で膜状のものを「ビニール」と呼ぶようになってしまったのかもしれません。 セロファンは「プラスチック」ではなく「紙」ですけど、透明で膜状ということでは同じなので、ある種の日本人たちにとっては「ビニール」ということになってしまうんでしょうかね。 | |
セロファンと言えば、高校生物を学んだ人には、半透性の膜として知られています。つまり、水分を通してしまうわけです。 そんなもので包装して意味があるのかな?というのは、カエサルの長年の疑問でした。でも、ウイルスを通さないんだそうで、当然、菌類や細菌類も通さないということになります。食品衛生上はかなりの効果があると考えてよさそうです。 それに・・・という話はキリがないので、このへんにしておきます。 | |
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