私の入院していた病室は、救急救命センターでした。
ここは、重篤な患者さん専用で24時間完全介護、監視下に置かれていました。
ここで、2晩過ごしたわけですが、
至れりつくせりの看護が受けられます。
歯磨き、洗顔までも、看護師さんにしていただけます。
午後9時ごろ病院を訪れたのですが、血液検査、単純CT、造影剤投与によるCT、レントゲン、動脈からの採血、
結局入院できたのは、深夜1時過ぎでした。
容体が急変した患者さんが出たことで、入院が遅れたとのことでした。
付き添いで来ていた妻が、病院を後にしたのは午前2時過ぎでした。
2日目の夕方、5時過ぎ。
面会に来ていた1家族が帰ってゆきました。
カーテンで仕切られたいますが、カーテンの下から子供の靴が見えました。
楽しそうに、家族、兄弟と語らいながら、帰ってゆく姿が思い浮かびました。
お隣のおばあちゃんも、相当悪いらしく、家族がいるときは元気なのですが、お帰りになった後は、自発呼吸もよわいようです。
妻がやってきたのは、仕事の関係で7時ごろ、8時が面会終了なので8時に帰ってゆきました。
その後、うとうと寝入ってしまいました。
看護婦さんの電話で目が覚めました。
患者さんのご家族に電話しています。
「心拍が弱っています、何分ぐらいで病院にこられますか?」
という内容でした。
ご家族は、30分ぐらいと答えたようでした。
5分ぐらいして、看護婦さん声
「あ、、、止まっちゃった」
ご臨終のようです。
誰なんだろう?
おばあちゃん、悪そうだったから、娘さんが、都内からお見舞いに来ていたらしいし。
ご家族がやってきました、
「ママ」
「ママ、お目目開けて」
「起きてよ」
「あんなに元気だったのに」
「ママ、ママ」
「一緒に、ディズニーランド、約束してたのに、ママ、ママ」
看護婦さんが、人工呼吸器をはずしたようです。
「はずさないで、ママ、ママ、」
「ママは寝入るだけなんだから」
後は、覚えてません。
というか、聞いていられなかったので、布団をかぶって耳をふさいでいました。
お父さんが、
「ママは頑張ったんだから、楽にしてあげようね」
って、慰めていました。
先週の火曜のことでしたが、
あまりに、悲しすぎます。
まだ、お子さんは、幼稚園生と小学生、3人兄弟だと思われます。
残して逝く側も、残された家族も、心残りだったことと思います。
つくずく、人間1人で生きているわけではない。
悲しむ家族の、お姿を思い浮かべました。
人生観を新たにいたしました。
ここは、重篤な患者さん専用で24時間完全介護、監視下に置かれていました。
ここで、2晩過ごしたわけですが、
至れりつくせりの看護が受けられます。
歯磨き、洗顔までも、看護師さんにしていただけます。
午後9時ごろ病院を訪れたのですが、血液検査、単純CT、造影剤投与によるCT、レントゲン、動脈からの採血、
結局入院できたのは、深夜1時過ぎでした。
容体が急変した患者さんが出たことで、入院が遅れたとのことでした。
付き添いで来ていた妻が、病院を後にしたのは午前2時過ぎでした。
2日目の夕方、5時過ぎ。
面会に来ていた1家族が帰ってゆきました。
カーテンで仕切られたいますが、カーテンの下から子供の靴が見えました。
楽しそうに、家族、兄弟と語らいながら、帰ってゆく姿が思い浮かびました。
お隣のおばあちゃんも、相当悪いらしく、家族がいるときは元気なのですが、お帰りになった後は、自発呼吸もよわいようです。
妻がやってきたのは、仕事の関係で7時ごろ、8時が面会終了なので8時に帰ってゆきました。
その後、うとうと寝入ってしまいました。
看護婦さんの電話で目が覚めました。
患者さんのご家族に電話しています。
「心拍が弱っています、何分ぐらいで病院にこられますか?」
という内容でした。
ご家族は、30分ぐらいと答えたようでした。
5分ぐらいして、看護婦さん声
「あ、、、止まっちゃった」
ご臨終のようです。
誰なんだろう?
おばあちゃん、悪そうだったから、娘さんが、都内からお見舞いに来ていたらしいし。
ご家族がやってきました、
「ママ」
「ママ、お目目開けて」
「起きてよ」
「あんなに元気だったのに」
「ママ、ママ」
「一緒に、ディズニーランド、約束してたのに、ママ、ママ」
看護婦さんが、人工呼吸器をはずしたようです。
「はずさないで、ママ、ママ、」
「ママは寝入るだけなんだから」
後は、覚えてません。
というか、聞いていられなかったので、布団をかぶって耳をふさいでいました。
お父さんが、
「ママは頑張ったんだから、楽にしてあげようね」
って、慰めていました。
先週の火曜のことでしたが、
あまりに、悲しすぎます。
まだ、お子さんは、幼稚園生と小学生、3人兄弟だと思われます。
残して逝く側も、残された家族も、心残りだったことと思います。
つくずく、人間1人で生きているわけではない。
悲しむ家族の、お姿を思い浮かべました。
人生観を新たにいたしました。