『プリズンホテル 春』 浅田次郎
図書館に予約したのを意気揚々と取りに行くと
予約したはずのものが書架にある…なんで?
文庫本を頼んだつもりが単行本を予約したらしく…重い!
失敗しました。
さて、『プリズンホテル』シリーズも最終巻。
気合いを入れて読みましたよ。
桜が咲く少し前のプリズンホテルが舞台です。
『ぼく』の身辺も環境がずいぶん変わり
精神的に成長していく姿が描かれています。
『ぼく』担当の編集者たち、大部屋女優とその娘、
復学した支配人の息子の担任、
手違いで52年も服役した老人と借金に追われる社長…
レギュラーメンバーがいい味を出しつつ、元気に大騒ぎ
サイコロ賭博の場面は真剣なのに、
なぜかおかしく…色々な意味で涙が出てきます。
夏から始まったプリズンホテルの四季。
締めくくりに相応しく、それぞれの春が描かれていました
満足度:
(記事の内容とは別ですが・・・)
我が家もS市にいたんですよ~。○○台というところです。
10年もいましたので、S市の中で3回引越ししています。
あるときはオットの出世にあわせ、あるときは社宅取り壊しのため・・・(^^)、
ほんとうにお近くかもしれませんね。
よりmariさんに親近感が湧いた私です~。
もうグルグルと何回も四季を繰り返して
欲しい私です
味のあるキャストはいつまでも心に残りますよね
このシリーズがお気に召したなら
いつか、いつか「天切り松 闇がたり」も
是非読んでみてください
ものすごい偶然にビックリです
こうなると運命の赤い糸で繋がっているとしか思えないですね。
どこかでニアミスしていたかも…ちなみに我が家はM台です
鼻がぐずぐずしていて、引き篭もりになっていたせいもあるんですけどね
DVDは酷評されていますね
どこを見ても『見なければよかった』と書いてあるところがすごいと思いました
調べると、昔、単発ドラマや連ドラにもなっていたようで…見たいような怖いような
「天切り松 闇がたり」シリーズも読んでみますね。
たくさん教えてもらえて幸せです