『グラスホッパー』 伊坂幸太郎
予約もなかったのか、無防備に書架にあったので借りてみました。
タイトルからして、さわやか系かと勝手に勘違いして借りたのですが
…とんでもない…死体がゴロゴロ出てきます。
死体に至る過程が淡々と、かつ、リアルなので
苦手な方は避けた方が無難かもしれません。
新年早々、死体まみれの私
ある事情から裏の世界に足を踏み入れた『鈴木』が主人公です。もしかしたら、こんな商売の方々が存在するかも…
と思えてくるぐらい自然に業務をこなす『鯨』と『蝉』
『鈴木』と『鯨』と『蝉』の物語が少しずつ絡み合って話が進んでいきます。
以前読んだ奥田英朗の『最悪』の手法に似ているかも。
『鯨』とホームレスの『田中』の会話がラストシーンの謎を解く
カギのようにも思えますが、どうなんだろう…
読み終わっても、まだ結末を引きずっています。
タイトルは後半の方で『鈴木』と『槿』の会話に由来しているようです。
満足度:と半分、カナ
↑
面白いけど、人が死に過ぎ~
新年早々なかなかのスピードで読んでいらっしゃいますね~。
伊坂幸太郎「グラスホッパー」本屋さんで手にして買うのをやめてしまった本です。
そうか~やっぱり、やっぱり!
タイトルはもしやカクテルの“グラスホッパー”のことかな?
リキュールをベースにいろんなお酒が絡み合う・・・みたいな!(『鈴木』と『鯨』と『蝉』…)
二ーナさんは手にとって止めてしまったんですか
なるほど、カクテル…言い得て妙ですね。
思いつきませんでした
機会があれば再び手にとってみてくださいね
できればハードボイルドな気分の時に