旧丸森線から阿武急へ20の対策 角田市

2023-11-29 11:39:09 | 日記

11月26日(日)、「第2回 あぶきゅう応援団定例大会」が角田駅2階で行われました。 今回も盛況です♪(*^_^*)

(右は挨拶をする黑須団長)

◆ 団長から、前回でたアイディアを紹介しつつ、この1か月の活動内容をみなさんにシェアしました。阿武急沿線の街が次々と繋がっていっています。

(「旧丸森線特別対策室」の思い出を語る当時の玉手主査)

◆ 昭和56年4月1日 当時の浅川市長より「丸森線特別対策室」勤務を命じられた玉手富士夫さん(当時30歳)は、車時代に入って国鉄の運営が厳しくなる中、丸森線を守る中心組織のお一人として、たくさんの対策をとっていました。

◆ 市役所としての活動は13件、学校関係は4件,市民活動は3件、合計20もの対策を角田市~沿線地域で行っていたそうです。今の阿武急の対策としても十分活かせる内容で、約30分の玉手さんのお話は大変、大変参考になりました。

◆ 例えば、気仙沼市への角田市民号臨時列車や、市民を巻き込んだ阿武急展示会他など。『乗って残そう!丸森線』は、現在の黑須市長が小学校の時に作ったものだとか。 

◆ 角田市ではやっと、「角田市阿武隈急行利用促進協議会」(35名)ができたばかり。まだまだ情報拡散、共有がされていません。玉手さんが語っていたあの、丸森線の頃の市民の熱さ!戻したいですね!!

(市民からたくさんの質問やかつての施策を紹介いただく)

◆ 講話の後は、質問タイム。当時、沿線駅で「ママさんコーラス♪」を作って、『走れ!あぶきゅう』という歌を歌っていたとの話を会場の方からお聞きしました。是非、次回は 伴奏付きでご披露いただきたいと思っています。(*^_^*)v

(柴田町の小田部議員と秋元議員より、島原鉄道視察のプレゼンテーション)

◆ 柴田町の議員会派で、九州島原鉄道の視察に行ってきたそうでそのプレゼンをしてくださいました。「海に一番近い駅」というロマンチックなキャッチがついた、CMロケ地としても名高い場所です。

◆ しかし、かつては赤字続きのローカル線、色々な施策を通して現在のV字回復を成し遂げた、その数例をご紹介いただきました。やはり「赤字ペン!」。根強い人気があります。グッズも大切な黒字化要素です。阿武急もヒット作品を作りましょう!(*^^*)v

次回の「あぶきゅう応援団定例大会」は、12月23日(土)午後2:00~、角田駅2階になります。今度は昼間なので学生さんも参加できそうですネ!b(*^。^*)

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11月22日には、ラッキー&ラプラスの室内ラッピング列車が走り、角田の幼稚園児もご招待されました。

(ラッキーの絵が阿武急の中にも外にも!かわいぃ

 (「ポケットモンスター」の”ラプラス”&”ラッキー”の社内吊り広告♪)

◆ 沿線自治体の子ども達が招待されたようです。でも、阿武急本社⇒市町村を通さないで、阿武急⇒直接、施設に電話があったようなので、是非、担当課へ繋いでもらいたいと思います。そこ拡がるのに大切なので阿武急本社へ要望だしますネ!

このかわいぃラッピング列車を知らない子どもたちや施設があるのは、勿体ないです。(*^^*) みんなで楽しみましょう!

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今日は、ちょっと寒いですね。みなさん、暖かくして過ごしてくださいネ!

 


第2回目 「あぶきゅう応援団」定例会@角田市

2023-11-21 21:24:23 | 日記

10月29日の「あぶきゅう応援団結成大会」から、早くも1か月が経とうとしています。で、第2回目「あぶきゅう応援団」定例会のご案内です。(*^^*)v

(第2回「あぶきゅう応援団」定例会 ちらし)

「旧丸森線から阿武急へ、対策室の秘話」

国鉄丸森線存続の危機に直面し、当時の浅川角田市長が「丸森線特別対策室」を立ち上げました。対策室主査だった玉手富士夫氏(現角田市文化協会会長)が、当時の対策室の熱い仕事内容・対策の数々をお話してくださいます。

乞うご期待!! (*^o^*)/

◆ ほかにも、柴田町議会議員が赤字路線V字回復のヒントを九州に行ってまで探してくれた貴重なプレゼンテーションもあります。

◆ みんなで、V字回復のアイディアを考え、熱くあぶきゅうを応援しましょう!

 

【政宗ブルーライナー ラストラン】

https://www.tetsudo.com/event/46196/

◆日曜日、あのかわいい政宗ブルーライナーが最後の出発というニュースを見て、あぶきゅう応援団の黒須団長と梁川駅まで行ってきました。

(最後の雄姿を撮ろうと、撮り鉄の皆さまが大勢・・)

◆ この列車は、なんと!急行列車!!初めて「阿武隈急行」に乗った気分でした。止まった駅は、富野・丸森・角田・東船岡・(終点)槻木のみ。早いです。

(ラストランのアナウンスをした車掌さんと団長@槻木駅)

◆ ラストランにかける阿武急の職員さんの熱意がすごく伝わりました。手作りの「乗車証」を全員に配ってくださったり、最後のアナウンスに政宗ブルーライナーとの思いでを話して下さった車掌さん、感動しました。

(角田市スペースタワーコスモハウスもペイント♪)

◆まだまだ、走ってもらいたい、それがダメなら、展示してもらいたい素敵な車両です。しかし、こんな素晴らしいイベントも市民には知られていません。角田市から乗り込んだのは、数人の乗客(鉄っちゃん風)と我々のみ。もっと、知って頂きたいイベントでした。

◆22日には、梁川駅で、「ポケモンラッピング列車」の内装ラッピングがお目見え。セレモニーもあるとか。是非、角田市の子ども達にも乗ってもらいたいです。

「角田市利用促進協議会」ができたのに・・、情報が流れていない!?やっぱり今回も、一般質問しないとだめかなあ・・。利用促進協議会の意図は何なのか、組織の長を置いて、そこから広く情報を伝える為ですよね。再確認したいですね。

 

~ 今日は議会:全員協議会。12月議会がそろそろ始まります。~

 


陸羽東線の調査は紅葉と共に♪

2023-11-04 11:41:03 | 日記

(鳴子峡の紅葉、真っ只中!美しい!)

◆ 陸羽東線の鳴子温泉~中山温泉間。ゆっくり走行してもたったの10秒未満の絶景・・。それを見るために大勢の観光客がこの陸羽東線に乗り込んでいます。海外のツアー客が多かったです。この瞬間を切り撮りたい!・・わかります。

◆ 旅館のおかみさんに聞くと、コロナ前は中国とか韓国の団体さんがほとんどだったけれど、今は金髪の方が多くなった、とのこと。私も話しかけた数人の方は(香港のお客さんもいたが)アメリカやヨーロッパ系の観光客が以前より多くなった印象がありました。

【調査開始@古川駅】

◆ 新幹線で古川駅へ到着。夕方4時の陸羽東線に古川駅から乗車、鳴子温泉駅までの約45分間の列車の旅です。今回は2度目の陸羽東線調査旅行。阿武隈急行線の窮地を救うため、赤字路線としては先輩の(←ゴメンナサイ!m(__)m)大崎市を走る陸羽東線へ2泊3日の調査、開始です!(*^^*)v

(陸羽東線の社内、鳴子まではまあまあのお客様)

◆ 2日で、①古川~鳴子温泉、②鳴子温泉~(山形)新庄、③新庄~(陸羽西線代替バスで)古口~最上川船下り~古口~新庄、④新庄~鳴子温泉 ⑤鳴子温泉~古川 の乗車をしてみました。

◆ 気づいたのは、阿武急の路線と酷似していること。

阿武急に至っては、福島駅~梁川駅までは黒字路線、宮城県側の、槻木駅~(角田)~丸森駅間はまあまあの利用客(コロナで完全に戻ってないが)。福島県と宮城県境の4駅はほとんど利用がない無人駅。

陸羽東線も、県境にかかる最上~中山平温泉までの4駅は乗車なしの状況でした。

(陸羽東線の車両)

◆ あぶきゅうと違って、ラッピング列車はありませんし、列車運行もあぶきゅうの方が断然多いです。こうしてみると、阿武急は恵まれている?利活用促進も可能性高いのでは?と思いました。がんばれ!あぶきゅう!!(*^。^*)/

 

【陸羽西線】@山形新庄

◆ 山形の新庄~陸羽西線(バス代行)で、最上川船下りのある「古口」まで行ってみました。阿武急のあぶくま駅から船下りがあるので参考にできれば、と思ったのですが・・、とにかく案内が不親切でした 駅の改札で聞いても、観光案内所のお嬢さんに聞いても、”陸羽西線”について中途半端な説明ばかり。結局、代替バスの停留所もわからず、切符も車内でチケット販売がなくJRで事前に購入することも知らず・・、山形の人なら知っているかもしれないけど・・観光客向けの対応ではないなぁと思いました。極めつけは、古口駅で降りて船下りの発着口まで10分間歩くこと。その道順がわからないと言ったら、「わかりますよ!」で終わり。。。(A^^;E? 最終的には教えて頂きましたが、個人差はあれど、宮城県と山形県の県民性の違いなのでしょうか?(宮城県人ってしつこい位、道順は教えますよね。)

◆ また、新庄は陸羽東線の始発駅なのに、陸羽東線方面(宮城県側)の観光案内もなく、観光案内所で鳴子峡のパンフレットも端の方に置かれている状況を見て、”県境の路線を維持するのは難しいのだなぁ”、と思った次第です。(A^。^; 福島~宮城、宮城~山形。お客さんを取り合いするのではなく、希望するお客さんを真ん中に、お互いWin-Winで情報提供して頂けたらいいなと、思いました。

【TRAIN SUITE 四季島@鳴子】

(「四季島」を歓迎する市長さんと、かぶり物を着た観光協会のみなさま)

◆ 最終日の朝。ラッキーなことに、鳴子温泉に豪華列車「トランスイート四季島(しきしま)」が到着し、市や観光協会、住民の方が歓迎していました。到着した四季島は、二泊三日のスイート(2人)で、130万円程。コロナ中は新婚旅行に利用するカップルもあったとか。乗車のお客様は2時間ほど、鳴子駅前の歓迎イベントを楽しんでいました。

(出発の金の鐘は8回。大崎市長・市民代表そして、私角田市議が抜擢!?)

◆ 光栄なことに、重要で貴重な任務のトランスイート四季島の出発を知らせる”鐘鳴らし”を私にさせて下さいました。緊張しましたが、楽しい体験でした。

◆ こうやって、住民や観光客が陸羽東線に愛着を持つようにイベントを引っ張ってきているのだな、ととても参考になりました。これもトップセールスでしょうか。

(キャラクター「なる子ちゃん」と共に)

◆ やっぱり、大人も子どももキャラクターが大好き!阿武急にも”ひかりちゃん☆”が乗り込んで、お客さんとコミュニケーションすれば(あの県境で)、インバウンドも期待できるのでは?と思いました。是非「ひかりちゃん☆列車」の運行を

【あたたかい鳴子の人々】

(前日陸羽東線から眺めた鳴子峡を上から眺める。

◆ 帰りの電車まで時間があったので、旅館のおかみさんが車で紅葉を見せて周ってくれました。地元の人しか知らない絶景スポットに、もう感激!!(*^_^*)美しい~ 旅館をしていたという、元のご自宅にも案内して下さったり、美味しいお土産屋さんにも寄っていただき、調査だけではなく、鳴子を満喫しました。

(駅で。「チーズ!」パシャ! おかみさんと私)

◆ ”ゆきこ女将”のお見送りで、陸羽東線に乗り込み一路、古川へ。その後、大崎市役所で、陸羽東線担当者と打合せ。市役所のみなさんは、「あぶきゅう応援団結成大会」の新聞記事は読んでいて、「市民活動としては大崎より進んでいる」とおしゃっていました。(具体的には、おいおい書きますね。)(*^_^*)v

◆ 今後も、陸羽東線を始め、阿武急と同じ問題をかかえる沿線に伺いたくさん学んで、阿武急利用促進に寄与したいと思っています。

◆ あぶきゅうの応援、これからもよろしくお願いします!!(*^〇^*)/