先日、栃木県の荒川で餌釣り人と話す機会がありました。
ここ、荒川はルアー、フライ専用区(キャッチアンドリリース)区間が300メートル位?あります。
この方たちは、埼玉県から良く来るそうです。
昨年のこと、
この川で、入れ食い状態になったそうです。
しかし、ほかの釣人に注意されたそうです。
キャッチアンドリリース区間で餌釣りをしていたそうです。
促されるままに、魚籠の魚を逃がしたということでした。
キャッチアンドリリース区間は、魚が釣れると息巻いていましたが、考えてほしいのは、
キャッチアンドリリース区間だけに、特別に放流が多いという分けでは無いということです。
ほかの区間も、皆さんがキャッチアンドリリースしてくだされば、魚は沢山残るということです。
お魚が食べたければ、お魚屋さんで購入すれば良いのです、私もそうしています。
この、「キャッチアンドリリース」という考え方は、アメリカの著名なフライフィシャーの「リー・ウルフ」氏が提唱、実行、啓蒙してきたことです。
日本でも、フライマン、ルアーマンには考え方が理解されていますが、餌釣りマンには殆ど理解されていないようです。
渓流に魚が居なくなったのではなく、絶滅させているのは自分たちであることの自覚を持ってほしいものです。