『先生のお庭番』
朝井まかて 著
娘宅からの帰りの新幹線で
読み始めたまま
読みかけで年を越した本😅
栞は新幹線の利用票😆
Wi-Fi不調で
スマホを手放してできた時間に
腰を据えて続きから📕
お庭番って何するのかなと
単純な興味から読み始めたら
先生とはシーボルトで
娘のイネさんまで繋がる
壮大なお話でびっくり😲
舞台は長崎
オランダ商館のある出島
親戚が長崎にいるので
長崎の空気を感じながら
復元された出島を思い出しながら
読み進めたのだけど
当時はもっと
埃っぽかったんだろうなとか
出島があるとはいえ
鎖国下では異人さんは
異質な人だったんだろうなとか
想像をたくましくして
頭の中で映像化…
著者の表現力が素晴らしいから
情景が頭に浮かぶということかな
もしくは私の思考と波長が合うというべきか😁
半分読み残していたのに
あっという間に読了😅
後半の展開が
怒涛だったからとも言えるし
前半の伏線が効いていたから
こその後半とも言えるし…
ヨーロッパに紫陽花を始め
色々な草木を輸出した陰に
日本人の尽力があるとは
思いもしなかったし
シーボルトのアジアに対する
考え方にハッとさせられたり
シーボルトがというより当時のヨーロッパ人が
という方が正しいかも…
日本史の教科書にチラリと出てくる
シーボルト事件にも
なるほどと合点
勤勉であり
誠実であるということは
難しいけど大切なことだと
熊吉から学んだ…かも😅
ちなみに長崎の医療機関を結ぶ検査値など閲覧の
システムをあじさいネットというそうで
前の職場の長崎出身の同僚が言ってました
ああシーボルト?オタクサ?
と言うとよく知ってますねと😅
日本史も植物も大好物なもので😁
植物好き日本史好きの方にお勧め