実は昨日東京に行ったのは、土橋勝征内野手と山部太投手の現役引退試合が行われたからです。
今年はほとんど一軍での出番も無く、二軍でも良い成績を残せていない。
いずれは、と覚悟はしていたものの、せめて来年までグラウンドに立つ姿を見せて欲しい、そう祈っていました。
ところが、10月6日に友人が二人が引退するというニュースを知らせるメールを送ってくれました。
とうとうこの日が来てしまった…
日曜日の試合なので、行こうと思えば行ける。でも、18時20分試合開始なので、熊本行き最終便(19時05分発)では練習する姿すら見られないかもしれない。福岡便なら20時10分発なので、これなら、少しは試合も見られる。でも、見られてもせいぜい20分。どうしよう。
優柔不断な私は、例の野球仲間に思い余って電話。
「背中を押して欲しいのね?」(さすが。見抜いてる)
そういって、彼女は、
「私なら行くな。智さん(伊藤智仁)の最後の登板、戸田まで見に行ってよかったと思ったもん」
そう言いました。そう、伊藤さんの引退の試合は戸田(2軍)での試合でした。かってのしなやかなフォームは見られず、引退試合も何も無く、寒い戸田球場で、最後の登板を彼女と一緒に見に行ったんです。
そうよね。
「ちょっとしか見られなかった」とぼやく方が、
「行けばよかった」と後悔するより何倍もいい。
そういったわけで、急遽チケットを手配し、行くことにしたのでした。
(チケットレスのことについては、しつこいですが、また書きます。思うことが色々あったので)
「ちょっとしか見られなかった」とぼやく方が、
「行けばよかった」と後悔するより何倍もいい。
という考え方、素敵ですね。
やっぱり、行ってよかったです。
友人の言葉にも背中を押されました。
色々行動しているようでも、中身は優柔不断のヘタレ君です