茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

茶論 テーブル茶道の体験 その2

2021-07-07 20:41:06 | 茶の湯エッセイ
 薄茶を一服頂いた後、しつらえの説明がありました。

 店舗の入り口に、床の間に見立てた場所があり、掛軸がかかっておりました。
岡本豊彦 瀧之図
 見るからに涼し気です。




 そして、香合。
奈良一刀彫 根来塗 舟香合




 花。掛け花入に入った紫陽花とクガイ草
竹友斎作 木耳袋形籠 と花の雰囲気が合っていて素敵でした。




 日本には季節を感じる設えがあり、毎月、違うものを飾りますとのご説明。


 そのあと、また席に戻り、
茶の歴史について、画面を見ながらの講義。

 平安時代に団茶というものが最澄により中国から伝えられ、
鎌倉時代に栄西が茶の木を持ち帰り、日本での栽培が始まった。
室町時代には茶の銘柄を当てる闘茶が流行、足利義政の時にはもてなしの茶が始まり、
唐物(中国から渡って来た道具)がブランド化する。
そんな中、村田珠光が不足の美を唱え、侘茶が登場。
安土桃山時代になると、堺の商人であった千利休が茶道の基を作る。
この時代には織田信長や豊臣秀吉により茶道具が権力を表わすものともなった。
明治時代になり、学校茶道として取り入れられ、女性人口が増えていく。

 簡単かつ要点を押さえた説明で、わかりやすかったです。

 そして、いよいよ、

自分でお茶を点ててみましょう!


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