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2015-03-10 05:49:29 | Weblog
メルケル首相「過去総括、和解の前提」 安倍首相と会談(朝日新聞) - goo ニュース
には同盟国として第二次世界大戦を共に闘った頃のドイツは国家社会主義ドイツ労働者党が政権を取って居り、蔑称としての「ナチス」と其れを率いた象徴的存在であるアドルフ・ヒトラー総統の時代で、国是としての反ユダヤ主義はアウシュヴィッツ強制収容所(ポーランド)に於いて非ユダヤ人も含め数百万人を虐殺したとされるが、正確な総数は把握されて居らず、1945年フランス戦争犯罪調査局・情報サービスが発表した八百万人(占領地域全体の非ユダヤ人を含む)から1978年に設立されたIHR(歴史見直し研究所・カリフォルニア)が主張する十五万人と多岐に渡り、現在ポーランド国立オシフィエンチム博物館の碑文には百五十万人と記されて居るそうで、国家が推進した人種差別を含む抑圧政策が生んだ集団虐殺は既定の事実とされ、IHRに見られる歴史修正がアメリカに本拠を構えてホロコーストを否定する物であるとして、名誉毀損防止同盟(米国最大のユダヤ人団体)が批難する構図は、従軍慰安婦問題を巡る日韓関係を思わせるも、戦時中の売春婦に謝罪を要求し続ける韓国との和解が容易で無いのは、過去の総括を韓国が拒否する姿勢のまま中国とロビー活動を続けて居るからだ。
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