MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

郵便事業㈱はサービス低下中(台北からの年賀状)

2007年12月21日 | あらかると
前回紹介した台湾の実業家陳氏からの賀状が昨日配達されてきた。葉書をよく見れば年賀状とわかるのに配達されてきた。これまでは配慮があってか正月一日に配達されていたが、郵便事業㈱となってその心遣いが消えてしまったのかもしれない。残念である。
また、昨日買ったインクジェットの葉書50枚を近くの特定局に写真用葉書に交換に行ったところ「葉書無料交換云々」という書類に署名しろという。交換していただかないと困るので記名したが、葉書を売るときは「言わなければ」レシートとか領収書も発行せず、交換するときは書類を提出しろという。顧客の利便よりも郵便事業㈱側の利便しか考えていないことがこんなことからもわかる。たまたま必要があって2日続けて行くことになった新体制の郵便局で「社員になりきれて居ない官僚の残骸」を見る思いであった。
今後はもっと民間会社の経験豊富な人材を確保するなどして、「顧客本位の会社作り」をし「実力中心主義の人事制度」や「ブレーンストーミング」などの手法によって新分野や新商品を開発していかないと生き残れないように思われる。
それでなくても、インターネットや携帯の普及により、個人による葉書や封書は使われなくなっているのだ。


写真は台湾の年賀状で、日本のようにお年玉抽選番号が入っている(絵入り官製はがき?なので裏面は鼠をデザインした絵が入っています。又切手のように見えますが印刷です)。それよりもなによりも葉書額面のみで航空便料金を取っていないのがすばらしい。ちなみに、日本の賀状を外国に送る場合は20円切手を追加して貼らないと差出人に戻ってきます。さらに、送ったその葉書がお年玉抽選で一等に当選しても外国なので無効になります。日本に返送していただいても駄目なのかなぁ?

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