学校教育を考える

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究極のアクテイブラーニングルーム

2016-08-20 | 教育

最近、学校にアクティブラーニングルームというのをつくるのが流行りである。

可動式でグループ活動に適した机や椅子を備え、ICT機器が使いやすいように工夫されている部屋である。

しかし、アクティブラーニングと言われる学習法が、グループ構成の自由度、身体活動の自由度を要求するとすれば、

和室に折りたたみ式の文机がいちばん合理的ではないだろうか?

そういえば、私が通った小学校は、当時すでに100年の歴史をもっていたが、校舎は昭和初期に建てられたいかめしい建物だった。小学校4年生の時にはじめて参加した児童会の会議は、なんと40畳敷ぐらいの和室に正座で行われていたのである。

正座まではいかないにしても、和室の自由度は見直されてもよいのではないか。



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1 Comments

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お久振り (tsuguo-kodera)
2016-08-20 04:25:57
 面白い着眼点の記事二つ、楽しめました。和室ですか。正座か胡坐か横座り、何でも良さそうですが、運営は難しかもしれません。今の子供や先生では傷害事件が発生しかねないかも。
 自由度があると言うことは参加者の節度が求められると言うこと。今の子供なら、バトルロイヤルのプロレスごっこになりやすい。
 それならむしろ、アクティブラーニングは今の教室配列ですると諦めて考え直した方が良いのかも。私は今の教室配列のままでアクティブラーニングして見せたい。
 前の記事のICTこそ体育館に導入すべきだと私は考えています。映像や画像はたくさんで見ると面白い。映画館のようにです。根暗に家でDVDやネットアクセスで映画を見るから変になる。
 お化けや偉人の映画でも子供に見せる。飽きたらオリンピックの競技映像も見せる、やらせる。
 学校は多数が集まる空間。多数の統合に活路があるでしょう。
 なお、今の機材の価格はべらぼうに安価。維持は簡単。コンテンツは無料。プロなら明日からできるはず。ほとんどタダで。
 やってあげたかったけどもう足が言うことを聞きません。南無阿弥陀仏。
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