
PS2初期に発売された、
「FANTAVISION」がケータイアプリとして登場したらしいですが…
これって、どうなん?
そもそも「ファンタビジョン」は、
「PS2だと、こんな綺麗な映像が楽しめるんですよー」と
アピールするためであることが明白な作品でした。
ファンタビジョンの映像を「花火」と呼ぶには、
それは、かけ離れたものがあったにせよ、それはさておき、
「映像の美麗さ」が売りだった(少なくともそう見えた)ゲームのはずです。
それが、そのゲームの売りを取り払って配信とは、これいかに。
パズル部分の出来の云々はさておくとしても、
「サルゲッチュ」や「俺の料理」といったゲームを、
アナログコントローラでなく、通常の操作にしてしまうかのような、
そんな、オリジナリティの排除に思います。
サルゲッチュはPSPで出しちゃってますけど。
これは…どうなんでしょうねえ。
EZweb使ってないので、プレイ評価のしようがないんですが…。
話を聞く限りでは、
ゲームボーイ版「電車でGO!」のような違和感を感じます。
それで、電車を運転する気分が楽しめるのかぁーッ!?
PS2発売当初から時代は流れ、
PS3も発売され、映像技術が進歩したと言えども。
それでも、当時はやはり「映像の美麗さ」が売りだったはずの「ファンタビジョン」。
映像の品質を落として挑むEZweb版の意義は、はたして。