漫画家の谷口ジローさんに仏芸術文化勲章(読売新聞) - goo ニュース
は教育上好ましくないとの声を聞いて育った身としては隔世の感が有る地位の向上が見られた一文化は、やがて本其の物が読まれなくなる時流に流されて漫画雑誌も停滞気味だそうだが、「芸術か否か」が論議される時期は国内で在ったのかどうかも気が付かぬ間に海外で評価が高まる図式は浮世絵に似たモノなのか。
谷口ジロー氏の作品を読んだ記憶は「青の戦士」(1980)まで遡り、氏の画風が描き込み過ぎで暑苦しく思ったものの、当時組んで居た原作者の狩撫麻礼氏とのハマり具合が絶妙で、「LIVE!オデッセイ」(1981)「ナックルウォーズ」(1982)までは夢中で読んだ気がするも、後の「文学的」作品からは離れて行った。
フランスに於ける「マンガ」は本来の「バンド・デシネ」(ベルギー・フランスを中心とした地域の漫画で、ストーリーよりも絵が重視される)とは別物と聞いて居たので、今回の受賞がドチラの分野からの選出であるか興味深い。
は教育上好ましくないとの声を聞いて育った身としては隔世の感が有る地位の向上が見られた一文化は、やがて本其の物が読まれなくなる時流に流されて漫画雑誌も停滞気味だそうだが、「芸術か否か」が論議される時期は国内で在ったのかどうかも気が付かぬ間に海外で評価が高まる図式は浮世絵に似たモノなのか。
谷口ジロー氏の作品を読んだ記憶は「青の戦士」(1980)まで遡り、氏の画風が描き込み過ぎで暑苦しく思ったものの、当時組んで居た原作者の狩撫麻礼氏とのハマり具合が絶妙で、「LIVE!オデッセイ」(1981)「ナックルウォーズ」(1982)までは夢中で読んだ気がするも、後の「文学的」作品からは離れて行った。
フランスに於ける「マンガ」は本来の「バンド・デシネ」(ベルギー・フランスを中心とした地域の漫画で、ストーリーよりも絵が重視される)とは別物と聞いて居たので、今回の受賞がドチラの分野からの選出であるか興味深い。