カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

夏まつり(キッズ)

2011年08月28日 | ★すずめ踊り   

 夏まつり仙台すずめ踊り、今回は「キッズ」の特集です。


 前の写真も、この写真も、幼稚園児の演舞ですね。一人だけでもかわいいのに、何十人という子どもたちが一斉に踊るわけで、なんか、もう、凄いですよ。


 手前の子、何歳くらいなんでしょう。扇子を落としちゃったりしたんですけど、それを拾って、演舞に復帰しました。けなげですね。かわいいです。

 去年、初めてすずめ踊りを見たときに印象に残ったのは、何と言っても子どもたちの演舞でした。
 小学校とか、子ども会とかが中心となって、お母さんたちの見守る中、子どもたちが一生懸命に踊る・・・っていうのがすずめ踊りなのかなと思ったりしました。
 子どもっていうのは、何をやってもかわいいですからね。動きがたどたどしくてもかわいいし、むしろ、動きがたどたどしいぼとかわいかったりします。すずめ踊りっていうのはそんなものだと思っていたのですよ。


 そんなカエサルの蒙を啓いてくれたのが、この子たちですね。
 「まつり宝山」のみなさん。小学生だろうとは思うんですけど、何年生くらいなんでしょうね。カエサル、そういうのがわからないんですよ。
 この子たち、夏まつりの前夜祭に出ていたのだけど、よりちっちゃい子どもたちにすずめ踊りを教えたりしていたわけです。その様子を見ていると、あたりまえの話なんだけど、この子たちはうまい・・・というのがわかるわけです。


 それまで、子どもたちのすずめ踊りっていうのは「かわいい」だけで十分だと思っていたんですよ。でも、それだけじゃないんですよね。この子たちは、人前に立ち、人に見てもらえるだけの「踊り」をきちんとやっています。
 カエサル、すずめ踊りができるわけじゃないし、踊りについての技術的なことなんかかはまったくわからないんだけど、この子たちは「うまい」と思いました。あるいはそうじゃないかもしれないんだけど、そう感じました。


 「まつり宝山」さんのことを調べてみたんですけど、今年の1月に結成された祭連なんだそうです。だからと言って、この子たちが今年の1月から踊り始めたということではないと思うんですけどね。
 これは、カエサルの勝手な推測なんだけど、小学校とかで、みんなで、すずめ踊りをしていた子たちの中から、特に踊りの好きな子たちが集まってできた祭連なんじゃないでしょうか。


 カエサルは、「じょうず」「うまい」「すごい」という3段階評価をすることがあります。
 去年までのカエサルにとって、子どもたちは、みんな「じょうず」だったわけです。よくおどれましたね、じょうずだったよ・・・という感じですね。
 でも、それだけじゃなくて、「うまい」という子どもたちがいるんですね。


 今年の夏まつり、そんなことを考えながら写真を撮っていたわけなんだけど、「あれ?」と思ったことがもう一つあります。
 たとえば、この子。どこかで見たような気がするな・・・と思って、記憶の糸をグリグリとたぐってみました。家に帰ってから確認してみたんだけど、去年も撮っているんですよ。このブログにもUPさせてもらいました。
 これはどういうことかと言うと、つまり、たまたま良い動き、たまたま良い表情の写真が撮れてしまったということではなくて、常に良い動き、良い表情をしているということですよね。おそらく、去年の踊りよりも今年の踊りの方がグレードアップしているんだと思います。


 この子もです。この子の写真も、去年のブログにUPさせてもらいました。
 ど素人の分際で偉そうなことを言うのは気が引けるんだけど、この子たちには「表現」がありますね。誰かから言われたとおりに手足を動かしているだけじゃなくて、自ら、何かを表現しようとするパワーを感じます。


 こういう子たち、十年後には「うまい」を超えて、「すごい」と思えるような踊りを見せてくれることになるんじゃないかな。十年後の子どもたちは、そうした「すごい」踊りを見て育つことになるんだと思います。
 すずめ踊り、実質的には、歴史の浅い、新しい踊りです。まだまだ発展途上なわけですけど、でも、十年後、二十年後には、阿波踊りに追いつき、追い越しているかもしれませんよ。
 これからのすずめ踊り、本当に楽しみですね。


        ← 応援クリック、よろしくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿