ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

占い師は何故かように自信満々なのか?

2011年03月05日 | Weblog
昨日久しぶりにバラエティ番組を見ていたら、
有名芸能人やら一般人やらが占ってもらっていました。

相手のこれまでの人生や心の有り様、
今後の道しるべまで、自信満々で滔々と述べられる。
その未来は、確固たるものであるかのように。

そういえば、今よりうんと若かったころ、
占い師さんに運勢を見てもらったことがある。
一人は手相占いのおっちゃん。
自宅で細々とやっているらしく、
鑑定料、500円。
「あーたは、個性のツヨカなあ」(あなたは個性が強いね)
「家は、あんたが継ぐな」(家はあなたが継ぐことになるね)
「一生、食うには困らん」
と言われた。
実は中学生のころ、手相占いの本を読んだことがあったので、
そのおっちゃんがそう言い切る根拠は推定できた(いやな客…)
私の手相は、線が実にはっきりしている。
細い線やあいまいな線は皆無。→個性的な性格
運命線が手首から中指の付け根までまっすぐ伸びている。
それも、両手とも。→家族とのつながりが深い。
でも、この時点で、家を継ぐのは姉だと思っていた。
多分、姉もそのつもりだったと思う。
今現在、姉も妹も嫁に行き、
行きそびれた私は、実家にパラサイトしている。
でも、生活に困らない程度の収入はある。
してみると、おっちゃんの占いは、かなり当たったことになるのかな。

もう一人。こちらは友人の付き合いで行った。
占い料、5000円。当時の5000円は、かなりの出費。
そこでも、いろいろはっきり言い渡される。
「オーラに紫色が混じっている。先祖に徳の高い人がいる」
と言われれば、
「祖父、祖母がお経を読むし、信心深い人だったからなあ」
と、勝手に関連付ける。
占いの大半は、そんな風に、当たったかどうかは、
聞く人の気分次第かなあ、と思ったり。
そんな中、
「○○才の時に、(結婚に繋がるような)大きな縁があったはず」
と言われた。
「いや、ありませんでした」
と答えると、
「そんなはずはない」
といわれる。
一生懸命そのころを思い出してみるが、心当たりがない。
そう言うと、
「それは、あなたが気が付いていなかったんです」
と断言されてしまった…。
いや、いくらわたしがボンクラでも、そんな縁があるかどうかくらい、
気がつくと思うんですが…。
もしそれが当たっているとしたら、
私は「結婚したいと思うような熱烈な好意にすら気がつかない鈍感」
だということに。
それは、あんまりだわ…。

それにしても、あの占い師さん、二人とも、
テレビの方に負けず劣らずきっぱり言い切ってしまっていました。
あの自信はどこから来るのだろう…。
ちっとばかり、最近の自信喪失気味のひいらぎさんに分けていただきたいものだわ。
コメント
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