昨夜が、お通や。
今日が葬儀でしたが、参列しませんでした。
昨夜は、早めに仕事から上がり、用意していたのですが、気が進まない。
正直、彼の死を認めたくなかったのかもしれません。
1人、彼のこと思いだしてみました。
同じくクラスになったのは、中学の2年間のみでした。
私は、帰宅部、彼は剣道部で汗を流し、何事にも一所懸命でした。
父親が警察官だったことも、彼の人格形成に大きく影響していたのかもしれません。
私の彼に対する印象は、いつも話しかけると笑顔が帰ってくるのですが、彼の目はいつも笑っていないということでした。
高校時代は全く、会ったことがありませんでした。
次に会ったのが、大学1年の時に、二子玉川の高島屋ショッピングセンター、たぶん5階にあったレコード店の前のまあるいソファーだったと思います。
正に、偶然でした。
当時の東急新玉川線、駒澤大学に進学していた彼と、二子新地(当時は二子新地前)に住み渋谷の國學院大學に進学した私の偶然の出会いでした。
しかし、お互いに連絡先の交換もなく、お茶を飲むこともなく、別れたことを思い出します。
その後は、高校教師になり、校門前で生徒指導にあたる彼を車の中から1度見たことがありました。
数年経って、同窓会でお会いしましたが、共通の話題もないので、1こと2こと、話しただけでした。
次に会ったのが、中3の時の担任の先生の告別式。
この時は、会話はありませんでした。
そして、2年前の同窓会。
この時は、体調不良から教員を辞し、介護の仕事に転職された事を本人からお聞きしました。
あの時は、こんなに早く、お別れが来るとは思いもよらず、彼ともっと沢山お話ししておけば良かった。
しかい、同い年の同級生の死は、この年代になると応えます。
大学在学中にも、クラスメート2名が死を迎えたのですが、どこか他人事でした。