夏目友人帳 17 (花とゆめCOMICS) | |
緑川ゆき | |
白泉社 |
福岡まで、「夏目友人帳原画展」を見に行ってきました!
カラー原画が中心で、予想以上の充実ぶりでした。
じっくり見ていたら、あっという間に2時間以上たっていました。
アニメにもなっているので、アニメファンの人も多かったようです。
夏目友人帳 いつかゆきのひに(完全生産限定版) [Blu-ray] | |
神谷浩史,井上和彦 | |
アニプレックス |
私は緑川さんのデビューの時から注目していて(自慢)、
「これは面白い人が出てきたぞ」とほくほくしていたのですが、
読み切りからシリーズ物、連載と順調に進んでいき、
「夏目友人帳」がアニメ化された時にはびっくりしました。
でも、ニャンコ先生のキャラの可愛さで、
アニメシリーズも第5集まで出ているそうです。
原作コミックも17巻まで発売されています。
でもまさか、原画展が東京だけでなく、大阪、福岡でまで開催されるようになるなんて。
すごいなあ、嬉しいなあ。
7日までなので、今日、頑張って福岡まで行ったわけです。
カラー原画の中で、同じ構図で違う着色になっているものがありました。
片方は採用されて、片方は掲載されていない物とのこと。
ペンの線は同じだったので、コピー?した者に違う着色をされていたのかな?
雑誌の表紙になったもので、夏目君とニャンコ先生、周りの花が別の紙に描いてあって、
実際の雑誌では、合成されていたものがあったのも面白かった。
あれですね、画像ソフトでレイヤーごとに作がする感じ?
原画を調整して構成されたものもありました。
コミックスの表紙用に描かれたもので、足元にニャンコ先生が描いてあるのに、
コミックスの方にはニャンコ先生がカットされているものも。
カラートーンの使い方も面白かったな。
同じ画面の中でカラートンを使うところとカラーインクを使うところとが混然としていて、
そのくせ違和感がないという。
すごいわ。
本で見る時には気付かなかったけど、色んな所に遊びや工夫があって、
「原画展」だからこそ、ここまでじっくり見ることができて、
行ってよかったなあと思いました。
生原稿。やっぱり印刷とは違うよ。
テンション、上がりまくり!
プロットやネームも置いてあって、
プロットの段階で十分に練られている印象で、
なるほど、10年の長期連載ができるだけの構想がちゃんと初期からあったのだと分かりました。
ああ、楽しかった!
ニャンコ先生グッズも買って、3時間以上楽しみました。
中には東京会場に行って、福岡にも来た人もいるようです。
背景の資料になっている人吉(熊本県南部の市)に行きたいと
会場のノートに書いている人も多かったです。
夏目友人帳ビジュアルファンブック 夏目画楽帳 (花とゆめCOMICS) | |
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ああ、美しい物を見ると、元気が出るね!
人吉では関連したイベントも度々あるようです。
ああ、楽しかった!