このボタンを半押しにすると、カメラがピントを合わせてくれます。AF(オートフォーカス)というものです。露光(絞り・シャッタースピード・ISO感度)なども決めてくれるんですけど、そのことは省略します。
そのままボタンを押し込むと、シャッターが切れます。人差し指1本で写真が撮れるわけで、とっても便利です。これを「半押しAF」と呼ぶことにします。
カメラの設定を変えると、このボタンを押したときにピントを合わせるようになり、シャッターボタンを押したときはピントを合わせずにシャッターが切れるようになります。
そういうことを知らなかったというわけじゃないんだけど、そんなことして何になるの?などと思っていました。
一説によると、アマチュアで「親指AF」を使っている人は5%もいないんだけど、プロは95%以上が「親指AF」なんだそうです。プロを目指すつもりなどないのだけど、面白そうなのでやってみようと思いました。
室内でそこはかとなく使ってみて「悪くない」という感触を得たので、翌10日に三神峯公園へ行ったときも「親指シフト」のままにしてみました。
親指でAFするのを忘れて、シャッターを切ってしまいました。ふつうの「半押しAF」だったらあり得ない失敗ですね。
この日は200枚くらいの写真を撮ったのだけど、こういうことが何回かありました。何回かしかなかった、と言い換えてもいいと思います。慣れてくるにしたがって、自然に親指が動くようになってきました。
半押しAFでも簡単に撮れる写真ですけど、半押しAFでは「シャッターボタンを半押しにしてピントを合わせる→半押しにしたまま構図を変える(レンズの向きを変える)→シャッターを切る」ということになります。そういうものだと思っていたので何とも思っていなかったのだけど、ボタンを半押しにしたままカメラを動かすというのはけっこう大変なことだったんだと思いました。
親指AFでは「親指でピントを合わせる→構図を変える→シャッターを切る」ということになります。構図を変えるときは、ただカメラをを動かすだけなので、かなり楽です。
2枚目は、駐車場側から見て2つめ?の階段のところにある木です。何という木なのかはわかりませんけど、今年、気になっている木です。
もっとも、三神峯公園では植物だけを撮ったことになります。動き回るものを撮るときに親指AFがどうなのかということについては、未知の領域です。とりあえず、明日(5月14日)の「いちばん踊り」は、親指AFですずめ踊りを撮ってみようと思っています。
メーカーのサービスセンターに持ち込むということを考えないでもなかったのだけど、そんな面倒なことをしてまで写真を撮りたくないという思いがあります。AFを調節する機能があるはずだと思い、自分でやってみることにしました。
もっときちんとした調節をしてみようという気持ちはあったんですけど、そうしたことを調べている過程で「親指AF」のことを知り、そっちの方が面白くなってしまいました。AF微調節については、とりあえず「-5」にして、翌日の三神峯公園に行ったということになります。
いずれも、「最近の年金記録」の「の」に焦点を合わせています。+5、±0、-5、-10で撮っているわけですけど、この中で選ぶなら、-5だろうと思いました。さらに言うなら、-5と-10の間がいいんじゃないかとも思います。
この4枚は、高倍率ズームの広角端で撮ったものです。望遠端でも撮っているんですけど、また違った結果が出てきます。一口で言うと、わけがわかりません。本格的に微調整をするつもりなら、少なくとも三脚を使わなくちゃダメだろうと思います。今日あたり、やってみようかと思っています。
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