撮っているときにはこういう絵は見えていないわけで、こういうのをイメージしながら撮るっていうのはなかなか難しいですね。上の写真はかなりよくできたと思っているのだけど、何十枚も撮ったうちの1枚で、こういう絵になるであろうことを狙って撮ったわけではありません。
まあ、修行ですね。こういうことを何回もやっていれば、少しずつ上手になっていくんじゃないかな。
かなり崩れたという話を聞いていたんで心配していたんだけど、なんだ、ちゃんと材木岩じゃないか・・・なんて思いました。
くわしいことはわからないけど、要するに、昔の民家ですね。
カエサルは、雪や氷をとっておいて・・・なんて思っていたんだけど、そうじゃないみたいです。どんなしくみになっているのかはよくわからなかったのだけど、でも、たしかに涼しいです。外気温は16℃くらいだったのに、氷室の中は8℃くらいでした。
カイコの卵を孵化させずにとっておいて、年に2回孵化させて・・・といったことのために利用されていたみたいです。
この先に行かなくても、材木岩を見ることは十分にできます。もちろん、写真を撮ることもできます。でも、時間ですね。この先まで行くことによって、ぶらぶらと歩いているという時間があることによって、材木岩を撮ろうという気分が湧いてくるのだと思いました。
カメラアングルということもあるけど、カエサルとしては、時間だと思いました。写真を撮るためには、時間が必要なんだね。
これ、見た目は「緑」なんですよ。他の写真と同じだと思ってもらえばいいんだけど、まあ、くすんだ緑です。
でも、カラーバランスをちょっとだけ調整したら、こんな感じの色が出てくるんですよ。昨日の「七ヶ宿ダム」の最後の写真なんかもそうなんですけどね。肉眼では「緑」にしか見えないものが、ちょっとずつ赤や黄色になってきているということなんだと思います。
燃えるような紅葉を撮りたいという気持ちはあるんですけどね。でも、こうして見てみると、こういうのも悪くないですね。
崩れたと言われれば、崩れたような気もしますけど、前はもっと凄かったんだよ・・・みたいな話をしてもしょうがないし、カエサルとしては、材木岩は健在と考えています。
ん? 材木だけに、建材でしょうか(笑)