カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

◎水芭蕉の森

2017年04月06日 | ☆植物とか    

 昨日(4月5日)、白石市の「水芭蕉の森」に行ってきました。
 国立南蔵王青少年野営場の近くです。


 この時期に川崎町や蔵王町を走っていると、蔵王連峰の姿には息を飲みます。車を停めて写真を撮りたいと思ったのだけど、なかなかよい場所がありません。
 この写真は、白石市に入ってから、「水芭蕉の森」の手前で撮りました。




 「水芭蕉の森」の駐車場です。
 周囲にはしっかりと雪が残っています。ちょっとびっくりしました。




 「水芭蕉の森」に入っていきます。
 周囲は、とにかく、一面の雪です。その雪融け水で、道もかなりぬかるんでいるところがあります。




 「水芭蕉の森(水芭蕉群生地)」は湿原で、木道の上を歩いて行くことになります。その湿原が、雪に覆われています。カエサルがここに来たのは4回目くらいなんだけど、こんな雪の中に来たのは初めてです。
 開花状況はともかくとして、このへんからミズバショウを見ることができるはずなんだけど、雪しか見えません。このまま、ミズバショウの姿を見ることさえできないんじゃないかと思ったりしました。




 最初に水芭蕉の姿を見たのが、ここでした。
 ポコンと雪が融けているところがあって、その中に緑色のものがあって、よく見てみると、ミズバショウでした。とりあえずミズバショウを見ることができたわけで、よかったよかったと思いました。




 かなり雪の融けているところもあって、いくつものミズバショウをいっぺんに見ることもできました。




 雪が融けているところには、必ずミズバショウがいると言っていいと思います。ほとんどのミズバショウが仏炎苞(ぶつえんほう)を出しています。
 苞が開いて花序が顔を出しているやつもいるんじゃないかと思って探してみたわけですけど、見つけられませんでした。




 ミズバショウをあまり見られなかったこと、そのミズバショウも開花していなかったことは残念なんですけど、晴れていたし、風もなく、暖かでした。雪が積もっている中での散策は、かなり楽しかったです。
 「花よりダンゴ」ではなく、「花よりテンキ」というところでしょうか。




 野鳥たちもチラホラといました。
 1枚目はミソサザイ、2枚目はシジュウカラだと思います。


 湿原の木道は、最短コースを一巡してきました。さらに外側のコースもあるんですけど、木道の上に雪が残っていたりしたので、無理はしませんでした。
 一巡し終えた後、四阿のところまで行ってみました。場合によっては「どうだんの森」まで行ってみようと思ったんですけど、無理はしませんでした。
 「水芭蕉の森」を出た後、七ヶ宿町の「玉ノ木原湿原」まで行ってみようという気持ちがないでもなかったのだけど、無理はしませんでした。


 帰ることにしました。
 駐車場で御婦人から声をかけられ開花状況について聞かれたので、この記事に書いたようなことをお話ししたら、「そういうのを見たかったんですよ」と嬉しそうでした。スニーカーを履いておられたんですけど、長靴も持参しているそうで、どちらにしたらよいかとも聞かれました。スニーカーでも行けるけど、長靴を持っているならば長靴の方がいいかもしれないとお答えしました。

 写真は、駐車場からの道です。1車線なので、対向車が来るとすれ違うのに苦労します。カエサルんちから「水芭蕉の森」までは1時間というところなんだけど、ここを通るときだけはドキドキします。


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