今回はプリンタの話というか、インクの話、互換インクの話です。 | |
カエサルは大学のOB会の仕事で、年に4~5回、A4版5ページ分くらいの文書を400枚ずつ印刷します。まあ、1回に2000枚ですね。トラブルさえなければほんの数時間で終わるんだけど、必ずと言っていいほどトラブルがあります。特に、インク切れですね。 | |
オバカなことを描かせてもらいますけど、インクっていうのは、プリンタを使っているときに限って切れるんですよ。プリンタを使っていないときにインクが切れたことは一度もありません。 | |
下にある白いプリンタ(エプソンPX-S840)は、今年の1月に買ったものです。ビジネスインクジェットということで、速いし、ランニングコストもかからないし、何よりも、角2封筒に印刷できます。印刷がちょっとズレたりするんですけどね。まあ、気に入っています。 上にある黒いプリンタ(キャノン)は、それまで10年近く使っていたやつです。これも、悪くはありません。 | |
今回の仕事は、封筒、文書A(カラー、片面)、文書B(モノクロ、両面)、文書C(モノクロ、片面)を400枚ずつ印刷するというものです。発送は今日(9月3日)なので、9月2日(金)までに印刷しておけばいいということになります。 文書にカラー写真を入れてみようと思ったのが8月26日(金)で、タメシに印刷してみたわけですけど、黒がまったく出ません。何じゃこりゃ??と思いましたけど、ノズルのクリーニングを2~3回やってみたら、普通に印刷できるようになりました。 新しいプリンタを買って、最初は「セットアップ用」としてついていたインクを使っていたわけですけど、黒だけは切れてしまったので、互換インクと入れ替えました。プリンタを最後に使ったのは7月なので、それほど間が空いているというわけではないんですけど、黒だけが出なくなってしまったということになります。互換インクだからでしょうかね。まあ、一時的なものでしたけどね。 | |
8月29日(月)には、封筒に宛名印刷しました。文書の方は原稿が確定するまでに時間がかかっちゃうのだけど、住所録は変更の連絡がある度に更新しているので、いつでも印刷できるということになります。差し込み印刷だし、封筒への印刷だし、何かとトラブルが起こりやすいところなので早目に印刷しておきたかったということもあります。でも、極めて順調に印刷が完了しました。 | |
8月31日(水)に、文書Cの印刷をしました。これだけ、原稿の確定が早かったのです。 印刷も順調だったんですけど、300枚くらい印刷したところで、インク切れになってしまいました。嘘だろう?と思いました。 | |
このインク、A4版で4000枚くらいは印刷できるということだったんですよ。まだ2000枚も印刷していないはずなんで、今回の仕事は余裕でこなせると思っていました。 もちろん、4000枚印刷できるというのは、純正インクでの話です。しかも、誇張があるんじゃないかと思います。そうなると、互換インクでは2000枚くらいしか印刷できなくてもしかたないのかもしれません。今にして思うとそういうことになるんだけど、このときまではそんなことを考えてもみなかったので、予備のインクなど準備していません。 さっそく、アマゾンに注文することにしました。純正インクを買っちゃおうかとも思ったんだけど、1個で5000円以上します。この互換インクは4個(4色)で1500円くらいでした。今回は黒だけが欲しかったので、4個で1990円というのにしようと思ったんだけど、「お急ぎ便」というのが指定できなかったりして、結局、1個で1000円くらいのを注文しました。送料込みで1400円くらいかかります。今にして思えば・・・と思うところはあるんですけど、結果としてそういうことになりました。 | |
印刷が中断していたわけですけど、途中で止めるのも嫌だと思って、残りは古いプリンタ(キャノン)を使って印刷しました。1年ぶりくらいで使ったということになりますけど、ちゃんと動いてくれました。 こっちのプリンタはインクのストックがあるので、他の文書もこっちで印刷しちゃうということができます。ただし、「はやい」モードだと、カラー印刷にムラが出ます。「きれい」モードにするとムラはなくなるのだけど、その場合、1枚を印刷するのに1分近くかかります。 できることなら、発注したインクが間に合って欲しいと思っていました。 | |
9月1日(木)は、キャノンで印刷しちゃおうかな、どうしようかな、などと思いながら、1日を過ごしました。 2日(金)の朝、ネットで「配送状況」をチェックしてみると「配達中」になっていました。これは、午前中に届くかなと思っていたのだけど、12時になっても、13時になっても、14時になっても来ません。15時を過ぎ、16時になっても来なかったらもう少し待ってみようなどと考えていたら、ようやく来ました。 | |
2枚目の写真を撮ったときには気づいていなかったんですけど、92Lを注文したはずなのに、届いたのは92Mでした。LとかMというのは、インクの容量です。インクカートリッジをプリンタにセットするあたりで、そのことに気がつきました。でも、Mでも、400枚×3ページくらいならこなせるだろうと思っていました。 まず、カラーの文書Aから印刷を始めたわけですけど、順調にスタートしました。「インクが少なくなっています」という警告は出たんですけど、カラー(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン)のものです。これらは予備のインクがあるので、ノープロブレムです。 印刷が止まり、Mが切れたということなので、交換しました。ノープロブレムです。 また印刷が止まり、Yかな、Cかな・・・などと思ってプリンタのディスプレイを覗き込んでみると、BKと出ています。BKというのは何の略なんだろうなどと考えてしまいました。嘘だろう・・・と思いました。 カラー印刷の文書A、355枚を印刷したところでした。 | |
残りは、キャノンで印刷しました。 文書Aは45枚(25枚+予備20枚)ほど残っていたわけですけど、25枚を「きれい」モードで印刷しました。これだけで25分かかったということになります。この25分は長かったですね。ど、ど、ど、どーして、こんなに早くインクが切れちゃうんだ?とか、何とかしてエプソンで印刷を続けることはできないだろうか?なんてことを考えてばかりいました。予備の分として10枚ほど「はやい」モードで印刷しましたが、これは、1分足らずで完了です。 文書Bは、両面印刷です。両面印刷モードだと時間がかかりすぎるので片面ずつ印刷しましたけど、計800ページ、合わせて90分というところだったでしょうか。ノープロブレムでした。 | |
印刷を完了したのが、昨日(9月2日)の18時過ぎということになります。場合によっては、今日(9月3日)の朝までに・・・という覚悟はしていたんですけど、まあ、難なく終わったと言うこともできると思います。 | |
昨日の今日ということになるので、結論を急ぐ必要はないと思うんですけど、「互換インクは、純正インクの半分くらいしか使えない」と考えておいてもいいような気がします。 ただし、「互換インクは純正インクよりも容量が少ない」ということではないと思います。空になったとされたインクカートリッジを振ってみると、インクが残っているのがわかるのです。プリンタが互換インクにイジワルをして、まだインクが残っているのに残っていないということにしているという気がします。キャノンにもそういうところはあったけど、エプソンはかなりイジワルだという気もします。 まあ、このあたりのことについては、もっとプリンタを使い込んでみなければわかりません。次に使うのは3ヶ月後ということになるので、それまでの間に、考えられるだけのことは考えておきたいと思います。 | |
今回は「印刷」の話だけにしようと思っているわけですが、「原稿」をつくるという仕事もあったわけで、原稿をつくるために必要なデータが集まらなかったり、原稿をつくるときに間違ってしまったり、原稿に対してクレームが来たり、とか、いろいろとありました。 そして、今日(9月3日)は「発送」という仕事があります。文書を三つ折りにして、封筒に入れて・・・といった作業を学生諸君に手伝ってもらわねばならないし、その後、一緒にメシを食うことになります。 仕事っていうのは、面倒だし、たいへんだけど、でも、楽しいですね。 | |
今のトナーにはICチップなどというものがついているんでしょうか。厄介なことになってきました。
まあ、今回は「想定外のインク切れ」が2回も起こったわけで、ちょっとまいりました。何とかなったわけですが、そうしたことの影響もあって、原稿の文章にミスがあったことに気がつかなかったりしました。
原稿を書いたり、それを印刷したりということについては「元プロ」ということになるわけで、どういうところでミスが出るのかという認識は十分にもっているつもりなんですけど、毎回のようにミスをします。
プロがミスをするっていうのは、お約束でしょうか。仕事をするっていうのは、本当に楽しいです。