去年、初めてすずめ踊りを見たときに印象に残ったのは、何と言っても子どもたちの演舞でした。
小学校とか、子ども会とかが中心となって、お母さんたちの見守る中、子どもたちが一生懸命に踊る・・・っていうのがすずめ踊りなのかなと思ったりしました。
子どもっていうのは、何をやってもかわいいですからね。動きがたどたどしくてもかわいいし、むしろ、動きがたどたどしいぼとかわいかったりします。すずめ踊りっていうのはそんなものだと思っていたのですよ。
「まつり宝山」のみなさん。小学生だろうとは思うんですけど、何年生くらいなんでしょうね。カエサル、そういうのがわからないんですよ。
この子たち、夏まつりの前夜祭に出ていたのだけど、よりちっちゃい子どもたちにすずめ踊りを教えたりしていたわけです。その様子を見ていると、あたりまえの話なんだけど、この子たちはうまい・・・というのがわかるわけです。
カエサル、すずめ踊りができるわけじゃないし、踊りについての技術的なことなんかかはまったくわからないんだけど、この子たちは「うまい」と思いました。あるいはそうじゃないかもしれないんだけど、そう感じました。
これは、カエサルの勝手な推測なんだけど、小学校とかで、みんなで、すずめ踊りをしていた子たちの中から、特に踊りの好きな子たちが集まってできた祭連なんじゃないでしょうか。
去年までのカエサルにとって、子どもたちは、みんな「じょうず」だったわけです。よくおどれましたね、じょうずだったよ・・・という感じですね。
でも、それだけじゃなくて、「うまい」という子どもたちがいるんですね。
たとえば、この子。どこかで見たような気がするな・・・と思って、記憶の糸をグリグリとたぐってみました。家に帰ってから確認してみたんだけど、去年も撮っているんですよ。このブログにもUPさせてもらいました。
これはどういうことかと言うと、つまり、たまたま良い動き、たまたま良い表情の写真が撮れてしまったということではなくて、常に良い動き、良い表情をしているということですよね。おそらく、去年の踊りよりも今年の踊りの方がグレードアップしているんだと思います。
ど素人の分際で偉そうなことを言うのは気が引けるんだけど、この子たちには「表現」がありますね。誰かから言われたとおりに手足を動かしているだけじゃなくて、自ら、何かを表現しようとするパワーを感じます。
すずめ踊り、実質的には、歴史の浅い、新しい踊りです。まだまだ発展途上なわけですけど、でも、十年後、二十年後には、阿波踊りに追いつき、追い越しているかもしれませんよ。
これからのすずめ踊り、本当に楽しみですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます