MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

白馬岳

2008年08月20日 | あらかると
白馬岳は標高2,932mの北アルプス北部の山で、名前の由来は春になると雪解けで岩が露出し黒い「代掻き馬」の雪形が現れることから、「代掻き馬」→「代馬」→「しろうま」となったものである。
雪渓の上部は夏期には日本有数のお花畑が広がる。高山植物の固有種や希少種も多く、高山植物群落の規模も大きいため、日本を代表する高山植物帯・特殊岩石地(蛇紋岩、石灰岩)植物群落として、1952年3月29日に長野県側の国有林を中心に、富山県・新潟県を含む広大な地域が特別天然記念物「白馬連山高山植物帯」に指定されている
雪渓、お花畑、岩場、山の温泉とさまざまに楽しめる要素があり、交通の便も比較的良いことから、夏季にはたくさんの登山者が訪れて混雑する。なお、山頂直下に位置する白馬山荘は日本最大の収容人員を誇る山小屋である。夏期の登山者の大半は大雪渓を経由して登るため、夏休みの時期には大雪渓上は長蛇の列となることが多い。
(以上の情報と最初の写真は・Wikipediaより引用しました)

下の写真が、白馬大雪渓(hakuba-dai-sekkei)です。周囲の山の斜面からの雪崩で落ちた雪などが堆積して形成されています。したがって、急峻な登山道にも拘らず、岩のようにごつごつしていないので意外と登りやすいです。すべりを防止するため簡易なアイゼン(登山靴の下につける鉄の爪)をつけましょう。


雪渓を登り終えると、殆どの人が休憩を取り、お菓子やお茶、昼食などを楽しみます。下の写真は団体が登っている様子。


標高2550m地点。この周辺は高山植物が多く、お花畑が形成されていて、疲れた登山客を和ませてくれます。写っているのはややメタボリックな私。背中のリュックには約2日分の非常食と、バーナーや燃料、水などが入っています。


お花畑には数多くの高山植物が咲いていて、写真撮影を楽しむことが出来ます。しかしこの日は天候が急変し、あっという間にガスが出て周辺の光景が見えなくなりました。


日本一の山小屋、白馬山荘に到着。荷物を預けて暮れ行く山の散策を楽しみました


山頂で見る夕焼けは素晴らしく、とても写真では表現出来ません。


下に見えるのが白馬山荘です。


栂池方面に縦走します。




栂池には下りず、蓮華温泉方面に下りました。野原の中にある野天温泉(無料)に浸かり、野鳥の声を聞きながら体を休め、その日は姫川温泉に宿泊しました。すべて十数年前の出来事です。
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