カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

◎財布と眼鏡

2017年03月05日 | ☆生活とか    

 一昨日、財布をなくしました。昨日、それが交番に届いているということがわかったので、取りに行って来ました。そのついでに、眼鏡をつくりました。今回は、そういうお話です。


 一昨日、OB会の仕事などから帰宅した後、Thunderbird に寄付をしようと思ったのです。クレジットカードの番号を入力することになって、ポケットから財布を取り出そうとしたのだけど、ないのです。他のポケットも探して、バッグの中も探して、部屋の中を探して、車の中も探したんだけど、財布がありません。
 どこかで財布を落としたという可能性を考えざるをえません。記憶をたどって、思い当たるところには問い合わせをしてみました。みなさん、親切に対応してくださったのだけど見つかりません。連絡がとれなかったところもありました。

 タラレバの話をしたらキリがないのだけど、もし、Thunderbird に寄付しようと思わなかったら、財布がないということに気づくのは数日後になっただろうし、それから家の中を探し始めたりしたら、ちょっとたいへんだったと思います。外出から帰って、着替えもしていない段階で気づくことができたので、その後の対応が速やかにできたことになります。その意味では、Thunderbird に感謝です。惜しむらくは、タイショーパーキングの電話受付の時間(08:00~17:00)をわずかに過ぎていたということですね。

 昨日の記事にも書きましたけど、タイショーパーキングではトイレに寄ったのです。そのときに財布を落とした可能性があると思っていました。
 ジャケットの上からウエストバッグをしていたので、ポケットの出し入れがしづらかったのです。ポケットに入れたつもりが、バッグと体の間に挟まっているだけだったりして、タバコを落とすなどということもありました。それでも、財布を落としたら気がつくだろうと思うのですが、気がつかなかったとしたら、トイレに寄ったときだろうと思ったのです。

 タイショーパーキングには、翌朝、連絡することになりました。
 名前を名乗ったら、「ああ、あの財布の・・・」という返答がありました。そのときの気持ち、言葉にするのは難しいです。
 財布、落ちていたそうです。すでに交番に届けてあるとのことでした。タイショーパーキングさん、ありがとうございました!!






 タイショーパーキングに電話した後、東二番丁交番に電話をしてみました。財布、届いているとのことです。取りに行くことにしました。
 八木山動物公園駅まで車で行って、そこから地下鉄で・・・と考えたんだけど、運転免許もなければ、イクスカもありません。バスで仙台駅前まで行くことにしました。整理券をとって、現金でバスに乗りました。
 青葉通りの地下通路の3番を出たところに、東二番丁交番があります。東二番丁小学校の隣です。ここは何度となく通ったことがあるはずなんだけど、ここに交番があるなんてことはまったく気がつきませんでした。

 交番に行くのは、中学1年のとき、東京駅で家出少年と間違われたとき以来だと思います。このときは、カエサルにはまったく非がなかったわけで、おまわりさんとか、交番とか、どんな感じなのかな・・・と興味津々でした。楽しかったです。
 今回は、約50年ぶりでの交番ということになります。緊張するかな?と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。50年前もそうでしたけど、おまわりさんたちの対応が親切で丁寧なんですね。忙しいところにご迷惑をおかけし、申し訳なかったです。ありがとうございました。


 カエサルは、3年くらい前にも財布をなくしたことがあります。飲みに行って、タクシーで帰ってきて、料金を払おうと思ったら、財布がないのです。運転手さんに待ってもらって、家からお金をとってきて料金を払いました。酔いは醒めましたね。ネットで検索して飲んでいた店を思い出し、電話をかけてみたら、財布があるということを確認できました。翌日、取りに行きました。
 今回は、財布がないということに気づいてから16時間くらいは所在不明のままでした。この間、財布が出て来なかった場合のことを考え続けていたということになります。運転免許の再発行のしかたとか、いろいろと調べてみました。でも、調べきれるものではありません。やらねばならないことがどれだけあるのかさえわかりません。自動車は運転できないし、お金をおろすことはできないし、イクスカもワオンも使えません。翌朝になっても所在不明のままだったら、戦争の始まりだと思っていました。その覚悟だけはしていました。


 交番で財布を受け取った後、とりあえず勾当台公園方面に向かいました。県庁市役所前からのバスで帰ろうと思っていたし、トイレにも行きたかったし、タバコも吸いたかったというところです。
 その途中、一番町の眼鏡屋(J!NS)に寄ってみることにしました。ちょっと気にしながら通り過ぎたんですけど、思い直して、後戻りして、入ってみることにしました。財布が戻って来た記念に眼鏡をつくっちゃおうという感じですね。
 十数年ぶりで眼鏡をつくりました。10年前には新しいのをつくろうと思ったのだけど、そのままズルズルと同じ眼鏡をかけていました。そのうち、その眼鏡が壊れてしまったので、さらに古い眼鏡をかけることになりました。度が合っていないというだけじゃなく、レンズのコーティングが剥がれたりしていて、とんでもなく酷い状態でした。なにしろ、眼鏡をかけると視界が曇るのです。
 カエサルはビビリなので、知らないところ、慣れていないところに行くのは怖いのです。それで、なかなか眼鏡をつくれなかったということになります。でも、今回、財布が出て来なかった場合のことをいろいろと考えていたわけで、そうしたことに比べれば、眼鏡屋に入るくらいのことは何でもないじゃん・・・などという気分になれたのです。
 「禍転じて福と為す」「人間万事塞翁が馬」「雨降って地固まる」「毒食らわば皿まで」などと言えるかもしれませんし、言えないかもしれません。


 これまで使っていた眼鏡が酷い状態だったという話はすでに書きましたが、それに比べると、新しい眼鏡は別世界です。
 世の中って、こんなにハッキリと見えるものなんだとビックリしています。

 眼鏡っていうのは、つくりに行った日の何日か後にできあがって、あらためて取りに行くものだと思っていたのだけど、その日のうちにできちゃいました。
 フレーム選びに20分くらいかかり、視力測定などに30分くらいかかったんですけど、その後30分でできあがりました。こんなに簡単につくれるのならば、毎年新しいのをつくってもいいかも・・・なんて思っているところです。
 ちなみに、9900円(税別)でした。


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