ノートＰＣのモニターがカクカクする症状を改善したい

ノートＰＣを新品で買って使用していると、モニターがカクカクする症状が出る事があります。これって、ファンの掃除や、ＣＰＵグリスの劣化したものを塗り直すことで改善できたりするのですが、知らない人がＰＣ買い替えたりしているそうです。


ノートＰＣは、基本空冷式ファンで、クーラーと呼ばれるＣＰＵと接続した箇所があります。


ＣＰＵは通電により発熱しますので、クーラーが必要なのですが、金属同士という事で、間にＣＰＵグリスというものを塗ってあります。


グリスが時間と共に劣化しますと、ＣＰＵとクーラーの間に、熱伝導率の低い空気が挟まり、クーラーがガンガン冷やしてもＣＰＵは冷えてくれないという症状が発生します。


ご存じない方もいらっしゃいますが、
インテルのＣＰＵには、熱が高くなると、”クロックダウン”と呼ぶのですが、動きを遅くする事により、発熱を防ごうとしますので、自然と画面がカクカクしてしまうのです。


ところがこのことを知らない人は、「もうＰＣを買って２年になるから買い替えないとダメだ」と思い込み、また新しく買い直したりしているのだそうです。


ノートＰＣは、自動車と一緒です。メンテナンスをしなければ、性能が右肩下がりに下がるだけのお話なのです。


ＰＣの画面がカクカクする、熱暴走の対処方法、ＣＰＵグリスの塗り替え、ファン掃除
を参考に、掃除とかメンテナンス知識を高めてくださいね。