ＫＤＤＩ、電子マネー参入 スマホから入金

　ＫＤＤＩ（ａｕ）は13日、電子マネーサービス「ａｕウォレット」を５月から始めると発表

携帯電話の契約者に専用のカードを発行。スマートフォン（スマホ）のアプリ（応用ソフト）から入金できる手軽さに加え、アプリを通じて買い物情報を発信することで店舗の集客につなげる。

味の素、ｉＰＳ細胞向け培養液販売 16年から

　味の素は13日、京都大学ｉＰＳ細胞研究所と共同開発したｉＰＳ細胞向けの培養液を2016年から販売すると発表した。

培養液は動物やヒト由来の成分を使わず、感染症の危険性を抑えられる。

第１弾として網膜の再生医療を目指す創薬ベンチャー、
ヘリオス（東京・中央）などに販売する方針。

バイオ技術で精製した成分のみで培養液を作った。ＢＳＥ（牛海綿状脳症）など動物がもつ病原体にｉＰＳ細胞が汚染される恐れがなくなる。培養効率も従来の30倍以上という。

再生医療の特許期間、最長25年に延長 特許庁

　特許庁は13日、再生医療に関わる製品の特許期間について、有識者との検討会を開いた。通常の発明品より５年延ばし、最長25年を容認期間とすることを正式に示した。個別の製品ごとにどう延長期間を認めるか、今春をめどに基準をまとめる。11月には特許法の施行令を出し、再生医療の普及につなげる。