『世間のドクダミ』 群ようこ
久しぶりに群ようこサンのエッセイを読みました。
もしかして、ひがみっぽくなった?というのが率直な感想…
昔ながらの長屋に居そうな、口うるさいオバサンの呟きのようで、
でも、間違ったことは一つも言っていないので共感できるのだけど
やっぱり…ひがみっぽくなった?
若者の気の利かなさを嘆き、会話力のなさを憂い
文明の利器を使いこなすのに四苦八苦…
そうか、群ようこサン、もう50歳過ぎたんだ…何となく納得
今までは同じ目線で物事を見ていたような気がしていたけど
あとを追う身の私とは少し視線が違うように感じました。
もちろん、私も同じように年を取っているはずなので
私の視点も変わってきているのだと思うのだけど…
これからの約10年(←ということにしておこう)の過ごし方で
目に映るものの捉え方が変わるのかなぁ…ぶつぶつ。
私も『イグチさんではなくイノウエさんになろう』と、
よくわからないけど、コッソリ思いました。
これからも世の中にアンテナを立てて、辛辣にズバッと
切っていただきたいな、と群ようこサンに期待する私。
満足度:
昔からあまりアグレッシブな感じは
ない方の印象でしたが...
アラフィーの私としてはちょっと生き方に
気を抜けないよなぁと思ってしまったわ
イグチさんとイノウエさんに
会いたくなりました
そんな印象を受けました
dekochinさんはお嬢さん方が新鮮な空気を送り続けてくれそうですから、
まだまだ大丈夫ですよ
『イグチさん』と『イノウエさん』の話は、群ようこサンが電車の中にて高校生のグループが
『イノウエさん』に対しては手放しで賞賛、一方の『イグチさん』に対してはあれはちょっと…
と、言っているのを聞いて、見ず知らずの『イノウエさん』に憧れるという話なんです。