27~28日に、深谷かほるさんの「夜廻り猫」を丸写ししながら、このスタイル(1ページ、8コマで1話が完結)でオリジナルの作品を描いてみたいと思っていたのですよ。さっそくやってみたわけですけど、まさか1日でできちゃうとは思いませんでした。びっくりです。
まずは、見てちょんまげ。
夜廻り猫(よまわりねこ)ではなく、向日葵猫(ひまわりねこ)です。
カエサル自身としては、描き上げたばかりなので、感動しています。同時に、あちこちのアラが目についたりもするんですけど、そういうところを気にし始めると、いつまで経っても脱稿できないので、これで完成ということにします。そうしたアラに対する反省は、次回、「向日葵猫(弐)」を描く時に活かしたいと思っています。・・・と、シリーズ化するつもりでいます(笑)
深谷さんは「夜廻り猫」というタイトルを横書きにしているわけですけど、カエサルは縦書きにしてみました。各行1文字ずつの4行で「向日葵猫」です。縦書きなので、右から左に読んで下さい。寺社仏閣の扁額などと同じです。
でも、コマ割を決め、タイトルを描いた後、タイトルの左側の部分について試行錯誤しているうちに、向日葵と猫の絵を模様みたいにして入れたら面白いんじゃないかと思いました。向日葵も、猫も、ネットから拾ってきた画像をトレースして描いたんですけど、けっこういい感じになったので、かなり気に入っています。
この数十年間、ありとあらゆる人から・・・とまで言ってはオーバーですけど、「病院に行け」「お医者さんに見てもらえ」と言われ続けてきました。カエサルとしては「どうしてなの?」という思いがあります。ちょっと風邪をひいたら医者・・・というのでは、その受け入れ体制を構築できるはずがなく、本当に診療を必要としている人のためのリソースを食い潰してしまうことになります。
・・・と、わりとマジなテーマのつもりでいます。
これをどうやって8コマ漫画に仕上げるかですが、最初は、主人公をセーラー服の女子高生しようと思いました。ネットの画像を参考にしながら2~3コマまで描いたところで、マスクをかけた女性が額に手をあてている画像が素敵だったので、これを1コマ目にしようと思い、それまで描いていた絵は捨てるしました。
相手役の男性は、某有名人をモデルにさせてもらいました。2コマ目・4コマ目・6コマ目は、すべて同じ方がモデルです。他意はありません。この方、かなりの有名人なので、いろんな表情がネットにUPされているのですよ。同じ人に思えなかったりするのは、カエサルの描画技術の至らなさということになりますが、そのおかげで、肖像権に抵触したりはしないんじゃないかと思っています。
5コマ目・7コマ目の女性は、1コマ目の女性とはモデルが違います。元画像ではマスクをかけていないのに、かけさせてもらいました。7コマ目の画像が気に入ったので、すでに描き終えていた5コマ目を消して、7コマ目をコピーして使うことにしました。開いていた目を閉じさせるくらいのことは、カエサルの描画技術でもできます。某有名男性をモデルとした6コマ目と相まって、5~7コマ目は最高だと思っています。
でも、課長さんのモデルである某有名人、そういう表情をしてくれないんですね。困ってしまったわけですけど、「唖然とした表情」と言ったらコレだ・・・と思って、ムンクさんの『叫び』を使ってしまいました。全体的なバランスとしてどうなのかな?という思いはあるんですけど、とにかくこの作品を完成させたかったので、使ってしまいました。
こうなったら、次回作でも8コマ目はムンクということにしちゃおうかなと思っています(笑)
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