日銀の「債務超過」か? 金利が上がればどうなるか
日銀が保有する国債が、今後、長期金利が上昇で含み損が自己資本を超え、日銀は債務超過に陥る。これによる日銀納付金の停止は、国民負担を増加させる。
日本銀行が保有する国債の時価評価が簿価を下回り、含み損になった。
11月28日に発表された4~9月期決算によると、2022年9月末時点の国債の簿価は545兆5211億円で、時価は544兆6462億円だ。差額の8749億円だけ含み損が発生した。
日銀が保有する国債が、今後、長期金利が上昇で含み損が自己資本を超え、日銀は債務超過に陥る。これによる日銀納付金の停止は、国民負担を増加させる。
日本銀行が保有する国債の時価評価が簿価を下回り、含み損になった。
11月28日に発表された4~9月期決算によると、2022年9月末時点の国債の簿価は545兆5211億円で、時価は544兆6462億円だ。差額の8749億円だけ含み損が発生した。
金利が上昇したためだ。新発10年物国債利回りは、3月末時点では0.22%だったが、9月末には、日銀が上限とする0.25%近くにまで上昇した。
長期金利が0.13%ポイント上がると、債務超過になると。
長期金利が0.13%ポイント上がると、債務超過になると。