茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

紫陽花 様々な種類にワクワク

2023-06-15 23:40:58 | 和菓子の銘

 この時期、紫陽花を象ったお菓子をよく見かけます。

 紫陽花の上生菓子といえば、私は大学時代に必ず茶会で使った神田駿河台下のささまさんの紫陽花
http://www.sasama.co.jp/wanamagasi06/ajisai.html

 こうして写真で見ると懐かしくて、味が蘇ってくるほどです。

 練切の紫陽花はそれこそ沢山見るのですが、先日『茶遊庵』で使った紫陽花は、
薯蕷饅頭でした。
 いつも使わせて頂いている龍月製。銘は”手毬花薯蕷饅頭”
 薯蕷饅頭というと丸くて、焼き鏝で季節を表わしたものが多いのですが、
紫陽花の形をしたお饅頭は初めて見ました。
 


 よくできていると思いませんか?
 お味も勿論goodですよ。


 同じタイミングで、”薄暑の光”という練切がありました。



 こちらも紫陽花を象ったものです。
まだ夏までいかないこの時期、薄暑の中、紫陽花に当たる光を表わしたのでしょうか。
葉っぱの白い部分が光かな?
銘から、紫陽花に当たっている光はどんな?
直射日光じゃなくって、淡い光?と想像が膨らみました。

 今しばらく、紫陽花の季節を楽しみましょう。

 



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2 コメント

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紫陽花 (goredcornell)
2023-06-17 05:43:18
私の学生時代の仙台での裏千家の先生は俳句がご趣味で、この時期に「紫陽花や七曜の思い異なりて 宗栄」というご自作の句を床間に飾られていました。
返信する
紫陽花 (m-tamago)
2023-06-18 22:31:38
学生時代からお稽古をされていたんですね。
素敵な俳句をご紹介下さりありがとうございました。
返信する

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