安全

放射性物質、原子炉燃料破損し漏出か　３号機に被曝汚水(朝日新聞) - goo ニュース
性を訴えると共にＣＯ２を発生しないエコエネルギーとしての原子力発電所の推進をテレビＣＭで流し続けた電力会社に対して、電気が来なければ生活が成り立たない一般市民としては、求める物が安定性と経済性に優れている事が重要だった訳で、事故が起こったから、という事では無く、原発の原理を知っていればソレが詭弁である事が知れた筈だが、国家的事業に抗う術は無く、享楽に流れる大衆が設置されるまでの現地の反対運動などに聞こえない振りをして来た事を思えば、全国にまで放射能が拡がろうと、「仕方無い」様な気もする。

人災

被曝現場水たまり、通常の冷却水の１万倍濃度の放射能(朝日新聞) - goo ニュース
であるとも、今や一部では言われている福島原発事故は、利益中心主義の電力会社及び其れに加担した政府の内情が週刊誌等で漏れ出している。

自粛

大震災関連のテレビ放送２５４時間＝「阪神」上回る見通し―ＮＨＫ(時事通信) - goo ニュース
の雰囲気作りに最も敏感に放送機関が対応するのは、其れだけ視聴者の顔色を窺う事業だからなのだろうが、民間放送局の場合、通常番組で契約して居るスポンサーからＣＭ料金をもらえない分、減収に為る不公平を考えればＮＨＫが非常時の際に報道に特化するのは当然だ。
民放の通常場番組が中止されるのは苦にならないが、一般的ＣＭを自主規制する分、商業色の無いＡＣジャパンの公共広告がコレデモカとばかりに流れるのには正直な所ウンザリして居る。（大きな声では言えないが）

亡骸

「面影とどめているうちに」　宮城・東松島で土葬始まる(朝日新聞) - goo ニュース
の処理の仕方は国の宗教によって異なるが、日本の火葬が一般的と為った歴史は浅く、三十数年前に青森県出身のＯＬから「最近」まで土葬して居た「らしい」との話を聞いた事が有るも、其の時はリアリティを感じた「墓地の土は軟らかくなり、踏むと沈む」等といった話が後にデマだったらしい、とか聞くと、単に処理の方法が法的に合理化されて来ただけなのか、とも思う。
当面の問題としては、家族全てが遺体で見つかった場合の確認する者が居ない身元不明遺体の数が何十件、何百件に及ぶかであろう。

保全

２、３号機から煙、作業員避難＝放水、電源復旧作業も中断―福島第１原発(時事通信) - goo ニュース
環境さえ整っていれば、安全に飼い慣らす事が出来、効率良く熱量を取り出す事で発電の一部を担って来た原子炉であるが、震災によると見られる不測の事態が制御を不能にした時に本来の危険性が顔を出し、人民を恐怖に陥れる様は、まるでゴジラだ。
簡略化したデザイン図画も、見慣れて来ると何やらキャラクターっぽく思えて来て、愛らしくさえあるが、内実は映画「グレムリン」（１９８４年米）のモグワイだったりする。