明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

読書メモ 『グラスホッパー』

2010-01-17 | 読書メモ

 『グラスホッパー』 伊坂幸太郎 

予約もなかったのか、無防備に書架にあったので借りてみました。

タイトルからして、さわやか系かと勝手に勘違いして借りたのですが
…とんでもない…死体がゴロゴロ出てきます。
死体に至る過程が淡々と、かつ、リアルなので
苦手な方は避けた方が無難かもしれません。
新年早々、死体まみれの私

ある事情から裏の世界に足を踏み入れた『鈴木』が主人公です。
もしかしたら、こんな商売の方々が存在するかも…
と思えてくるぐらい自然に業務をこなす『鯨』と『蝉』

『鈴木』と『鯨』と『蝉』の物語が少しずつ絡み合って話が進んでいきます。
以前読んだ奥田英朗の『最悪』の手法に似ているかも。
『鯨』とホームレスの『田中』の会話がラストシーンの謎を解く
カギのようにも思えますが、どうなんだろう…
読み終わっても、まだ結末を引きずっています。

タイトルは後半の方で『鈴木』と『槿』の会話に由来しているようです。

満足度:と半分、カナ

面白いけど、人が死に過ぎ~

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2 Comments

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Unknown (ニーナ)
2010-01-18 00:03:39
mariさん、こんばんは。
新年早々なかなかのスピードで読んでいらっしゃいますね~。
伊坂幸太郎「グラスホッパー」本屋さんで手にして買うのをやめてしまった本です。
そうか~やっぱり、やっぱり!
タイトルはもしやカクテルの“グラスホッパー”のことかな?
リキュールをベースにいろんなお酒が絡み合う・・・みたいな!(『鈴木』と『鯨』と『蝉』…)

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二ーナさん (mari)
2010-01-18 08:58:01
年末から枕元に積み上げていた『読まねばならない本』のうちの1冊です
二ーナさんは手にとって止めてしまったんですか
なるほど、カクテル…言い得て妙ですね。
思いつきませんでした
機会があれば再び手にとってみてくださいね
できればハードボイルドな気分の時に
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