漢字探検隊@角田小学校

2021-11-28 22:25:08 | 日記

先日の水曜日、「立命館白川静記念東洋文字文化研究所」の久保裕之先生が角田へ寄って下さり、角田小学校で「漢字探検隊」の授業をして下さいました。

(「漢字探検隊」漢字のなりたちを楽しく学習、4年生x3クラス)

(亀の甲羅に書かれた文字・甲骨文字をさわってみる)

3クラスとも、楽しい授業だったようですね。(*^_^*)v  Yokatta!

「漢字探検隊」は、白川静文字学の漢字の成り立ちを元に学ぶ、全国で学校、親子向け体験型の講座です。私は東京在住の際、文京区で「東京漢字探検隊」を主催させて頂いていた繋がりで、帰郷した後も講師の久保先生が角田市の学校へ来て下さっています。m(__)m Arigatai-desu.

 

「白川静博士」とは?

白川先生は1910年4月9日に福井県に生まれ、小学校卒業後、大阪の法律事務所で住み込みで働きながら、東洋文字の勉強を続けました。  約3000年前の中国の古代文字を、トレーシングペーパーを使って写し取りました。何万枚も写すうちに、文字の成り立ちやつながりを、体で感じ取れるようになりました。そして、45歳のとき、「口」が”くち”ではなく、神への手紙を入れる器「サイ」であることを発見したのです。この発見によって、漢字の成り立ちに、納得のいく説明ができるようになりました。             

                                    

     (「サイ」の発見) 

◆私の開く”志スクール”では、英語の他に漢字も学びます。幼稚園児から”漢字のなりたちかるた”を使って遊びながら、漢字のストーリーやイメージを体で覚えます。漢字は難しいものではなく、ストーリーがあることを知れば、本当に楽しい学びに変わります。

(「漢字のなりたちかるた」)

動物は、動物の形をシンプルにしたものが漢字になっています。また多くの漢字はストーリーをもっています。

◆例えば、「仁」という字は、お客様に「ようこそいらっしゃいました。さむいでしょうから座布団をどうぞ。1枚じゃなく、2枚どうぞ、と薦めている姿”と言われています。なんか、感動しますよね。(*^^*)

◆また、右に神様への祈りを入れる箱(サイ)をもつから「右」。左は、祈りの道具(工)を持っているから、「左」。持つ腕の方が長く、左右書き順も違います。左右に持って、「神様どこへいらっしゃるのですか?」と尋ねるところから、右左合わせた漢字の「尋」ができた、そうです。(*^人^*)

◆2005年、白川静先生ご自身の研究成果の普及と、東洋文字文化の研究交流の発展を目的として、母校の立命館大学に、立命館白川静記念東洋文字文化研究所が開設されました。 

◆漢字のなりたちに興味がある方は多いのではないでしょうか。(*^_^*)v 立命館大学では、”漢字教育士”という制度もあり、今はオンラインで授業を受けることもできるそうです。

→ http://kanjikyoikushi.jp/about/ ご興味のある方は是非!

久保先生、また来年も角田へいらしてください。よろしくお願い致します。m(__)m

明日は、角田市議会全員協議会。「角田市第6長期総合計画(案)」の説明が市長からあります。 

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【写真展】

(写真展@市役所市民ホール)

「阿武急線」の写真展に行ってきました。どれも力作ぞろい。

やっぱり、阿武急はいいなぁ・・。夜遅く、列車がガタガタ通る音を聞くとホッとします。令和元年東日本台風で廃線にならずに済んでよかったです。まだまだ乗車数は増えていないので、こうやって阿武急をPRして下さる市民の方々がいてありがたいです。

みなさん、角田市役所の写真展を見に来てください。(*^_^*)v そして阿武急へ乗りましょう!

 


角田市 ver. 気仙沼市

2021-11-23 23:59:33 | 日記

【角田市】

先日の日曜日に、『角田市第6次長期総合計画シンポジウム』があり、参加して参りました。

(長期総合計画シンポジウム@かくだ田園ホール)

冒頭、”第6次長期総合計画”の概要を黒須市長からプレゼンがありました。

◆10年後の角田市のあるべき姿のキャッチフレーズです。

 『市民力が咲き誇る。角田市✿』~安心して、いきいきと、誇らしく暮らせるまち~

=====

◆市内の有志がワークショップを通して、角田市の魅力や問題点、向かうべき方向性等を出し合い、審議会委員や職員でまとめた”今後10年間”の計画です。一番問題にされるのは、『市民力』という言葉。根幹となるキーワードですが、まだボヤけた印象が拭えないのは、議員や今回参加の市民だけではないと思います。皆さんが腑に落ちるまでしっかり議論して、予定通り来年4月にスタートが切れるようにしたいですね。

今月29日と30日に角田市議会全員協議会が開催され、『第6次長期総合計画(案)』について説明と質疑が行われる予定です。(*^_^*)b

 

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【気仙沼市】

気仙沼市と角田市は、お互いの友好都市「東京都目黒区」で繋がっている縁深い自治体です。

あの東日本大震災から今年で10年。

新型コロナウィルス感染者が宮城県0人となり、全国で緊急事態宣言が解除となった今月、友人達と気仙沼市へ行ってきました。 気仙沼は甚大な津波被害を受け現在復興途上ではありますが、今年放映のNHK番組『おかえりモネ』の舞台として、注目の街です。

ちなみに、角田市の人口は、27,829人 ver. 気仙沼市は、60,333人。(R3 10月末時点)約1:2。

私たちが伺ったのは、気仙沼の階上(はしかみ)という地区。

あの「龍の松」がある岬の近くに、私たちが泊まった民宿があります。

 

◆気仙沼・階上の魅力その1:海の幸

(魚貝類介類の贅沢)

到着し早速夕食。驚いたのは刺身の美しさとその旨さ 獲りたてなので、口当たりが”とろっ”としていて、”するっ”と喉に流れてしまう。(笑)、う、うまいです。箸が止まりません

〈今日のお品書き〉:

釜飯・お刺身盛り合わせ・ホヤのお造り・メバルの塩焼き・ホタテのチリソース、牡蠣フライ・果物・吸物。

・・贅沢です

ちなみに、お宿は、「みやぎ宿泊割りキャンペーン」が利用でき、一人4,300円(朝夕付)、その上1,000円のクーポン券を頂けました。 お宿のオーナーさん、村井知事、ありがとうございます (*^人^*)

次の日も、朝から気仙沼・階上の魅力をたくさん見つけることになりました。

 

◆気仙沼・階上の魅力その2:自然の色

(朝6:30 朝日と、海の上にできた光のミチ)

みんながまだ寝ているので、そ~と一人抜け出して散歩に行きました。波打ち際まで下りて行く頃、太陽がだんだんと顔を出してきました。自分の立っている所から太陽まで光のミチがず~っと続いていて、それはそれは感動しました。”心が洗われる”って、こういう感覚なのでしょうね。思わず手を合わせてしまう程の美しい光景でした。(^人^) 忘れられません。 

(抜けるような広く青い空)

食事の後、友人達とまた岬へやって来ました。もう太陽は上がって空は真っ青。雲ひとつありません。空と人のシルエットが美しかったので、一枚パチリ!「空が大きい!」。

 

◆気仙沼・階上の魅力その3: 守り神

(龍の松)

私たちに語りかけているような一本の松。岬の防波堤だった松林が津波で流され、その松の大きく曲がった幹と折れた枝がまるで龍が昇る姿に見えることから、「龍の松」と名付けられたそうです。高さ約2.5m、幹周り約1.7m。復興のシンボルとして長く保存する為加工が施されています。デモ、見た目もまったく本当の松です。

(岬の先端に立つ第9代横綱秀ノ山雷五郎像)

津波でも立ち続けた横綱の像。日々海を見張ってくれているように見えます。

(琴平神社)

津波はこの琴平神社の境内まで来て、進路を止めたそうです。祭神は、”大物主大神様”(他)、海の神様です。地区の皆さんを守って下さったのですね。

 

◆気仙沼・階上の魅力その3:人

(「岩井崎の塩」、塩づくり体験館にて)

「”階上”(はじかみ)は、もともと”波路上”。津波が来た所に”波”とつけて伝承したこと」や、「”岩井崎”は、”祝い埼”だった」など、地元民しか知らないエピソードをたくさん教えて下さったのが、塩づくり体験館のIさんです。また、私たちが泊まった民宿が、「琴平神社」の裏にあって津波を免れたこと、そして民宿のオーナーが地区の避難所として、地元に開放して下さったこと等も、彼女から聞くことができました。 塩づくりを丁寧に指導しながら・・。

Iさん、ありがとうございました。m(__)m 塩づくり楽しかったです。

旅って、地元の人とふれあうことで色々なお話が聞けたり、地元のあったかさを感じて、”また来よう!”と思う、そして、その街が大好きになったりするんですよね。私も、”気仙沼・階上”が大好きになりました。(*^_^*)v

 

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【角田市と気仙沼市】

◆私たち一行はその後階上を離れ、車で気仙沼市内に入り、お魚を買ったり、食事をしたりしました。どこへ行っても若い人達が中心となって、イキイキと働いている姿を見ました。店の人、市役所の人も、みんな一生懸命だし、活気がありました。決して人口が多いのが理由ではなく・・。みなさん、気仙沼が好きなんでしょうね。 なにか、そんな気持ちが伝わってきました。

”若い人”・”イキイキ”・”一生懸命”・”活気”・”自分の街が好き”というキーワードを取り出すと、角田市はどうでしょう!? 

→う~ん、若干少ない・・・かな(A^。^;

 

◆気仙沼は震災を通して、本当に大変だったけれど、”造る・生み出す街”になり、角田市は今”守る街”の差あるように思いました。角田市第6次長期総合計画は、ゼロから考えて本当に必要な物・事だけを積み上げていく、そんな考え方も必要なのではと、感じさせて頂きました。

→「”引き算”よりゼロからの”足し算”を!?」 by Maho 

気仙沼・階上の旅行は、新しい出会いと発見が多い充実した旅になりました。 

10年間もの長い間、復旧復興にご尽力された気仙沼の皆さま、関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした。

また、伺います。m(__)m

 

~明日は第414回、臨時会が行われます。”人事院勧告による費用弁償”についてが主な議題です~

 


”葉っぱの力” 頂いてます。

2021-11-18 12:30:23 | 日記

やってきました。新米の秋。(*^_^*)

角田のお米は、本当においしい ついつい食べ過ぎちゃて結果、まずいことに・・

脱メタボ!

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【ヤーコンジュース】

(ヤーコン1/3+水+酢⇒ ジューサーで10秒⇒できあがり)

食物繊維がいっぱいで、ダイエットにいいと言われるヤーコン♪。私の大好きなお野菜です

ヤーコンは掘ってから1週間以上経つと、蜜がある梨のように甘くなります。これをジュースにして飲むと、からだがきれいになったような気がするんです。(*^。^*)ヾ やってみてください。

(ヤーコンの葉っぱ・天日干し中⇒お茶にします)

裏の畑で栽培しています。

***

【ダイエットに”ヤーコン葉茶”】

◆ヤーコンは、南米アンデスを原産としたキク科の根菜。この角田・丸森でも直売所などでこの時期販売されているのを見かけますがあまり人気食材とはいえません。こんなに美味しいし栄養があるのにネ~。加えて、葉っぱが販売されることはほとんどないですよね。

◆効果の第一は「ダイエット」!←これ大切。お茶はちょっぴり苦いけど、私は好きです。(*^_^*)v

◆効用は他にもたくさんあります。

  • 便秘解消(フラクトオリゴ糖が野菜NO.1)
  • 血糖値の上昇をなだらかに
  • 老化防止(ポリフェノール)
  • 高血圧や動脈硬化予防

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葉っぱの力は、ホントにすばらしいです 

特に私のようなアレルギー体質の人は、古から薬草と言われる葉っぱを利用しない手はありません。b(*^。^*)

(自家製のハーブティに地元の蜂蜜を入れて)

 

【精神安定に、”レモンバーム”や”カモミールティー”】

◆イライラや不安、緊張をやわらげ心安らかな気分にしてくれます。両方とも勉強や仕事など気分転換にぴったりなお茶です。

◆ちなみにレモンバームは今年庭にたくさん移植して初めてお茶をつくりました。ちょっと癖のあるお味なので、蜂蜜をいれていただいています。

◆カモミールティーは、2年まえに蔵王のカモミール畑で摘んできてお茶にしたもの。体が温まるし、アレルギー症状を緩和させるなどの効果もあるようなので、よく飲みます。上品なお味で友人に出しても好評なハーブティーです

 

【物忘れに”イチョウ葉茶”】

(事務所の前にあるイチョウの木)

イチョウ葉エキスには、血流を改善する効果があるそうです。

◆脳梗塞などを予防する効果:(以下、ネット検索で調べたもの)

血流の良し悪しは、人間の健康状態につながっており、動脈硬化や高血圧などの病気を予防する効果も期待されています。また、脳は多くの酸素や栄養素を必要とするため、血流の状態によって脳の健康も左右されます。脳内の血流が悪くなると、脳細胞に栄養などが行き届かなくなり、脳の細胞が死んでしまったり、脳内に血栓ができて脳梗塞を引き起こす危険性があるのです。したがって、イチョウ葉エキスには脳の血管障害によって発生する脳梗塞などの病気を予防する効果もあるといわれています。

◆認知症を予防する効果:

イチョウ葉エキスは、脳の障害によって知的能力が著しく低下する「認知症」の予防や改善に効果があると考えられています。

昔から物忘れが多い私。年齢を重ねるとさらに不安が・・。 これからイチョウ茶は飲み続けないといけませんネ。b(*^。^*)

今、事務所の前のイチョウの木から葉を集めて乾燥中です。一週間後にはイチョウ茶ができることでしょう。さて、どんなお味がするのでしょうか。(*^。^*)? ご興味のある方は事務所にお寄りください。

御礼:事務所の敷地には、柿の木、イチョウの木、ハーブ畑があり、四季折々利用させて頂いて癒されています。大家さん、ありがとうございます。m(__)m

 

【切り傷など、万能薬のオトギリソウ】

(オトギリソウエキス:乾燥オトギリソウと35度の焼酎)

母が生前、オトギリソウエキスを作って、”喉が痛い”というと出してくれたことを思い出します。(*^_^*)

知人のお庭で、オトギリソウを見つけたので、分けて頂きました。今年はちょっぴりだけど、乾燥させて万能薬を作ります。

由来は「オトギリソウ=弟切草」

オトギリソウの由来は、ちょっと怖い。(A^_^; 鷹匠兄弟の弟が秘密にしていた秘伝の鷹の傷薬である 薬草(弟切草のこと)の存在を他人にばらしてしまい、怒った兄によって斬り殺されたという平安時代の伝説から。

それだけ、効果のある万能薬だったと分かります。

オトギリソウの効用

・収れん・抗菌・止血・利尿作用・喀血・吐血・リウマチによる骨痛・胃・腸カタル・黄疸など。

・ 外用として火傷や口腔炎、鎮静作用があるので、炎症や外傷、下痢を改善など。

うーん、これは、一家に一本必要ですね~。母が大切にしていたのが分かります。庭のオトギリソウ、来年はもっと増えてくれることを祈っています。(^人^) 

 

何気なく、家の周りにある”葉っぱ”。本当はすごく体によかったり、治癒効果があったりするんです。感染症でここのところ、東京にもでかけなくなったので、角田のいいところをいっぱい発見しています。身近なハーブや薬草を調べて、お茶を作るのも趣味のひとつとなりました。今度は、”食べられる野草”を調べようかな、と思っています。なにかよい”葉っぱ”があったら教えて下さい。m(__)m

 

*****

【修学旅行のおみやげ】

先週、中学3年生が日光行の修学旅行から帰ってきて、生徒たちにおみやげをもらいました。うれしいです 早速開けてみんなで(ママも一緒に)食べてみました。しばらく旅行に出ていないので、別な意味貴重な美味しさでした。(*^_^*)

1年半、新型コロナウィルス感染症の影響で学校行事の自粛がつづき、修学旅行や運動会も中止となっていました。再開してうれしいです。

やっぱり、子どもたちが元気なのが一番です。早くマスクが外れて、生徒たちの笑顔が見られますように!

 

~ 明日は、議員協議会と議会運営委員会があります ~  


母校の『新体育館落成記念式典』と講演会に感動

2021-11-12 09:50:04 | 日記

11月10日(水)、晴れ。

母校、角田高等学校(旧角田女子高等学校と平成17年に合併)の体育館が新築され、落成記念式典に参加させて頂きました。

(新体育館・外観) 

◆りっぱです。どうどうとしています。

角田高校のモットーは、「質実剛健」と「利他敬愛」。納得の体育館です。

(体育館内:各方面の来賓が順次入場)

◆初めて見る館内は美しく、広がりのあるやさしい空間というイメージ、まさに『利他敬愛』を体現していました。出迎えるのは3年生です。1年生と2年生は、感染症対策の為教室でオンライン参加となりました。 

【PM1:00~ 式典】

◆校長式辞の後、体育館建設に携わった関係者の方々への感謝状授与(代表して若木社長)、祝辞(秋葉衆議院議員、県教育委員会副教育長、県議会議員、市長)を頂き、閉式までは約1時間強の流れでした。終始、凛と張りつめた空気が流れ、美しく、無駄のない素晴らしい式典だと思いました。

(ステージ前列左より~受賞者の住宅百科若木グループ代表 若木直様、実行委員会委員長 天野文彦氏、角田高校校長 小川典昭氏)

◆令和3年度より、鈴木拓也校長先生よりバトンを受け取り、この大仕事を完璧にやり遂げた現校長の小川校長先生に大きな拍手をお送りしたいと思います。校長先生のすじの通った、真っ直ぐな想いが式典全体のよい緊張を作っていると感じました。

◆私は学校評議員として数度、小川校長先生とお会いしただけですが、”純粋で一生懸命な、そして一度話すと心動かされる力を持っている方だな”と思いました。なんとか、この伝統ある角田高校を甦らせるべく奮闘していらっしゃいます。私も微力ながら、お手伝いしたいです。

◆休憩時間に、校舎へ戻った際に男の子(3年3組?)がエレベーターで控室までエスコートしてくれたり、戻る際にも一緒になった女子生徒が明るく話しかけてくれたり・・、角田高校の生徒の心の豊かさを感じ、母校を卒業した先輩として(?笑)嬉しくなりました。 この生徒達を地元民みんなで守り、育てなくては、と改めて思いました。

*****

【PM2:30~ 記念講演】

アイリスグループ(グループ30社)会長 大山 健太郎氏の記念講演がありました。

(大山会長 演題:「期待と責任」)

【創業】

◆19歳で家業を継いだときは、大山ブロー工業所はたった5名の会社。現在のアイリスオーヤマが地方から発信するグローバル企業に成長した過程を高校生へ分かり易く、明るくお話下さいました。

(角高生はこんな大成功者の講話を直接聞くことができて、ラッキーですよ~!!

◆社長になって最初に試みたのは、「笑顔」と「YES!」。儲からない仕事をもらっても笑顔!(*^▽^*)、朝8:00~夜8:00まで従業員と就業して、その後夜中働くことを続け利益を得た。”努力が全て利益になる”、その積み重ねで、お客様から『便利な人』と、重宝されるようになる。

◆しかし、信念は・・「下請けのままではおわらないゾ!」。22歳で「自社製品を作ろう!」と思いたち、会社のブロー技術を利用して、木箱だった育苗箱をプラスチック製にし、売り上げを伸ばす。

【宮城県へ移転・角田市へ】

◆ターゲットとなる農業や水産は、主に東日本。名古屋からの運搬費は大きい。そこで26歳の時、当時の宮城県知事(山本壮一郎氏)を訪問し、どこか良い土地はないかと相談した。大河原を紹介され大河原工場を作り移転した。その後、次々に新しいビジネスを立ち上げ、多くのプラスチック収納用品を世に出した。

◆工場が手狭になったので、30年前角田市に大きな敷地があると聞き、本社機能を持った「アイリスオオヤマ角田工場」を角田市江尻に建設した、という流れ。

ここまで聞いても、「決断と実行が早い!」、「成功者は立ち止まらない」と感じる。大山会長は、既成概念にとらわれない自由な発想で成功を手に入れた。「田舎だから」、「高卒」だから・・等という自分に勝手につけるマイナスレッテルなどない。

【高校時代】

◆月映画を30本~40本観たそうだ。映画が大好きだがお金がない。「映画研究会」を立ち上げて、映画評論を新聞に載せるようになると、映画館から招待状が届き、好きな映画をたくさん見ることができた。映画を創る工程は、新製品を創ることに似ているそうだ。毎年、25,000の新製品を世に送り出している。

◆「過去を学んで失敗しないようにする」ことより、「未来をどう考え、潜在化している欲求を商品化するか」が大事、と言う。

【孔子・そして祖父の教えを大切に】

①「鶏口牛後」;

大きな組織で末端にいるよりも、たとえ小さな組織であってもそのトップになった方がよい。

②『論語』に、”吾れ 十有五にして学に志す/三十にして立つ/四十にして惑わず/五十にして天命を知る/六十にして耳順がう/七十にして心の欲する所に従って、矩をこえず”がある。

◆大山会長は、「なぜ自分は生まれてきたのか」を10年毎に自分に問う、という。30代は、ユーザー目線/40代は、メーカーベンダー等/50代は、グローバルで生きる/と決めて一歩、一歩、「志」をステップアップしてきた。

◆そして、高校生たちに「将来を見据えた今の学びをしてもらいたい」と、お話して下さった。

 

【プラス思考で考える】

◆今の企業、640名の新入社員のうち、6割強が高卒だそうだ。工場長は全員高卒。「大学行ったから、知っているから・・」ではなく、「できること」が大切。

◆祖父の世代では出生270万人、父の世代は200万人、子の世代は110万人、10年後は70万人になる。つまり昔は”1番”になることは大変だったが、出生率が下がり、おじいちゃんの世代より2倍~3倍、簡単になった。

・・・このように、どんな環境の中でもプラス思考に考えることが大切だ、とお話下さった。←(なるほど・・!)

 

【夢・願望・志】

◆「夢」は空想。「願望」に変える、でもこれは心の中のこと。人に向かって言えるのは、「志」。”常に「志」を持とう”。

そして、文章や計画の中に落とし込むことが大事だ。寝る前と朝、「今日は、明日は何をしよう!!」と”ワクワク感”を持つこと。「いかに明るく生きるか」が大切だ。そして、”期待はあなたの責任”と、講話を締めくくられました。

(P.S. ちがっている所があったらごめんなさい。)

*****

【最後に】

◆「高校生の前でお話されるのは初めて」、とのことでしたが、大山会長のお話は分かり易く、身体にズンと入ってきました。質疑応答には、4~5人の生徒が手をあげました。一つひとつにやさしく、愛情たっぷりに応えて下さり、その姿にまた感動しました。成功者だから言える言葉やそのオーラで、私がすっかり大山会長のファンになってしまいました。この講話をお聞きして、何人の高校生が目覚めたでしょうか。1人、2人?10人? 心を奮い立たせ、「志」に向かって自ら行動してくれる角高生が、出てくれることを本当に、本当に、期待したいです。

◆私ごとですが、シリコンバレーのスタートアップ会社を経営する為に渡米したのは、39歳の時。周りは、富士通や東芝など日本の大手のIT会社も多く、昼になると男性社員が大勢連れだってレストランで食事を楽しんでいました。環境のすべてを与えられたエリート社員たちと違い、私は半年で売り上げをあげないと、即会社を畳まねばならない厳しい条件下。でも、いつも思っていました。「負けないぞ!」って。米国企業とのプレゼンに勝って仕事を増やし、切磋琢磨したアメリカ生活。自分が本当にやりたい仕事を見つけ帰国するまでの5年間を講話をお聴きしながら、久しぶりで思い出していました。

◆「自分は何のために生きているか」、「与えられたミッションはなんだろう?」と。いくつになっても、追いかけます。「夢」・・ではなく、「志」を。”大山会長も同じなんだな”、と思わせて頂いて嬉しくなりました。スケールは違いますが。(笑)

高校生向けの講話で、大人の私が大感激。(笑)「この感動をあの時、大山会長に直接お伝えしたかった」と、今でも思います。

長くなりました。m(__)m 

大山健太郎会長、そしてこのような素晴らしい「落成記念式典・講演会」を企画して下さった小川校長先生、実行委員会の皆さま、本当にありがとうございました。 高校生のみなさんは、この素晴らしい体育館で心身を練磨し、世界へ羽ばたいて頂きたいと思います。 参加させて頂き、本当によかったです。

再度・・、ありがとうございました。m(__)m

 

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【柿もぎ】

(天高く、食欲の秋。)

事務所前の柿の木。今年はあまり実が成らず昨年の1/4程度でしょうか。高い所がとどかず困っていたら、ちょうどお客さまがいらしたので、採って頂きました。(*^人^*)スミマセン。

数は少ないけれど、すごく甘い柿でした。大家さんにも持って行かなくちゃ。。

食べてみたい方はお早めに・・。(*^^*)v

 


県庁へ

2021-11-09 03:29:54 | 日記

明日(もう今日ですね)は、10:00~ 議会第413回臨時会です。

◆歳出予算の補正。

新型コロナウィルス感染症対策生活困窮世帯商品券給付事業: 250万円。 

新型コロナウィルスワクチン接種事業(3回目) 2,375万7千円(全額国の補助)

補正額合計:2,675万7千円 について、提案理由の説明・質疑・討論・表決

◆コメの需給対策及び令和3年③米価下落に伴う稲作経営農業者支援を求める意見書の提出について

提案理由の説明・質疑・討論・表決 です。

 

*****

【県庁1F】

ここに来ると、必ず撮る写真があります。

(玄関でお出迎え・むすび丸とパチリ♪

手にいっぱい袋を下げていますが、女川高等学園の生徒さんが作った”レトルトカレー”とか、”シフォンケーキ”、”ほや塩”(←これ美味しかったです。200円)が入っています。それから、売店で買った”むすび丸のピンバッチ”など・・。完全に、「仙台観光に来た”おのぼりさん”」ですね。(笑)

(1F・特別支援高校生の販売コーナー)

高校生が販売しています。一生懸命だから、ついつい買っちゃうんですよネ。(*^_^*)

 

で、今回の目的は観光、ではなく・・・、

5期目の当選を果たした村井知事に、ファンクラブを代表して”お祝いの表敬訪問”でした。

(村井知事と、ファンクラブを代表してTさんと菅野・知事室にて)

『村井知事、ご当選おめでとうございます!』

 

村井知事ファンクラブは、新型コロナウィルスのリバウンド防止期間の為、今回目立った活動は控えておりました。前回、前々回の選挙では、県南の街頭演説に”おっかけ”し、開票日には、ファンクラブが総出で選挙事務所に待機→花束贈呈・・だったのですが、今年は各自、自宅で静かにお祝いしました。会長(私)は開票立会人で、朝まで田園ホールでしたし・・。(A^。^; それで今日、直接ファンクラブからのお祝いメッセージを伝えする為に、代表で県庁へ伺ったのでした。

村井知事、お忙しい中お時間を頂き、ありがとうございます!m(__)m

やっぱり、ウィルス影響下での選挙は大変。公務もこなしつつ、衆議院選や県議会議員補欠選挙などのお手伝いに顔を出していらしたとのこと。本当にお疲れ様でした!! m(__)m

 

***

村井知事は、私の初選挙の際激励・応援して下さったご恩があります。”議会だより”や”菅野マホ・ニューズレターVol.3”をお見せして、現在の私の活動報告もさせて頂きました。(*^^*) お蔭様です~。

【病院のおはなし】

また、今回の”病院統合(予定)”によって、県南地区での周産期医療が可能になること、赤十字病院を(県南・名取に)移すことで、救急搬送に時間がかからなくなること、などのメリットをお聞きしました。県南の産科婦人科の医師不足は深刻です 気にしているご様子でした。角田にとっては、県南(例えば名取)に産科婦人科のある総合病院(赤十字病院/がんセンターは元々名取)が来ることは、嬉しいことです。 誤解が多い中、私も機会を捉え、市民の皆さんへご説明したいと思います。 

(企画中:名取市&富谷市に2病院づつ移転・TV画像より)

【お米のはなし】

それから、ブランド米の『だて正夢』の価格が下がったことについて、農家から「ブランド価値を守るためにも価格は一定にしてほしい」という要望があり、それを知事にお伝えしました。コメ余り現象は全国同じ。私も宮城県人として、10年かけて宮城県が開発した『だて正夢』のブランドを大切にしたい気持ちです。議員になる前には、宮城米(『だて正夢』含む)を持って、ベトナム、ホーチミンに試験販売に行ったことを思い出します。たぶんこの時が、『だて正夢』を海外に紹介した一番最初だったと思います。(*^_^*)v

(ホーチミンのホテルにて、だて正夢試食・契約コーナー)

平成30年冬なので、まだ私は髪の毛が長かったですね。その時、2つの米販売会社から引き合いがあったのですが、販売できる米量が先方の需要を満たせず、断念した経緯がありました。今年からは米余り傾向があるので、海外の流通先を探してみようかな、と思っています。 ・・なんてお話も少しさせて頂きました。(*^_^*)

あっという間の表敬訪問。”村井知事、これからの4年間も、がんばってくださ~い。 ”

・・ということで、角田へ帰ってきました。県庁も仙台も、ひさしぶりでした。

 

*****

【Koi-chan】

(小さいKoi-chan達の大きな水槽)

ひさびさの、成長報告。(*^_^*)

赤白の側に、真鯉がいるの、わかりますか?黒い石に見えますが・・。

真鯉は性格がやんちゃなので、今まで、”のんびり赤白Koi-chan”と一緒にしなかったのですが、それぞれに成長が遅いものが出て来たので、色分けではなく、大小で分けて小さなエサをあげています。初めは落ち着かなかったKoi-chanたちですが、今は、食べやすい大きさのエサを食べながら、仲良く生活しています。

来年の5月には、また新しい命が誕生します。そうしたら、池にこのKoi-chanたちを放す時。はやく大きくなぁれ