
「メガネって、踏むよね?」
というと、たいてい反応は二つに分かれる。
「ああ、そうそう」という人と、
「なに?それ」という反応の人。
メガネは、「踏む人」と「踏まない人」にはっきり分かれるらしい。
そして私は、「踏む人」です。
まず、枕元に置く癖があるのがいかん。
起きしなに、踏む。
探しながら、踏む。
そんな時は、メガネ屋さんに持ち込んで、フレームを治してもらう。
でも、今日。
バッグから車のカギを出すとき、はずみでメガネが落ち、
ピンポイントで、そのメガネを踏んでしまった。
音で言うと、
がちゃっ、かしゃっ、ばりん、「うきゃあああ(私の叫び)」という、
1,2,3,4のリズムで、私のメガネは壊れた。
というか。踏んだ。
レンズも、粉々になった。
(上の写真、右のレンズ、割れてしまって、入っていません)
メガネ屋さんに持ち込んではみたものの、
「これは…むりだな」と思う。
これまで幾度となくフレームのゆがみを直してきてもらったが、
これほどのことは、今まで一度もなった。
ああ、「踏まない人」に、私はなりたい。