朝の日本晴れは何だったのかと思うほどに午後からは曇った。
鯊釣りの名所である江戸川放水路の鯊を釣りに行く予定をしていたが、風が強く諦めた。
風は、自転車と釣りには相性が悪い。
北風の時に江戸川まで行くのは追い風なので楽だが、
帰りは迎え風となり、数倍の体力と根気が要求される。
釣っている時、風が吹いて波が立つと微妙なアタリ(魚が餌を食べるときウキが動く)が判らないのて、
合わせる(針が飲まれるのを防ぐため、竿を瞬時に動かす)のが難しく、
針を飲まれてしまう可能性が高くなる。
とくに鯊釣りの場合は、まごまごしていると針が飲まれる確率が高くなる。
写真は21世紀の森と広場で見た懐かしい「はさがけ」。
竹や丸太などを使って荒縄で稲が干せるように組んだものを「はさ」といい、
「はさ」に刈り取った稲を架けて(はさがけ)乾燥させる。
乾燥後は脱穀して稲の実を収穫する。
実は更に「籾摺り(もみすり)」をして、籾殻と実に分けられ「玄米」が出来上がる。
残った稲藁(いなわら)は、荒縄や俵などに加工されるほか、竈などの燃料としても使う。
籾殻も、鋳物で出来た籾殻専用の組み立て式の竈で燃料となった。
とまあ、昔の田舎暮らしのことなどを思い出したが、
今はコンバインの時代で、千枚田のような面積の狭い田圃以外では
稲刈りや「はさがけ」の光景は見られなくなってしまった。
農業と言えば・・・・・
日本有数の豪農地帯に住む「じいちゃん」が
中国人農業研修生の選抜面接に中国まで行ってきた話しがブログに掲載されました。
中国での面接のこと、過去に来た研修生から歓待を受けたこと、
今預かっている研修生に現地家族からたくさんの土産を持たされたこと、
さらには選抜方法など興味の引く事柄が色々と語られています。
豪農地帯の「じいちゃんのブログはこちらから」10月29日から11月2日まで数回にわたって掲載されています。
政治的にはギクシャクしている日中関係も
民間レベルでは大いに期待されている日本なのです。