ニッケル水素電池で定置型エネルギー貯蔵に革命を起こすか?

　再生可能エネルギーは、バッテリーのスタートアップEnerVenue（エナベニュー）が109億円調達、クリーンエネルギーを加速か。定置型エネルギー貯蔵に革命を起こす画期的技術を開発したという。

　ニッケル水素バッテリーのテクノロジー自体は新しくない。実際、航空宇宙分野では人工衛星から国際宇宙ステーション、ハッブル望遠鏡にいたるまで、数十年前からさまざまなものの電力源として用いられている。

　しかしニッケル水素は、地球規模で利用するには高価すぎた。しかし、最適な材料を組み合わせる方法を見つけることでコストを大幅に引き下げようとしている。　

　それに超高温にも超低温も耐えられる（空調や温度管理が必要ない）、メンテナンスがほとんど必要ない、そしてはるかに寿命が長いと。