この2ヶ月ほどに読んだ本を振り返ってみることにします。
青い線の下は、前回の記事「漫画三昧(1801)プリンシパル」で扱ったので、今回は青い線の上からです。
ここでは、「Real Clothes」をチェックしてみました。デパートの布団売り場で優秀な成績をあげていた店員さんが、突然、婦人服売り場に「栄転」してしまうというお話です。いろいろと苦労するわけですけど、ファッションとかにまったく無頓着なカエサルでも、なるほどなるほどと思えるような内容になっていて、ちょっと感心しました。
「うさぎドロップス」をチェックしてみました。一人暮らしだった若いサラリーマン(男性)が、突然、幼い女の子との二人暮らしを始めるという話です。女の子がかわいい!ということが中心になるのだけど、仕事と育児の両立などについてマジメに描かれています。なかなか面白いです。
「最近、蝶々は…」をチェックしました。若い女性が性被害に遭う話なのか、妄想なのか、オカルトなのか、ミステリアスな話です。内田春菊さんの描く女性はとってもエロチックだと思います。好きです。
「地球の放課後」をチェックしました。モンスターみたいなのが現れて、地球上から人がいなくなってしまって、1人の少年と3人の少女だけが取り残されてしまったというところから始まるお話です。よくある設定と言えなくもないのだけど、ほんのりと明るい感じでお話が進んでいくところが気に入りました。
「I'm home」をチェックしました。主人公は、最近5年間の記憶を失っているという男性。その5年間に離婚して再婚しているようなんだけど、前妻や娘のことはよく覚えているのに、新妻や息子のことはさっぱりわからないというようなお話です。のほほんとしたホームドラマのような展開なんだけど、ミステリアスで、面白そうです。
「四月は君の嘘」をチェックしました。ピアノを弾く少年、ヴァイオリンを弾く少女などを中心とするお話なんだけど、とにかく、演奏の場面での描写に圧倒的な迫力があります。感動しました。演奏の途中で涙が出てきちゃうし、演奏が終わると漫画の中の観客たちと一緒になって拍手しちゃいました。冒頭の画像とサブタイトルにも使わせてもらいました。
「黒鉄」をチェックしました。江戸時代のサイボーグやロボットの話と言ってもよいと思います。主人公は口をきけないのだけど、その代わり、刀がしゃべります。本人の意に反したことをしゃべられたりもするわけですが、その結果、主人公のクールさが保たれるということになります。リアルタイムで読んだ事もあるのだけど、面白い設定だと思います。
「岡崎に捧ぐ」をチェックしました。作者自身の小学校時代の話が、小学生の目線で描かれています。「平成のちびまる子ちゃん」ですね。この世代にとってテレビゲームとかがどういう存在であったのか、とか、なるほどなるほどという感じで読みました。
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