もちろん、長距離を移動するようなとき、たとえば、木の上から地面に降りるようなときは別です。でも、カエサルんちのベランダで、手すり→枝→かご・・・などと降りるときには、けっして飛びません。
下の方を見る、顔を上げる、左右を見たり、左右に移動したりする、また下を見る・・・なんてことを繰り返した後じゃないと跳びません。
もちろん、そうした「躊躇」の途中で、跳び降りるのを止めて、飛んで行ってしまうこともあります。
飛んで行くときは、あたりまえですけど、翼を使います。しかも、ノーモーションでいきなり飛び上がります。
飛んでいるところを撮ろうと思って狙ったりしていたわけだけど、一度も成功したことはありません。偶然に撮れてしまうことがあるだけですね。
今回は、そうした中で、「下を向いている」ときの写真を集めてみました。
上手に使えば、さほどエネルギーを消費することなく降りることができると思うんですけどね。
まあ、体長の何倍かの高低差を降りることになるわけで、我々で言えば4メートル~5メートルという高さから跳び降りることになるわけで、簡単にできることではないというのはわかるんですがね。
そういう行動パターンを常にしているのであれば、もっと速やかに、ピョンピョンと跳び降りてもよさそうな気がしちゃうんですけどね。
ただ跳び降りればいい(着地に失敗して怪我をしなければいい)ということではなくて、跳び降りた後で天敵に襲われるようなことはないか、天敵に襲われた場合に速やかに飛び立つことができるか・・・なんてことを判断しているのかもしれません。
そう考えると、スズメたちの「躊躇」も理解できるような気がするんですよ。
3月になってから撮った写真だって今回の記事を成立させられるくらいのものはあると思うのですが、ケタが違うという感じです。
いや、来てくれることは来てくれているんですけどね。カエサルがベランダにいるときには、あまり来てくれなくなってしまったわけです。写真も、あまり撮れなくなってしまったわけです。
春だから、ですかね。
春になったら野鳥にエサをやってはいけないというのがこういう世界での鉄則みたいだし、ちょうどいいのかな・・・なんて考えてみたりもするんですけど。
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