(取材を受ける「あぶきゅう応援団」応援団長 黒須大輝君、右側)
◆ 阿武隈急行線の利用促進を応援する「あぶきゅう応援団」が発足しました!!
応援団長は、元角田高校生徒会長、黒須大輝君。毎日、福島の大学に阿武隈急行線を利用して通学している一人です。取材をしてくださっているのは、仙南のコミュニティ雑誌の編集部さん。角田市が主催する『かく大学』でも、プレゼンテーションをしてくださったお姉さんだそう。話が弾んでいました。
◆ 阿武隈急行線は、令和元年東日本台風(第19号)で、宮城県と福島県の県境が甚大な被害を受け、一時完全復旧は見込めないのか?とまで心配されましたが、一年後無事に福島~槻木間が再開しました。(*^^*)v ウレシカッタ~
しかし・・! 令和3年2月、令和3年3月の福島県沖地震で、再度被災 復旧はできたものの、途中の梁川(やながわ)駅で完全乗り換えとなりました。(涙)
その上・・(まだ悲劇は続く)、長引く新型コロナウィルス感染症の影響で、ノリ控えや車送迎等に切り替えるお客様が急増。(A^。^; 結果、現在23億円の赤字を抱え、利用者数が戻らない状況が続いていたのです。
◆ 宮城県と福島県、そして沿線自治体の首長、有識者等が参加して「阿武隈急行線在り方検討会」が、今年3月に開催。今後の経営をどうするか、など3度ほど会議を重ねているそうです。期間は2年間。しかし、今年が山場。万が一バスなどにされたら・・、沿線の高校にも通う学生は減り、街自体も衰退していくのは必須。。 何とか食い止めなければ・・!!
◆ そこで立ち上がったのが、「あぶきゅう応援団」 このような状況を知らない街の方々、学生、若者・・にも、阿武急の危機を伝え、利用促進のアイディアを募り、「あぶきゅう愛」を経営陣の方々に届けよう!という趣旨です。
◆ 現在、FACEBOOKやtwitter等で、応援団のメンバーを募っています。ぜひ!参加してください!!m(__)m
***私の活動その①***
★ 私も応援団の一人として、活動始めました。
(「”あぶきゅう”をMOTTO知って、愛して、みんなで守ろう!」を駅で配布)
★ 先週一週間、角田駅前で朝6:20~8:30頃の利用者さんに向け、「菅野マホ ニューズレターVol.5」を配布いたしました。学生さんも、通勤の利用者さんも、「ありがとうございます!」と言って丁寧に受け取ってくださいました。”みなさん、阿武急のことを心配しているのだな”と感じ、なんか・・感動しました。
**(私の活動その②割安切符であぶきゅう調査)**
ある日の昼下がり、角田駅から飯坂温泉へ日帰り温泉へ行ってみました。福島乗り換え飯坂鉄道で、飯坂温泉へ。入浴料も含め1,500円。←安い(*^^*)v
(「飯坂温泉日帰り切符」大人1,500円)
★ お昼過ぎのAB5に乗って、一路福島へー。
(阿武隈川を望む、ゆったり旅行)
★ 足を投げ出すのが、あぶきゅうの乗り方・・とどこかに書いていましたが、学生の頃を思い出して、やってみました。解放感 あぶきゅうの旅、いいですね~。途中梁川駅を16分待ちで乗り換え福島へ。隣ホームに来た飯坂温泉行の飯坂鉄道に乗り、飯坂温泉に到着したのが1時間14分後。スムーズに来れました。
(隣のホームについたのが飯坂鉄道、ロゴがかわいい)
(飯坂鉄道の中は、もう温泉気分♨)
★ ひさしぶりの飯坂温泉。温泉を楽しみ、さて一路角田へ・・。BUT!! 帰りが大変でした。A^_^;;
★ 飯坂温泉を出たのが17:10。福島駅についたら、たった5分前に阿武隈急行線は出たばかり。そこで40分以上待って、梁川行きへ乗りました。
(@福島駅 午後6時8分の阿武隈急行線は学生を含め大勢の利用客。)
★ 驚いたのは福島駅の利用客の多さ!(@_@) 梁川駅までずっと混んでいました。宮城県側とはだいぶ事情が異なります。
(阿武隈急行線の各駅)
★ 実際、福島~梁川間は黒字だそうです。宮城県側の丸森~槻木は、徐々に利用者が回復して今約70%。赤字が累積されています。そして、真ん中の梁川~丸森間。ほとんど乗車する方がいません。ここが”あぶきゅうの肝”といえる渓流が美しい場所なのですが、自然災害には弱いのです。
★ そのため、現在では、阿武急を3つの区間に(暗に)分けているようです。つまり災害が起きても全線で止まることが無いように・・。しかし、阿武急は福島から槻木までつながって初めて”あぶきゅう”と言えます。角田市民からは、はやく乗り換えなしで福島へいけるようにとの要望する声が多いのです。
(@角田駅 夜8:00近くに着いたあぶきゅう)
★ 私が角田駅に戻ってこれたのは、7時54分でした。もうまっくら。なんと、帰りは梁川駅でも40分待ち。A^。^;; つまり、1時間15分も待たないと、角田への乗り継ぎはできなかったということになります。
★ 行きは1時間14分、帰りは2時間45分・・・ 温泉で癒されたはずが・・ つかれました。。。
応援団の私でも、もう行きたくない・・と思ってしまう不便さ。。もちろん、時刻表を確かめて動くことも必要なのですが。阿武急は今のところ移動手段としては、残念な結果。
★ 阿武急本社も、利用する人の流れを考えて、乗り継ぎ時間を配慮してほしいと思いました。飯坂線・新幹線との運行時間もまったく考えていない時刻表。以前東京から阿武急を利用して角田市に帰省していた頃、新幹線から阿武急のホームに着いたら、”2分前に出た”とか、”1時間半待つ”とか、本当によくありました。(T_T) Nanimo Kawatteない。
★ 福島県側は、コロナを乗り越え黒字になったのは、本当によかったと思います。 しかし、阿武急は、福島県+宮城県で成り立っています。来年の運行時間はもうすこし、宮城県側の利用者が増えるようなご配慮をお願いしたいと思っています。ヨロシクm(__)mヨロシク 一般質問でも要望していきます。
⇒ と・・ここで、長くなったので、続きは次回書きます。(私の活動③大崎市へ、と柴田町長の記事等、お楽しみに~。)(*^^*)/~
読んでいただき、ありがとうございます!! 「あぶきゅう応援団」、よろしくお願いします!
***【選挙ドットコム】*** ←クリックしてみてくださいマセ。