ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

2020 サッカー兵庫県高校選手権 第5日 神戸弘陵-滝川第二

2021-02-03 | Weblog
2020年令和2年11月4日水曜日、神戸新聞文字起こし

神戸弘陵 劇的決勝弾

準決勝
神戸弘陵2-1滝川第二
得点 (神)徳弘2、(滝)黒井
後半、同点ゴールを決め、仲間と抱き合う神戸弘陵の徳弘


同点のまま延長に突入するかと思われた後半
ロスタイム。神戸弘陵のエースがロングスローの
こぼれ球を豪快に突き刺した。劇的な決勝弾で右足が
つり、そのまま交代したFW徳弘は
「疲れて走れていなかったのに使い続けて
くれた。期待に応えたかった」と喜んだ。

今大会初のリードを許したチームを救ったのも徳弘だ。
後半7分、抜群のスピードで裏に抜けると「僕が生きる
パスをくれた」。MF田中魁からのボールを
足元に収め、落ち着いて流し込んだ。

31日の準々決勝は温存され、「気持ちの準備は
誰よりも長くできた」と名門対決に照準を合わせて
きた。試合前からエースの爆発を予告していた谷監督も
「弘陵の10番はチームを勝たせるのが仕事」。
J1柏の江坂任らが着けた背番号に
ふさわしい活躍に目を細めた。

高知県のクラブチーム(注:横浜ポラリスFC)から
兵庫の強豪に進み、昨年の全国選手権でゴールを決めた。
「『勝負の神様は細部に宿る』と言われている」。
寮生活ではトイレ掃除に精を出し、ごみを進んで拾う
よう心掛けている。そんなストライカー
の前に、最後のボールは転がった。

今大会4試合で29得点1失点と王者の歩みは止まらない。
徳弘は「圧倒して優勝したい」と連覇への
自信をみなぎらせた。(山本哲志)


滝川第二 先制実らず力負け

後半終了間際に、失点を許し、1-2の逆転負け。
滝川第二イレブンは3年続けて全国切符を逃し、
ピッチ脇で動けなくなった。亀谷監督は「これが
実力。力がなかった」と肩を落とした。

前半30分、黒井のクロスが風に乗ってゴールへ
吸い込まれ、幸先よく先制したが、後半は「自然と
守りきろうと思う意識が強くなった」と真古主将。
4枚の交代カードを切り勝機を探ったが、
受け身に回ってしまった。

漢字1文字で表す今年のスローガンは「龍」。新監督の
下でサッカースタイルの転換を図り、今大会は
創部初期のユニフォームで臨んだ。真古主将は
「(龍のように)王者に上っていけるよう、挑戦者の
気持ちを忘れないでほしい」と後半に託した。(尾藤央一)



2月2日(火)閲覧数:692PV 訪問者数:435人

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