永六輔さんがお亡くなりになられました。 お亡くなりになられたのは7月7日だったそうですが、そのことが公表されたのが昨日(7月11日)でした。本日の記事は、永さんのことを書こうと思ったんですけど、何を書いていいのか、わかりません。 | |
若い人たちの中には永さんのことを知らない人というがいるかもしれません。「ラジオ番組パーソナリティ、タレント、随筆家。放送作家、作詞家」ということになると思います。一番わかりやすいのは『上を向いて歩こう』の作詞をした人ということになるのでしょうか。 | |
カエサルにとっての永さんは、まず、深夜放送のDJでした。 カエサルが小学生から中学生になる頃(1970年前後)の深夜放送は、青春や人生などについて語り合えるようなもので、その数年後のものとは一線を画していました。DJは、人生の先輩や先生であると同時に友人でした。永さんは、そうした友人で、その後もずっと友人であり続けた人です。 | |
3年前のTBC夏まつり(2013年7月21日)に、永さんと遠藤泰子さんが来てくれました。 今回の記事の写真は、このときに撮ったものです。ステージからちょっと離れたところにいたわけですけど、それでも、カエサルに気づいてくれてピースしてくれたのが冒頭の写真です。 | |
永さんは、この数年前から体調を崩されており、この日も車椅子での参加でした。でも、率直な感想として「思っていたよりも元気」でした。 | |
このときのことは「TBC夏まつり(1)永さんと泰子さん」という記事に書いています。よろしかったら、覗いてみて下さい。 | |
永さんです、永さんです、永さんです、永さんです・・・と、100枚くらい並べてみようかとも思ったのですが、結果として、24枚ということになりました。 | |
このとき、顔のアップだけで100枚近く撮っていると思います。話術の巧みさもさることながら、その表情には魅了されました。 | |
こうした写真を撮りながら、遠からずして今日という日が来るということは考えていました。 | |
この日は、3年前の参議院議員選挙の投票日でした。 「じゃあ、ちょっと聞いてみよう。すでに投票に行って来た人は手を上げて。」ということになったのだけど、一斉に手が上がりました。 | |
選挙があれば投票に行く。そんなこと、あたりまえじゃないですか。 そういうことを「カエサルたち」は「永さんたち」から教わってきたんだという気がします。 そういうことを「カエサルたち」が「若い人たち」に伝えているかと言うと、おそらく、していないんだと思います。あたりまえのことなんだから、わざわざ伝える必要などないという感覚があったんじゃないかという気もします。 | |
「永さんたち」が次々といなくなっていき、とうとう永さんまでいなくなってしまいました。 | |
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